2016年03月02日

転職応募書類の書き方のヒント:減点対象に気をつける2




中途採用や新規派遣の時に、応募書類を確認するのですが、書類を見ていて「このひとちょっと不安…」と思うことがしばしばあります。

実際に面接などであってみると(派遣の場合は事前に合うことはできません)、「なんだ意外と大丈夫そう」ということになることが多いのですが、もしかしたら、それが理由で面接まで進めていない人がいるのかもしれません。

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くれぐれも留意したいのは、減点対象となりがちな記述を放置しないこと。

中途採用の選考における現実や応募先企業のニーズなど、十分な情報収集を行ったうえで、冒頭の転職希望者のように自分の書類に選考評価のうで不利になる記述がないかどうかをチェツクしてみることをおすすめします。

小島美津子(著) 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
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多分、これ自分でもできないと思います。
自分から見て、「うまくできた書類」でも、面接官から見ると「?」な点は多くあります。

それは視点が違うからなのですが、それを応募者本人に求めるのはちょっと酷かも

ということで、私(面接官)が書類を見るときに、ちょっと気にすることを列記してみます。
ただし、これは私の視点なので、面接官や採用担当者が変われば、また視点は変わりますので、これは単なるイチ事例として「参考」程度にお考えください。

■「?」な応募書類のポイント


住所が勤務地と離れている
 「通勤時間がかかるのでは?」とか「引っ越すのかな?」とか言うところが気になります。
 以前、「現在大阪在住」という方の書類を見たのですが、そうすると「単身赴任となれば生活は大変だろうなあ」とか、「長続きできるのか?」が疑問として浮かびます。

最終学歴が会社の平均より高い・低い
 学歴がその人の能力を決めるわけではありませんが、それでもそれぞれの会社で平均的な最終学歴みたいなものがあります。出身校も含めて。そこと大きくかけ離れているとちょっと心配になります(これは本書でも触れられています)。

転職経験・一箇所での就業期間
 派遣の場合は数はあまり気にしませんが、期間は気にします。転職の場合は数も気にします。
 期間が短いということは、その会社で長く続けられなかった理由があるはず。
部門の移動経験の数
 上記と同じ理由で、以前の会社での部門の移動回数が多いとこれまた気になります。

空白が多い
 単に書類上の問題ですが、書類のなかに空白が多いと心配になります。
 これは以前の
  昇進面接:申告書は隙間をコントロールする
 で書いたように、空白はその人の熱意や取り組み方を表している場合があります。

誤字・脱字
 これは、書いた本人でも頑張ればチェックできますが、意外と気づかないものです。たとえば、「通り(とおり)」を「とうり」と書いているとか。
 ※このブログもよく誤変換や誤記がありますが…

業務の成果が過大
 イチ担当者の成果として、「プロジェクトの成功」みたいに書いてある時がありますが、一人の努力で何十人も関わるプロジェクトの成否が決まることなんてほとんどありません。

リーダー経験
 最近はこういう経験を問うところも少なくないですが、以前中途採用面接をした時に、同じ会社で同じプロジェクトの人が二人面接に見えて(もちろん別々に)、二人とも「○○プロジェクトでリーダーをやってました」と言われたことがあります。あの会社は何人リーダーがいたんだろう…?
 結局2人共不採用。
 大げさに書くこと自体は否定しませんが、事実を曲げてしまうのはちょっと…。

分類的な自己PR
 「趣味は読書です」とか「ドライブが趣味」みたいに分類的な表現が書いてあるところ。
 これは、

  分類ではなく特徴を言う

 でも書きましたのでご参照を。

習得した技術
 これも過大に見える書き方がしてあることがあります。たとえば、「1年間プログラマを経験」で「オブジェクト指向技術を習得」と書かれていたり…(笑)。

資格の数や種類
 取得した資格がとっても多い方がみえます。それは本人のやる気のあらわれかもしれませんが、そのための時間やそれをどう活かしているのかなど気になってしまいます。また資格の種類に一貫性がないように見える場合もあります。たとえば、ソフト技術者で「宅地建物取引士」ってアピールする意味はちょっと疑問ですね。

業務のブランク
 これは理由を書くまでもありませんね。

曖昧な転職理由・志望理由
 たとえば、「スキルアップのため」「業務の範囲を広げるため」などの具体的でない転職理由(これも上記の「分類的表現」かと)は、疑ってかかることがあります。なにか具体的にかけない理由があるのではないかと。
 また、志望理由も同様に「御社の製品が〜」とか「御社の雰囲気が〜」とかいうのも、いろんな転職本に書いてあるような内容で、別の理由を考えてしまいます。

明るい性格良好な対人関係
 たぶん応募書類で、「私は根暗です」と書く人はいないでしょう。本当はどうなのか知りませんが、いいように取り繕うのは可能ですし、必要でしょう。
 しかし、現実にそんな「誰から見ても、いつでも明るい人」というのはいないというのは、経験的に知ってます。
 これも上記「分類的な自己PR」でで書いた「分類表現」になってしまっていることと、「相対表現」でいい印象をつけようと「絶対表現」にすり替えがされているような印象を受けます。
 おなじ考え方で、「対人関係」の表現も「人付き合いはいい」とかも。

他にもいろいろあったような気がするのですが、いま思い出せるのはこのくらい。多分、これが主なものだと思います(自信なし)。思い出したらブログの方には追記しておきます。

なお、本書『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する』では、さらに突っ込んで詳細に書かれてますので、もし書類選考を受ける方は、読んで見られてはいかがでしょうか。
このあとも、本書のエッセンスやキーポイントを時々紹介していこうと思いますので、このブログもよろしく。



■参考図書 『採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する


すべての面接質問は、選考上の意図があって聞かれています。

「そんなこと聞いてどうするの?」と思う質問や、
一見すると雑談の延長のような質問にも、実は応募者のことを
確認するための深い意味がこめられているのです。

ですから、質問への応答では、面接担当者が自分の
何を気にしているのか、何を確認しようとしているのかという
意図とねらいを察することが重要になります。

そこがわかると、採用されるための「正しい答え」を見つけやすいからです。
本書では、転職面接における基本情報を一通りカバーしたうえで、
面接で聞かれるさまざまな質問を提示し、その質問で

「採用側が本当に知りたいこと(=本音)」は何かをていねいに

解説しています。

採用側の意図とねらいがわかれば、モデルトークに頼らずに、
効果的な自己PRを行うことが可能。ぜひ、本書を活用して
内定をつかんでください!

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書名 :採用側の本音を知れば転職の書類選考は9割突破する
著者 :小島美津子

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posted by 管理人 at 04:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 面接技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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