2014年04月01日

レビューの読み方




何かの本を探した時に、なにか参考にしているものはありますか?

私はよく要約サイトや、本の紹介メルマガを参考にしています。

しかしある特定の何かを知りたいときには、こういったサイトでヒットすればそれを参考にしますが、詳細な情報はヒットしないことが少なくありません。

こういう時に役に立つのがネット書店(アマゾンや楽天、グーグルブックス)など。

ある特定の本を探すと、「売れている順」「新しい順」などいろいろなフィルタが書けられます。
また特定のキーワードにヒットする本を見つけてくれ、その本に関連する本(「オススメ」など)が表示されるので、そこから芋づる式に本を探すことができます。

さらに、アマゾンなどには「口コミ」というか「レビュー情報(以下、まとめて「レビュー情報」と呼ぶことにします)」が掲載されているので、これがを参考になります。
あなたもこのレビュー情報を見て参考にしたことがすくなからずあるのではないでしょうか。

■評価点は参考にしてはいけない

こういったレビュー情報で評価点をつけることができるものが多いのですが、これはほぼ参考にはなりません。

それが星1つであろうが、星5つであろうが、それはそのレビューを書いた人にとってよかったか、悪かったかの評価であって、これから読む自分にとってはなんの情報も持っていないからです。

■評価者の文章力を見よ

また、本文に

 「つまらない。まったく役に立たない」
 「素晴らしい!」
 「面白かった」
 「大変役に立ちました」
 「駄作」

などと書かれていても、これもまったく参考にしません。
これは評価点と同じで、

 「その人がどう感じたか」

しか表明しておらず、自分にとってはどうなのかは全く関係ないからです。

まず見るべきは、その人の文章力。

 ・冷静な文章になっているか
 ・文章の構文や論理が正しく構成されているか
 ・本の良い点、悪い点を明確にしているか(揚げ足取りになっていないか)

などをチェックして、それが満たされていれば信頼可能な情報として、そこの論点を詳しく見ます。

逆に感情的な文章や、一方的な物言いになっているものは要注意ですね。

あと、本の出版社の紹介文や、本の紹介メルマガなど(いか「紹介記事」と呼びます)は、「買ってください」候の文章になっていることが多いので、書いてある内容に誇張があったり、期待を持たせるような書き方になってますので、その点は割り引いて考えるようにしています。
もちろん、これらの紹介記事は本の概要やポイントを知る上でとても重要な手がかりになります。

特に、自分の知りたいことをどういう表現で書いているかについては検索の参考にします。

例えば、平将門について知りたければ、検索で「平将門」とだけ入れるのではなく「承平天慶の乱」という言い方も必要です。「人事評価」だけでなく「面接」「面談」「コンピテンシー」などの単語も知っていると、自分の知りたい情報にたどり着ける可能性がより高くなるので。

■目次詳細は必須

意外と情報が少ないのがこの「目次詳細」です。

多くの場合は、「(知りたい本の名前)」「目次」などで検索しても、章の名前くらいは簡単に出てきますが、節・項までは出てこないです。
でも、多くのビジネス書や情報本などでは、「項」の情報を読むと大体書いてあることが想像できます。

ですので、Googleブックスやアマゾンの「なか見!検索」などはすごく重宝します。
これは本を選ぶときにはチェック必須ですね。

でも、ここで「買う」ではなく「選ぶ」と書いているあたりが、ちょっとポイントだったりして…。
私はほとんどの本は図書館で借りてしまいますので。

2度3度と読み返したくなったら「買う」となります。
私の場合、読書記録をつけるで書いたように、要約やキーポイントは読書記録に残してあるので、それでも全体や記録に残さなかった部分を読みたくなるのは、結構頻度が少ないんですよ。


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