2019年07月01日

転職面接の第1印象





最近、転職面接を多くするようになりました。
私は人事担当者ではないので、書類審査とかはしないのですが、2次面接か3次面接の時に面接官のひとりとして参加しています。

この数年ほど、被面接者(応募してきた人)の受け答えがすごくうまくなったということを実感として感じます。面接のテクニックなどをまとめた本やそういったことをセミナーでやっているからでしょうか。

まあ、私にとっては、能力が高くて人間的にも優れた方が仲間になってくれるのであればそれに越したことはありませんので、張り切って面接に望んでいます。
ただ、色々なテクニックが流布したせいで、どうも言葉を飾ったり、面接官に聞こえを良くしようとして、「多分事実と違うだろうな」と思える発言をされる方も少なからず見えます。




実は、同じ会社・同じ部署から5人の人が同時に我が社に応募してきたことがあって(その会社は、某有名メーカの子会社工場で、リストラで会社自体が整理されることになったので)、いろいろお聞きした時に、全員同じ経験・成果を述べたという事がありました。

さすがに3人目から、「????」な状態になったわけですが、簡単に言ってしまえば、「人の成果を、自分の経験として発言している」んですね。

ただ、これ、実は誰が一番事実に近いことを言われているか、わかっちゃいます。

なぜわかるかというと、「事実と想像の違い」というやつ。

「あのリーダはこういうことをしたので、自分の成果として発言するなら、こんなふうに発言すればいいかな」と思って発言すると、聞く人にもよりますが、「あ、この人の考えではないな」というのが、感じられます。




■第1印象


これがまず第1。
ある程度大勢の人を面接したり、人生経験として接したりしていると、第1印象でその人がどんな性格を持っているのかが、なんとなくわかったりします。もちろん、外れていることもありますが、面接はわずか30分なので、その第1印象で人を判断するしかないわけです。

私の場合は大きく4分類してます。

 ・技術屋タイプ
 ・芸術家タイプ
 ・観察者タイプ
 ・挑戦者タイプ

技術屋タイプの人が、「社内で初めてのプロジェクトを提案して、リーダとしてみんなを引っ張って成功しました」などと言われれば、

 ・私の第1印象が違っている
 ・実際の行動と発言が異なっている

のいずれかです。

■面接の時の印象を良くする


面接の時の印象を良くするためには、というと実は近道がありません。
もちろん基本的なテクニックとして、セミナーやコンサルタントが教えてくれるようなことは勉強しておくに越したことはありませんが、その時だけよく見せようとしてもすぐに分かるんです。

習い性という言葉をご存知でしょうか。
つまり、どんなに取り繕っても、普段の言動が透けて見えてしまう。

極端な話、私生活で余裕のない生活を送っている人は、仕事をしていても余裕のある仕事の仕方をしない、ということです。

1分間だけ立ち止まるのが嫌で、点滅信号を走って渡ろうとする人は、仕事でもやっつけ仕事をします。
最初から余裕を持って計画を立てません。それで結果のごまかしができると思っているのが見えちゃうということです。
結果、面接の時だけ、自分をよく見せようとして、無理をすることになります。

だから、面接の時に相手に良く見てもらおうと思うなら、普段の生活を変えていく必要があるわけですね。

 ・1日に10分だけ、ゆったりした音楽を聞きながら黙想する時間を作る
 ・信号は点滅になってから渡らない
 ・車を運転中に割り込まれても道をゆずる
 ・いつも背筋を伸ばして歩く
 ・挨拶をするときには、(相手の上下にかかわらず)自分からはっきりと挨拶する
 ・人が話し始めたら、必ず聞き手に回る(自分の意見を優先しない)

くらいは心がけておいたほうがいいとおもいます。
1ヶ月も続ければ、自然にできるようになりますよ。


もちろん、自戒を込めて



■関連する記事

人を動かす:相手の話を聞くときには手を止めなさい

部下や後輩が話しかけてきた時に何かをしていると、ついそれをやりながら、「ん。了解。」とやってしまうことがあります。あるいは、会議の時に、発言者の方を見ずにひたすら PC に何かを打ち込んでいるとか。これが "いかん" とはわかっているつもりなのですけどね。「あなたを愛しています」のメッセージ人の話をよく聞くことは、ビジネスの世界だけでなく、家庭生活でも同じようにたいせつ..

