2019年08月26日

キャリアのためにすべきこと、してはいけないこと





■キャリア


サラリーマンとして、「キャリア」と言えば業務経験と職位と社内外の知人の豊富さでしょうか。

その中でも特に1つだけであれば、やっぱり職位が上がるというのは、会社の中であなたの能力が認められたという点で、一番嬉しいですかね。
当然、職位が上がれば収入も上がります。これもうれしい面ですね。

では、職位が上がるためには何をしなければならないかというと、当然仕事で結果を出すことですが、それだけでは不足です。
特に上司との人間関係には注意しなければなりません。ここで言う上司とは、直属の上司だけでなく、仕事上で関係する部門の上司も含みます。




しかし、あなたの取る行動によっては、それが逃げていってしまうかもしれません。
特に職位が上に狎ればなるほど、対人関係の能力が評価対象になってきます。

そのための行動として、いい例と悪い例をご紹介します。

■キャリアアップの偏見


本題に入る前に、ひとつだけ、大切なことを。
キャリアアップで最も大切なことは、あなたが成功(キャリアアップ)したいと心から望むことです。

 「仕事での成功、そして昇進」

これには、お金に対するときと似たバリアが築かれています。

 「出世するのはおべっか使い」
 「人を踏みつけにしなければ上にはいけない」
 「責任が重くなると、もっと働かなくてはいけない」
 「偉くなると失墜する危険も大きい」
 「ガツガツしていると見られたくない」

これらは、大いなる偏見と中途半端な真実の寄せ集めです。
確かに個々にはほんの僅かな真実が含まれていると言えなくもありません。でも、その大部分は偏見にすぎません。

こういう偏見に「サヨナラ」して、次のような新たな言葉を刻み込んでください。

 「昇進すれば収入も多くなる」
 「決定権も得られる」
 「尊敬され、よりよい扱いを受けられる」
 「仕事が多彩になり、面白くなる」。

それだけではありません。もっと面白い仕事もあなたのもとにやってきます。





■同期・後輩が昇進した


 それまで対等だった同僚や後輩がが、 自分より先に昇進するのは心穏やかにはすみません。はっきり言えば、「嫌」なことでしょう。
 けれども、そのときにあなたの取る態度が、あなたのその後を決定します。
 ・キャリアアップしない人
  むくれる。批判的になって、「あいつは〜だから」と陰口を言う
 ・キャリアアップする人
  なぜ同僚が選ばれたのか、その理由を分析して、それを次の行動に活かす

■絶えず残業を要求される


  ホワイトカラー(死語か?)はタイムレコーダー通りに働くだけでは、昇進できないことは、もちろんご存じでしょう。でも、だからといって、毎日11時問も12時間も働くことがはたして必要でしょうか?。
 ・キャリアアップしない人
  即効で断る。適当な口実を考え出し「なんとかして逃けようとする」。
  同僚をそそのかして反抗させる。
  インターネットで「ブラック」の暴露を流す
    ※注意 ― これは非常に危険。昇進以前に職を失うかもしれません。
  我慢して残業する。指示された時間だけ、仕事だけをこなす
 ・キャリアアップする人
  最初の頃は、基本的には引き受ける。仕事に打ち込む人間だというイメージを上司に植え付けましょう。
  ただし、ある程度のイメージが上司についてきたら、徐々に「別のところで埋め合わせる」こともしましょう。
  とにかく上司の持っているあなたの仕事に対する印象(あなたが普段どういう行動をとるかではなく、上司がどう思っているか)が大切。

■あなたのプロジェクトの予算が削られた


  原則を言えば、企業が負債を抱えるよりは、予算を削られるほうがはるかにマシです。
  でも、もしそれがあなたのプロジェクトだっせら、あなたはそれを、自分への警告だと考えるかもしれませんね。
  ・キャリアアップしない人
   直接の上司を飛び越してさらに上へ訴え、なんとか予算をもらおうとする。あるいは、反抗してあまり働かなくなる。愚痴る。
  ・キャリアアップする人
   代替案を見つけ出す。少ない予算でやれる方法を検討し、それを上司と相談する。

