2012年03月28日

仕事文早描き方

今日はビジネス書の紹介。




■■要約
◎課題
現代において、速読法は多数あるが、「速書法」を説いた本はない。
これは、原因として、その成果が明確にわかる(インプットではなく、
アウトプットである)ことで、まやかしが通じないためである。
この速書法によって、アウトプットを以下にすばやくするように
なるかについて伝授したい。

◎解決策
速書するためにはまず自分の実力を知ることである。本書に掲載された試験問題にチャレンジしてほしい。その上で、1時間に2000文字程度の速度では文章が書けるようなトレーニングを紹介する。
 ・時間を区切って、いろいろなテーマについて書くこと
 ・小文を短時間(10分)ほどで書き上げることを繰り返すこと
 ・社説やコラムを書き写して、上手な文章に触れること
 ・下書きをしたり消しゴムを使わずに書く意思を持つこと
 ・PCに入力するときのこつ
  ・タッチタイピング
  ・ランダムキーワード入力
 ・コンテンツスキルを磨く
 ・常に全体像を考え続ける

◎目次
第0章 なぜ「速書力」必要なのか
第1章 まず書く能力を点検し磨き上げよう
第2章 速書力トレーニング
第3章 この技術を駆使して「速書力」を増強しよう
第4章 「速書力」を底辺から高める法

◎キーワード・キーフレーズ
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技法
1.文章の種類をしっかり把握し、適した書き方をせよ
2.仕事文は「型」にはめて書け
3.仕事文の基本は3段仕立てがよい
4.「序論」には文章の大意を書いてしまえ
5.「本論」に書き込むのは7要素と心得よ
6.考える力はい"常識なぜなぜ分析"で
7.材料のグループ分けはサインペンを活用せよ
8.力ード活用も有効な武器だ
9.ワープロソフトの「移動」機能でグルーピング
10.1文には1内容を盛れ(ワンセンテンスコンテンツ)
11.1文は80文字までがよい
12."文章内離婚"(主従泣き別れ)はなんとしても避けよ
13.仕事文は大いに接続詞を活用せよ
14.1トピックを1段落とせよ
15.トピックセンテンスは第1文に置け
16.句読点を多用しても悪くない
17.応用範囲の広い「待ち伏せ発想」
18.第1ラウンドの出鼻(書き出し)で、有効パンチを叩き込め
19.終わり30秒(結び)で印象点を稼げ
20.時点の活用があなたを文章名人にする
21.「書く」とはマーケティングと心得るべし
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★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−(要約)
速書力には、基礎能力が必要である。
基礎能力とは、「発想力」「傾聴力」「記憶力」「論理力」である。これらを高めるためには、
 ・課題について徹底的に考え、それがふと力を緩める瞬間に
  天啓のように降ってくるように勤める
 ・人の話を整理しつつしっかり聞くこと
 ・物事を正確に記憶すること
 ・論理構成をつねに考えながら作業をするめる
ことが必要である。
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文章心理学の先達である波多野完治氏(故人)は、「ひと息に読めるのは75 字くらいではないか」という説だったようだ。また、関西国際大学が入学してきた大学1年生に指導しているテキスト(前出「知へのステップ」)によると、ぐんと短く40字程度がいいと述べている。
さらに、木下是雄氏は50字説があると紹介し、野内良三氏もご自分では50字を心掛けておられるという。これなども、仕事文の種類によってちがってくるから、あまりマニュアル的に決めつけるのも考えものだろう。判断の材料になるのは、ワープロソフトが1 行40字前後であること、一般書籍の1行もおよそ40〜42 文字くらいであることだ。ふだんもっとも目にする機会が多いこれらから判断すると、その2行分、80字が最大限度といっていいのではないか。
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◆1日1題、20分で新聞の社説やコラムを清書する
 :
その意味で、主張の内容に関係なく、文章として注目していいのは、
コラムであり社説だろう。ただし、コラムは情緒文であり、ここで
の手木にはなりにくい。なので、仕事文である社説を清書しようと
提唱したわけだ。
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では、(1段落/トピックは)何行くらいがいいか、ということになるが、行の数についてはマニュアル化するべきではないだろう。木下是雄氏は、前掲書で「『標準的な長さは?』と無理に聞かれれば、私は『200字ないし300字」と答える。ほんの目安である。長すぎるパラグラフは、読者に読む気を失わせる。短すぎるパラグラフがつづくと散漫な印象を与える」と述べている。
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◆トピックセンテンスは第1文におけ
1.トピックセンテンス(その段落で言いたいこと)は段落の1番目
 にもって<ること。そうすることによって、何をいいたいのか
 が明瞭になるからだ。
2.しかし、そうした構成の段落だけが続くと単調になるので、
 ときにはトピックセンテンスを2番目、3番目にはずすことも
 考えたほうがいい。ただしこれは中級の技術になるので、初心の
 うちはこだわるペきではない。
3.トピックセンテンスと主旨のちがう文は、同じ段落の中には入れ
 ない。それはそれで、別な段落を設けて言及すればよい。
4.トピックセンテンスの主題と関係ない、傍系の話はなるべく挿入
 しない。もしどうしても挿入すかつこる場合には、括弧でくくる
 のがよい。
5.とくに強調したいトピックは、トピックセンテンス単独で1段落
 とすると、効果的なうったえ方がきる。
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◎著者
高島 徹治
週刊誌記者、編集プロダクション社長等を経て、経営する会社を
引退したのをきっかけに平成 2 年 10 月から資格を取り始め、
現在では 90 を超える資格をもつ。資格コンサルタントとして講演、
執筆・新聞等への寄稿やテレビ出演など幅広く活動している。

■■評価
◎総合評価
視覚コンサルタントとして第1線で活動する高島氏による、文章をすばやく書き上げる方法。文章術の本は多いが、「すばやく」というキーワードを持つものは、(本書によれば)唯一の本らしい。
キーは、文章にパターンを持つこと、論理的な構成をすばやく立てること、読みやすい文章を書くこと。
それぞれについて文章力をどのようにして向上させていくかを、論理だてて説明した本で、さまざまなトレーに具方法が紹介されて
います。
いずれも、一朝一夕にはできるものではなく、日々の訓練によってその文章力というものが向上していくことができるスキルであると説明されています。

◎読みやすさ
あまり難解語を使わずに、文章力の鍛え方が説明されており、一つ一つの論理に説得力もあり、非常にわかりやすい一冊といえるとおもいます。

◎オススメ
すべてのビジネスマンに必要な能力。速書はアウトプットの能力を高めるための基礎的な力になります。

◎コメント
全体として、論理的には正しいものだろうが、即効性のあるテクニックを期待していると、ちょっと当てが外れた感じでしたが、結局、即効で文章がうまくなる、などというおいしい方法などあるわけではなく、日々の鍛錬と基礎的な知識を組み合わせることによって、その能力を高めていく必要がある、と痛感した一冊でした。


■■影響
◎選書理由
文章の書き方をもっと向上させることによって、人から読んでもら
いやすい文章を書くことがしたかったから。

◎新たに得た知識
・1行を80文字程度に抑えることで、文章は読みやすくなる。
・論理的に賛成・反対をするときには起承転結ではなく、
 序論・本論・結びの形がビジネス文章としてはふさわしい
 

posted by 管理人 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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