2013年05月13日

部下を持つ人の4つの「ない」





この4月で昇進された方も見えるのではないでしょうか。
遅くなりましたが

  おめでとうございます!!

管理職になられた方も見えると思います。
いままで管理される側だったのが、管理する側になると世界が変わって見えますよね。

私もそうでした。
初めて部下を持った時、いままで同僚として、後輩として一緒にやってきたのに、今日からは、部下として彼の成長に責任を持たないといけないし、その人の「できる」具合を評価しないといけない。下手をすればその人の一生を決めてしまう判断をしないといけない。

 ものすごく、プレッシャーです




そんな立場になって1ヶ月、だんだん慣れてきたのではないでしょうか。
本格的に大変なのは年度末ですけどね。

そんな管理職になりたての方に、管理職も大分古株に近くなってきた私から一言。
これだけはやってほしくないという、4つの「ない」をご紹介してます。

4つの「ない」とは

 1.ブレない
 2.逃げない
 3.迷わない
 4.後悔しない

の4つ。

これらは私は「上司の4ナイ」と呼んでます。

■ブレない


まず、先頭に来るのはこの言葉。

その判断すべきことは、自分の価値観において、どのように判断するのがいいのかを明確にしなければなりません。
会社や部門の価値観は関係ありません。自分の価値観です。

逆に管理職を管理する立場から見ると、この価値観の不明確な管理職が一番始末が悪い。

言っていることが、時と場合によって変わるし、部下にとっても判断規準を示せない。
すべてを自分で判断するのは不可能なので、部下は部下の裁量範囲で判断をします。その時に、参考にするのは上司の判断規準です。それに自分の価値観を加えて判断をしているわけです。その基準を示すべき上司が、

  「お客様を大事にしろ」
  「利益を上げろ」

をその場その場で言い逃れのように使い分けたらどうでしょう?
部下は判断できなくて、いちいちその上司の言質をとりに聞きに来ることになります。そうすると仕事の効率がすごく落ちる。

その上、上司の判断がいつもその場の勢いだったり雰囲気に流されると思っていれば、部下は上司を信頼しません。
結果そのグループは一丸となって何かをするということがなくなります。

「ブレない」とは

  ・昨日と今日
  ・社内と社外
  ・上司と部下
  ・強者と弱者

に対して、一貫して同じ事をいうことです(「言い方」を変えるのは「世渡り」ですが)。




■逃げない


管理職であれば、部下や関係者から判断を求められることが少なからずあります。
そのときに、

 「個人的にはこう思うけど、会社の方針だから〜」

という上司をあなたは信頼するでしょうか?
私の知っている限りで言えば、「皆無」です。

上司は常に、「判断に責任を持つ」というリスクを背負っています。だからこそ、部下より高い給料をもらっているのです。
タイムカードをチェックしたり、伝票にハンコを押すことだけが上司の仕事ではありません。

そして、出した判断は必ず自分の中で消化しておくことです。上司として出した判断や結論について、部下が納得感さえ持てていれば、結果として多少の判断ミスがあったとしても、それで組織が乱れることはありません。

■迷わない


決めたらとにかく前に進むこと。
もっともダメなのは、答えを出さずに迷ったまま立ち止まってしまうこと。

客観的に発言するのはいいですが、評論家をしていてはサラリーマンとしては失格です。
上に書いたように、部下の成果に対して上司は責任があります。だからプレッシャーを感じるのは当然ですが、だからといって逃げたらあなたが上司である意味がありません。

たかだか、30年や40年、人間をやっていたくらいで、大したことがわかっているわけではありません。
やってみないとわからないことが多いですから。

■後悔しない


とにかく、「決めて」「進んでみる」こと。
ダメなら、潔く「ごめん、間違ってた」と部下や周囲に言ってください。

反省はするべきですが、「絶対に後悔しない」と決めてください。
人間ですし、間違えることは(私の場合はしょっちゅう)あります。判断した時とは条件が変わっていたり、見えていない条件が見えてくることもあるでしょう。

「だめだ」と判断したら、その場で、「ごめん、今までの判断はナシ!」「こうやってやり直そう」といってください。

少なくとも、自分の経験上、そういうことが言える上司は一層信頼しました。
逆に意固地になって、今までの判断を貫こうとする人ほど、憐れむような、迷惑のような…、になってしまいます。

今、管理職を部下に持つ身としても、そういうことが言える部下の管理職は、多少のミスジャッジに私が気がついた時でも、こちらから指摘しません。
本人がやがて気がついて、「すみません、あのとき、××すると言いましたけど、間違いでした。●●します」と報告に来ます。そのほうが、本人やその部下の動きは圧倒的に良くなるからです。

■部下を持つ人の4つの「ない」


いつも、この「ブレない」「逃げない」「迷わない」「後悔しない」は頭の隅においておいて欲しいと思います。
私は、「いまの発言は、上司の4ナイに当たらないか」を常に自問してます。



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