2013年01月31日

目を見て話さない





「人と話をするときは、相手の目を見なさい」

子供の頃から、こういうふうに指導された経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

ところが実際に、これを徹底的にやられてみるとどんな感じがするか、気がついて見えるでしょうか。

私が最初に気づいたのは、交流分析のセミナーに出た時でした。
そのワークションップで、相手と向かいあわせに座って話をする、ということをやったのですが、そのとき講師に言われたのが、「聞き手は相手の目をじっと見て話を聞いてください」という指示でした。




■すごく緊張する


これが結構プレッシャーです。特に自分より身長が低い人から見上げるように、じっと見つめられていると、話そうと思っていることも言えなくなってしまう。

実は、「目を見つめる」という行為は、自分が思う以上にプレッシャーになってるんですね。

ビジネス上の会話でも同様のような気がして、それから相手にプレッシャーを与えないような話し方について研究してみました。

で、最終的には、そうした方がいい場合と、やめておいたほうがいい場合があるみたいで、ケースバイケースというやつです。

■自分より職位が上の人


自分よりも職位が上で、かつ、自分も相手もその力関係を認めている時には、ある程度目を見て話をするのは、真剣さが伝わっていいみたいです。
逆に、下を向いたり、目線を逸らしたりすると、「おい、ちゃんとオレの話を聞いているのか」といわれることもありました。

つまりは、自分が会いてから押されている時には、相手の目を見て話すというのは、効果があります。




■自分と同等レベルにある人


職位の問題だけではなく、自分と対等の会話をしているひとに対しては、7対3の割合くらい(あくまでも「くらい」で正確ではありません)で、相手の目をじっと見ても大丈夫みたいです。

逆に会話で押され気味だなとおもったら、意識的に相手の目を見つめるということをやるようにします。

そうすると、だんだん会話が中立に戻ってきます。

■自分より下のひと


自分より下だったり、会話が自分が相当優勢に進んでいる時には、3対7くらいで相手の目を見るといいみたいです。そうすると、相手はそれほどプレッシャーを感じなくてすみます。

■目線を外すという行為


一旦目を見て目線がぶつかった所で、目線を外すという行為は、動物的本能として

 相手の優位を認める

事になるそうです。

犬同士で吠え合っていて、負けると下を向いて尻尾を下げますよね。
あの行為と同じなのです。

ただし外す方向が重要。

 下側に外す ― 相手に対して負けを認める
 横に外す  ― 相手との距離を取ろうとしている時
 上に外す  ― 話を逸らしたり、何かを考えようとしている

のだそうです。
心理学上はこれにさらに左右方向が加わって合計8方向にそれぞれ意味があるそうですが、それは心理学の本でも見てください。

ここで覚えておきたいのは、「目線は極端に下に外してはいけない」ということ。

■目を見ずに話をする


「相手を見ないで話をする」と言っても、まさか横を向いて話をしたら、だれも自分の話なんて聞いてくれません。

そこで私がちょうどバランスがいいと感じているのは、

 ・相手の眉間
 ・相手の鼻の頭から口のあたり

がちょうどいいようです。

目の位置に近づいていくに従って、相手にある程度プレッシャーを与えることができます。

■目線を合わせる時


目線を合わせるときは、「このタイミングで」という一瞬を捉えて意識的に目線を合わせます。

 ・「〜をしてください」と指示する時
 ・最初に会話を始める時(まず自分が優位に立つ)
 ・話題を変えたり、話のクロージングをする時

こういった時には、相手の目をじっと見つめると、相手も緊張感が増して、真面目な話をしやすくなります。



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