■会議など、みんなのいる前で上司かあなた(のアイディア)を非難した


  これは実につらいですし、「宮仕えにはつきものだ」や「メンツでメシは食えない」では、大した慰めにはなりません。
  ・キャリアアップしない人
   みんなの前で所い返す。あるいは、会議が終わるまで膨れっ面をする。後で相手かまわず訴えてまわる。
  ・キャリアアップする人
   まず、あなた自身と、あなたの提案やアイデアとを分けて考える。
   あなたの提案を非難したからといって、それによって、上司があなたという人そのものを否定したことにはなりません。もしあなたが、そのやり方を個人的な侮辱だと感じたなら、それを上司に伝えましょう。ただし一人だけのときに。
   どうして上司がみんなの前で、あなたの提案を非難したのかを考えましょう。もしかして、事前に上司に相談していなかったのではないですか? 人は不意打ちを食らうのを好みません。
   

■昇給してもらえなかった。給料を減らされた。


  ・キャリアアップしない人
   反抗して会社の備品や文房具を失敬したり、私用で会社の備品を使う。
      ※注意 ― これは極めて危険です。最悪、あなたは職を失うかもしれません。
   退社時間ピッタリに姿をくらます。
   これみよがしに転職情報誌を机の上に置く。
  ・キャリアアップする人
   できるだけ冷静に、その理由を上司に尋ねる。あなたが役に立てるかもしれない仕事、あるいは省力化についての案を出す。
   ただし、会社が長期的に見て、財務状況が悪化していると判断できるときには、なるべく早く逃げ出す算段をする。
   

■新しい上司が来た


 新しい上司が来たら、自分の実力を前の上司以上に評価してもらえれば、より昇進のチャンスが巡ってくるかもしれません。
 しかし、一般的には、上司は前の上司の評価を引き継いで評価します。
  ・キャリアアップしない人
   自分の仕事や評価を守るために、今までのやり方に固執する。
   「あなた(新しい上司)は、まだ今のウチの部署のことをよくわかっていないんだから」とほのめかす。
  ・キャリアアップする人
   新しい上司の「評価基準」を観察する。その上司は「何にこだわっていて、どんなことならこだわりがないのか」をよく観察し、その評価基準にそって自分の行動を変える。

■職場の同僚と話していたら陰口をきかされた


 よく職場の同僚(先輩・後輩含む)と飲みに行って、人の悪口(とくに上司)で盛り上がったりします。
 ・キャリアアップしない人
  相手の言ったことに反応して、さらにかぶせるような悪口を言う。楽しく陰口大会をする
 ・キャリアアップする人
  陰口には一切加担しない。タイミングを見て、その人(陰口を叩かれた人)の援護やいいところを言う。
  その場をなるべく早く離れる。
  そのメンバーが固定されているなら、そのグループから距離を置くようにする。

■やりたくない仕事を指示された


 あまりはっきりとやりたくない仕事というのを持っている人は少ないとは思いますが、その仕事に対する自分が持っている「イメージ」みたいなものもありますね。そのイメージが悪かったり、「これだけは嫌」と思う仕事でも、上司からの命令は絶対です。
 ・キャリアアップしない人
  「いやだ」とゴネまくる。とにかく「やりたくありません」と自分の都合を言い立てる。
  その場は「YES」と言っておいて、サボタージュする。
 ・キャリアアップする人
  その仕事で自分がなにか工夫できるところはないかを考える。あるいはその仕事が、他の仕事の「情報交差点」になるようにして、情報が入ってきやすくする。
  例えば、単なる「コピーと冊子づくり」はつまらないものですが、それを電子化して、省力化と省資源化が達成できればあなたの大きな功績になります。また、役員の使う資料なら、「いま会社がどんな課題を抱えているのか」知る手段になります。公開情報であれば、それを使って他の部署と別の部署を結びつけましょう。そこから仕事が生まれます。

■上司とウマが合わない


 「上司は選べない」がサラリーマンのルールです。でも性格的にどうしても合わない、あるいはいつも一方的にキレられるなど、メンタル的に追い詰められることはあります。
 ・キャリアアップしない人
  限界を超えてしまう必死に我慢する。
  反発して余計に上司との関係を悪くする
 ・キャリアアップする人
  自分に何か課題がないかを自省する。会社自体をその関係の中に巻き込むように活動する。
  近くの職場の上司などのメンターを見つけ、その人を間に入れて上司との距離を近づけるような機会をなるべく持つ
  逃げる準備をする。

■他にも


他にもいろいろ考えたのですが、サラリーマンのイベントとしては、これらがやっぱり大きなものかな、ということでこのくらいにしておきます。



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