2012年10月11日

シャアに学ぶ仕事術




■■評価

●コメント
非常に面白い本でした。

赤い彗星のシャアといえば、ニヒルで格好のいいキャラですね。
シャアの性格というと、一つひとつの行動は非常に論理的・知性的なのですが、初代ガンダムでは「親の仇を取る」という非常に個人的な理由で行動しているように、目的がすごく感情的な人物として描かれています(反論はあると思いますが)。

初代ガンダムでは敵役として登場して、ガンダムには負け続け。
ところがその続編では、ヒーローを導く導師役として非常に重要なポジションを担っていきます。

何れにしても、彼の行為自体は(その目的は別として)、先を読み、過去の失敗を生かしてどんどん手を打っていくという、リーダやマネージャとしては「羨ましい才能」といえるでしょう。

それを解説した一冊です。

ガンダムといえば、セリフが印象的なものが多いのは特徴。
これはいつかは格言になりそうなものも数多く出てきますので、こういった視点の本が読んでみたいな、と以前から思ってました。これはその欲求を満足させてくれました。

この本はガンダムシリーズのなかでも、シャアのマネージメント力についてスポットを当てています。

この本を読んで特に「なるほど」と思ったのは、シャアの変化です。

最初に書いた通り、初代ガンダムはシャアは自分の欲望(復讐心)だけに囚われていて、未来を向いていませんでした。つまり、所詮自分のことだけを考えていた小人物。

しかしながら、続編からは人類の未来を築くために戦いを、個人の力ではなく、組織の力で勝ち得ていくというプロセスと組織を大切にするリーダーとして成長を遂げました。

つまり、彼は1年戦争で、自分の個人の目標から、人類全体へのミッションに自分自身を進化させたのです。

いや〜。もう一度DVDでZガンダムを一気に見なおしてしまいました。

■■要約

●課題
シャアは勝者だったのか敗者だったのか。
ジオン軍としては、敗者側に属しているが、本来の目的である、ザビ家打倒という目的は達している。つまり、自分の目標は達成することができたが、戦争には負けたといえる。個人的にも、ガンダムに対して、結果的には負けている。
彼が、もう一度立ち上がった時、なぜガンダムに負けたのかを分析し、また、自分の新しい目標である新たな次代を拓くという目的のために、人を率いるということを見事にやっている。
彼は多くの人達と深くかかわることになり、新しい挑戦の中でクワトロ・バジーナと名を変えた。クワトロは仲間と共に戦い、組織を強くし、組織を通じて自己実現を果たすリーダーシップを発揮していく。

そこで、カミーユ・ビタンとであい、彼の才能を見出し、彼を育てることによって、戦争を有利にすすめる事ができる。

シャアのマネージメントに学ぶところは多い。

●解決策
シャアは自体を変えていくためには、新しい力が必要であると信じて、新しい次代を拓くという目標をメンバーと共有し、若手を教育し、組織を率いて戦う姿から、あなたのマネージメントスキルを見なおしてほしい。


●目次
Chapter1 赤い彗星のシャアからクワトロ・バジーナヘ
Chapter2 シャアに学ぶ新人カミーユの手なずけ方
Chapter3 カミーユがシャアに求めた理想のリーダー像とは?
Chapter4 一年戦争の英雄アムロがカミーユの中に見たもの
Chapter5 プレイングマネージャー、シャアの人心をつかむ技術
Chapter6 リーダーとしてのブライト・ノアとクワトロ・バジーナ
Chapter7 ティターンズと地球連邦軍の崩壊を進めたもの
Chapter8 シャアが見つめる「一歩先」の視点


●要約
赤い彗星のシャアと呼ばれた1年戦争から7年。世界は混迷を極めていた。
そこにシャアが再び登場する。

1年戦争の当時のシャアは、孤高の戦士だったが、Zガンダムになってからは、部下の育成や組織としての目標達成に力を尽くす素晴らしいリーダーに変身した。カミーユという非常に扱いにくいであろう新人を、うまくコントロールして育てながら、自分の戦力として使えるようにしていく、また、他のメンバーをコントロールして、戦場を勝ち抜くことではなく、その先にある自分の理想のために人々を引っ張っていくところに、学ぶべきリーダーシップがある。

◆関連Web

 ガンダムに搭乗できるパイロット四つの条件、アムロやシャアに学ぶマネジメント・経営戦略の要諦
 http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20110404/265774/

 シャアの名言に学ぶ、仕事術
 http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0612/06/news009.html


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シャアに学ぶ“逆境”に克つ仕事術

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ガンダムが教えてくれたこと 一年戦争に学ぶ“勝ち残る組織”のつくり方


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■■キーポイント

★P44−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
期日が絶対のプ口ジェクトでは、早く始めることこそが真のリスク軽減である。ほとんどのプ口ジェクトでは、それが遅延リスクを抑制する唯一の有効な方法だろう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★



★P67−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ひとつの作業、仕事、打合せが完了したあと、部下となった新人と時間を取り、「どのように感じたかり」「どのように考えているか?」をさりげなく質問してみるのです。
その人物のホンネや資質が見えてくる可能性があります。
 「今日の社内会議で何か感じたことはある?」
 「さっきのお客さんとの商談、どう思った?」
こうしたごく簡単な質問でよいのです。あなたと部下の共通体験について感想を聞くことで、相手の視点を理解するきっかけがつかめるはずです。
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★P73−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◆努力や成果をフィードバックする

前述のカール・アルブレヒトは著名なサービス・マネジメントのコンサルタントですが、「自分は小さな歯車に過ぎない」という考えを羽破するには、従業員に会社の情報を提供し、巻き込み、活動や努力の成果を彼らも理解できるようにすることなどが効果的な対策だと結論づけています。物語ではカこ 』 ーユが Ms で出撃して戦果を挙げることに対し、多くのクルーが「凄いね」「大活躍だ」と反応します。こうした周囲の反応で、カミーユは「小さな歯車に過ぎない」と思い込んでいた自分に自信を持っていくのです。
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★P111−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
あなたは自分自身と環境との間にある�W巨大なギャッブ"を消費しながらエースへの階段を駆け 上がりました。その結果、環境のギャッブは縮小し、代わりにあなた自身が成功を手に入れたのです。
こうして、ある環境があなたを成功に導いてくれたのち、今度は、その環境が「あなたを固定化」しようとすることがあります。�W成功�Wは「あなたが同じことを継続する」ことを望むからです。つまり、あなたを成長させてくれた環境が、今度はあなたの足伽になるのです。アムロはこの罠に気づかず、 7 年間も抜け出すことができなかったのではないでしようか。
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