2014年08月08日

逃げ道を用意する

何かの議論をしていて、相手の論点の欠陥に気がついた時でも、その全てについて論破したり指摘するのは得策ではありません。

■逃げ道を塞がない



★P217〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
また、共存するための具体策として、相手の意見にいろいろと問題があると感じる場合も「指摘するのはひとつだけ」をルールにしましよう。というのも、「あそこもおかしい、ここもダメ」とすべての難点を指摘すると、相手は「逃げ道がなくなった」と感じるからです。

脳は、逃げ道がないと自己保存の本能が強く働き、理にかなった判断ができなくなります。

これは不祥事を起こした企業のトップなどがマスメディアから責め立でられ、さらにおかしなことを言い出す様子を見るとよくわかります。はたから見ると「過ちを認め、対策を示して素直にあやまればよいのに…」と感じますが、自己保存の本能が過剰反応すると、自分を守ろうとするために、どんどんおかしな方向に行ってしまうのです。
このような状態に人を追いやっても、誰も幸せにはなれません。誰かと意見を交わすときや相手を叱るときなどには、脳の本能のことをよく考え、必ず「逃げ道を残しておく」ことを意識したいものです。

林成之著   『脳は進化する』
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孫子の兵法でも

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『故に衆を用うるの法は、高陵には向かうこと勿れ、背丘には迎うること勿れ、佯北には従うこと勿れ、囲師には闕を遺し、帰師には遏むること勿れ。此れ衆を用うるの法なり。』

「さらに大軍を動かす時には、高い丘に陣取っている敵に立ち向かってはならないし、丘を背にして攻めてくる敵を迎撃してはならない。敗走しているように見せかけている敵を追撃してはならないし、敵を包囲した場合には逃げ道を残しておいてやり、自国に引き上げようとしている敵を遮って留めようとしてはならない。これが大軍を運用する時の原理原則である。」

孫子の兵法・軍争篇
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と書かれてますね。

勝つためには相手を追い込みすぎてはいけないんですよ。

 窮鼠猫を噛む

の例えもありますよね。

■大きく勝って小さく負ける



だれかと何かのパイを取り合いになった時には、100%自分のものにしようとしないことです。

 60%とれればOK
 80%以上はとりすぎ

とおもって行動するのがバランスが良くなります。

明らかに自分のほうが優勢でも、「でも○○さんのご意見も確かにありそうに思いますので、それを□□に取り入れて進めさせていただけますか」とちょっとだけ空いてに譲ることです。

 完勝を目指してはいけません

譲ってくれたのは相手もわかってますので、それによって次から自分の見方になってくれる場面も出てきます。




■参考図書 『脳は進化する』



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posted by 管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 交渉術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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