2018年08月27日

PREP読書術



以前の記事にも書きましたが、私は年間200〜250冊程度の本を読みます。
7割以上がビジネス書なのですが、本を読んだあとには、必ず感想文を書くようにしてます。

この感想文に本の要約を書くようになって気がついたのですが、「ビジネス書の構成はどれも似たようなものだ」ということ。これがそのものズバリが書いてある本がありました。


大事なことはすべて記録しなさい


★P127――――――――――――――――――――――――――
では、 200 べージ以上ある本のほとんどは何で構成されているのでしようか。
それが「E」 、つまり著者自身の体験談や、工ピソード・たとえ話です。ある方がこれをうまく表現して、著者の与太話といっていましたが、そのとおりです。
――――――――――――――――――――――――――★


ちょっと「与太話は著者に失礼だろう」とは思いましたが、非常に分かりやす言い方でした。

本書によると、ビジネス書のフレームワークは「PREP」で構成されている

 「P」…ポイント(Point)
 「R」…理由(Reason)
 「E」…エピソード、たとえ話(Episode)
 「P」…ポイント(Point)

という構成。

■読む時間は1/3にできる


これで、本を読む時間が短縮できるようになりました。

つまり、本は最初のP(ポイント)だけ読めば、その内容は殆どわかってしまうということです。
著者によっては、ポイントを最後に書く場合もあったりいろいろですが、(筆者の)パターンさえわかってしまえば、それほど難しくありません。

ビジネス書を読むときには、そこの段落だけを読むようにすれば、そこに書いてあることはほとんどわかります。そこで面白いと思ったことについては、その節をじっくり読むようにすると、読む量自体が1/3くらいになります。つまり、読書時間が1/3になる計算。

過去の記事で本の要約を書いている部分がありますが、これらはこうして抜書きしたものです。
抜書きといっても、いちいち書き写すわけではなく、そのページをスキャナで取り込んでOCRしちゃいますので、スキャナをするという手間はあるものの、本を書き写す作業自体はほとんどしてません。

こうしてテキストファイルにしてしまえば、あとで、「どこかで、こんな話読んだよな〜」と思った時に、書きためたテキストファイルをGREPすれば、多くの場合ヒットさせられます。

■P(ポイント)を見つける方法


ポイントを見つける方法ですが、いくつかパターンがあります。

◆その1:小見出しの単語を探す


小見出しをまずじっくり読みます。と言っても見出しなので20〜30文字でしょう。
それで、その小見出しを覚えたら、その節をざっと眺めます。そうすると、その小見出しの単語そのものが使ってある部分が2〜3箇所見つかります。

その単語を含む部分だけを読みます。

多くの場合、小見出しは、
 ・課題提起型
 ・要約型
のいずれかです。

たとえば、課題提起型であれば

 ・仕事が出来る人間は成功者になれるか?

みたいに、その節に書いてあることの要約が課題として提起されているような場合です。
このキーワードは「出来る」「成功者」ですね。これに対する回答が何処かに書いてあるはずなので、「成功者」の条件などを探せばいいわけです。

要約形は、そのものズバリ、段落のポイントが書いてあるものです。
これは、もうその段落は読まなくても大体想像がついちゃいますので、興味のあるもの以外は、そこを読んでおしまいにしちゃいます。

◆その2:段落の最初と最後の1文だけ読む


以前の記事でも書きましたが、通常読みやすい文章というのは、1段落で1つのことだけを書いてある文章です。

ビジネス書の著者は当然そういった点に注意して書いてますので、逆に言えば、1段落のポイントは1箇所しかないわけです。それはどこにあるかというと、最初の文か、最後の文です。途中にあることはめったにありません。

段落の書き出しが「たとえば」であれば当然のことながらそこはE(エピソード)です。読み飛ばして構いません。「要するに」と出てくればそこがP(ポイント)です。

また、上記その1のキーワードがその最初か最後にあるようなら、そこがポイントになる段落の可能性が高いです。

◆その3:漢字だけを拾う


日本語というのはありがたいことに、

 意味を持った文字=漢字・カタカナ
 文章を整える文字=ひらがな

である場合が多いです。つまり、漢字だけを拾って読んでいけば、大体の意味はわかります。
この漢字のなかで、その章や節あるいは本全体の見出しに書いてある単語やその類似語が書いてあるところが、そこで言いたいことです。

◆その4:PREPで探す


これら3つを意識した上で、PREPの構成原則に当てはめてみると、その章・節の最初と最後にキーポイントがありますので、本文の途中は読み飛ばしても構わないという法則が成り立ちます。

■メトロノームでトレーニング


実際にお手元のビジネス書でやってみてください。結構当てはまっていると思いますよ。

ただ、漫然とやってしまうと、つい読みふけってしまうので、一定時間ごとに音を出すことが出来るソフト(「タイマー」というジャンルでVECTORなどを検索するといっぱいあります)。
最初は5〜10秒ごとに音を出す設定をしておきます。

なるべく小見出しの多いビジネス書を選んで、1回のタイムアップで1ページを強制的にめくるようにして読んでいきます。

この時にPREPに気をつけて読んでいきましょう。
読んでいて、「ここがPだ」と思ったところの段落の上にマークをつけていきます。

ただし、1冊全部読もうとすると、ヘトヘトになるので、最初は20〜30ページ位でやめておきましょう。徐々に長く出来るようになりますので。

これをやると、本を読む時間がすごく早くなります。
それでいて、本のポイントは逃さずに読めますので、本全体の要約をする事も可能になります。

私の場合は、本に付箋(ポストイット)を付けてます。

 自分が気になったところ
  ピンクの付箋、または本の上側に貼る
 筆者の言いたいところ(ポイント)だと思ったところ
  黄色の付箋、またはと下側に貼る

というふうに使い分けをしてます。
ただし、上下を貼り分けるのは縦書の本に限りますが。


◆参考図書



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