面接官になりなさい

昇進・昇格面接にしろ、中途採用の面接にしろ、やってみるとすごく効果がある方法があります。いくつかな面接技術関連のビジネス書を読んでみました(それほど多くではありません)が、これが書いてあった本は、この本だけ。『エンゼルバンク ドラゴン桜外伝』面接官は面接のシロウト昇進昇格、中途採用の面接官は通常、人事部1人、業務部門2〜3人です。過去記事でも書いていますが、人事部は当然、応募者を見る目はプ..

中途採用:SPI「性格診断」の落とし穴

中途採用というと、やっぱり大きな山は「面接」なのですが、実際じんじんた当社に聞いてみると、SPI試験というものが行われていて・性格・基礎学力をチェックされてまして、意外とウチのようなロートルな会社では、受験者がこれで振り落とされることがあるそうです。大企業に応募してくるようなレベルの人ならそんなことはないのかもしれませんが。性格診断テストの落とし穴よのなか、中途採用においては「積極性をアピールしなさい」とか言われているので..

転職面接の第1印象

最近、転職面接を多くするようになりました。私は人事担当者ではないので、書類審査とかはしないのですが、2次面接か3次面接の時に面接官のひとりとして参加しています。この数年ほど、被面接者(応募してきた人)の受け答えがすごくうまくなったということを実感として感じます。面接のテクニックなどをまとめた本やそういったことをセミナーでやっているからでしょうか。まあ、私にとっては、能力が高くて人間的にも優れた方が仲間になってくれるのであればそれに越したことはありませんので、張り切って..

経験経済:経験とは付加価値である

仕事に役立つ本をご紹介しています。本日ご紹介する本は、平凡な商品、平凡なサービスを消費者に指示してもらうための戦略、「エクスペリエンス(=経験)」をどのように付加価値として売っていくかについて考察した一冊。サラリーマンの日々の仕事をうまくこなすコツではなく、自分を売り込む、より高く買ってもらうために持っておきたい知識です。署名:『[新訳]経験経済』著者:B・J・パインII本書は、一度絶版になり、200..

人を動かす:人を説得する原則6:しゃべらせる

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:ディール・カーネギー本日のお言葉:人を説得する原則:相手にしゃべらせるお言葉の出典:『人を動かす』本日のお言葉は、もう何回目でしょう…『人を動かす』から人を説得する原則6:相手にしゃべらせるです。説得したかったらしゃべってはいけない私のようなレベルでは、結構ハードルが高いのですが、本当の説得術というのは、相手に相手自身を説得させることを最高の手段にしている..



■同じテーマの記事

環境を構築する1

仕事のツールとして、一番良く使うのはPCでしょうかね?多くの人がPCで、メールをやり取りしたり、プレゼン資料を作ったり、データを整理したり、契約書を作ったりと何らかの形でPC操作が仕事をする上で必要になっているのではないでしょうか。昔(といっても10年〜20年)は、PCがまったく操作できない。メールも書けないので、他の人にそれを頼んでやってもらうという上司も居ましたが、さすがに今時そんな人は居なさそうですね。ツールを改善する道具である以上、使いやすくして..




ラベル:転職 面接 第1印象
posted by 管理人 at 04:04| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
人気ブログランキングへ 上司の指示に従うだけの毎日から抜け出したいなら、 「7つの習慣」で学ぶ事をオススメします。 コヴィー博士追悼企画として今なら、初回DVD50%オフ+コヴィー博士最後の著書プレゼント付き! http://123direct.info/tracking/af/620699/Fg9QE9Jf/ 現代ビジネス界の金字塔、7つの習慣DVD講座