2018年10月08日

時間を買う





■特急券・座席指定券


大阪から東京まで移動することがあったとして、あなたはどんな手段を使うでしょうか?

 新幹線(のぞみ指定席) \14,050
 新幹線(ひかり指定席) \13,220
 新幹線(こだま指定席) \13,220
 新幹線(自由席)    \12,710
 夜行バス       \ 9,800 〜 \ 5,000
 格安航空券      \ 9,880 〜 \10,800
 青春18きっぷ     \ 4,260

ちょっと調べてみたところ、こんな感じ。

それなら安いほうがいいですよね。




これに所要時間を追加してみます。


 新幹線(のぞみ指定席) \14,050   2.5h
 新幹線(ひかり指定席) \13,220   3.0h
 新幹線(こだま指定席) \13,220   4.0h
 新幹線(自由席)    \12,710   4.0h
 夜行バス       \ 9,800   8.0h
 格安航空券      \ 9,880   1.2h(5.2h)
 青春18きっぷ     \ 4,260  10.0h

更にこんな感じ。

格安航空券は空港までの時間+空港から目的地までの時間がありますので、前後2時間として、括弧内に追記しました。





■座席指定券


一般路線でも座席指定券があるものがありますよね。私はJR通勤なので、JRだとホームライナー(セントラルライナー)といって、310円出すと座席指定券が買えます。これだと所要時間も10分ほど短くなるのと、座っていける。

■時間コスト


最初の質問に戻りまして、

 あなたらな、どのような交通手段を使いますか?

ちょっと質問の仕方を変えると

 あなたの時間をいくらで買いますか?

ということです。

■移動は価値を生まない


製品を製造するときに、「ムリ、ムダ、ムラ」というのはカイゼンのネタです。
たとえば、ある工程でものを作って、次の工程に渡す時、その工程に製品を移動させないといけないわけです。
しかしながら、その移動を何回繰り返しても製品は完成しません。工程で作業することによって製品は作られているのです。これを製造では

 移動は価値を生まない

という言い方をします。移動のための距離・時間はムダだから排除するべき、という理屈です。

ところが、そういった製造を経験している人でも、自分の移動に対しては非常に無頓着な場合が少なからずあります。

お金は、何かの情報を仕入れたり、勉強したりすることによって取り返すことはできますが、時間だけは巻き戻しは聞きません。つまり、時間は出ていってしまうだけの存在です。
それなのに、その時間を全く大切にしないのは、「ちょっと」ではないでしょうか。

■時間術とお金


時間管理を一生懸命やっている人が、移動のために10分、15分を無駄にする。
これほど矛盾したことはないと思います。

あなたの1時間あたりの、いや、1分あたりの労働コストを見積もってみてください。

例えば、年収1000万。この人の労働コスト(会社が支払っているコスト)は、おおよそ年間1800万くらいかかります。これを仕事をしている時間300日、8時間で割ると125円/分。

1分ムダにするということは、125円をドブに捨てるということです。

■時間は買える


「時間はお金で買える」。

このことをしっかり頭に入れておいてください。

ということで、最初の質問。

 「大阪から東京までの移動手段に何を使いますか?」

私の答えは、新幹線のぞみの指定席

■満員電車には乗らない


以前にも書きましたが、朝はやく移動して満員電車には乗らないという仕事術があります。
もう一つの電車の仕事術は

 お金を払って時間を買う

ということです。

それによってできた時間を使って、新しい情報を仕入れ、新たなアウトプットを作り出すためにはどうすればいいかを考えることです。

最初にも書きましたが、私は基本通勤は、

 出勤: 朝早く駅出発の電車で座って移動
     座席指定の電車に間に合えば指定券で移動
 退勤: 座席券を買って移動

としてます。会社から座席指定券の通勤費は出ませんので自腹です。
それでも座ってこれることによって

 10分早く自宅につけるので、1日に振り返りの時間を取る
 移動中はゆったり座ってこれるので、その時間に読書をする

という事をやってます。そのおかげで、1ヶ月の読書量は人並み以上です。

■ビジネスクラス


海外出張も基本的にはビジネスクラスを使うか、1クラス上の有料会員登録をします。
会社からはエコノミークラスの費用しか出ませんが、チェックインカウンターで、申しこめばアップグレードしてくれます。

ビジネスクラスや有料会員になると、

 ・出発までラウンジでゆっくり過ごせる
  ※ラウンジは基本的に飲み放題、食べ放題です。
 ・登乗時に並ばなくていい

というメリットがあります。
この時間の差はエコノミーと比べると圧倒的に違います(もちろん、飛行機会社からのサービスもすごくいいです)。

その時間を使えば、メールを処理(無料で高速インターネットが使える)したり、関係部署に指示を出したり、あるいは勉強のためのインプットをしたりと、エコノミークラスではできない活動ができます。

時間管理をするということは、「時間を大切にする」ということですね。
大切にしているのであれば、当然、行動を伴わないといけないということです。
ちょっとのお金を惜しんで、時間をドブに捨てておいて、「時間を大切にしています」なんておかしいですよね?




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