2016年09月08日

上司が部下の相談に乗ってくれないのはなぜ?



部下が困っていることに対しては、アドバイスしたり解決の手助けをしてあげるのが上司の仕事のひとつです。

ただ、実際には「相談に乗ってくれない」「ありきたりな指示しかされない」「余計な仕事が増える」など、否定的な経験のほうがおおいのではないでしょうか。

■なぜ上司は部下の困り事に親身になってくれないのか


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私は 28 歳のとき、新規事業部門の部長職を拝命しました。

全国に、30 名以上の部下がいましたが、そのほとんどは年上の方々でした。

そのため、いくら私が正攻法で仕事をしても、誰もついて来てくれない、という悩みを抱えていました。

そのとき、試行錯誤の末に編み出 L た手法が、「ときに上司、ときに部下」を使い分けるという方法です。

職責上は部下でも、キャリアも知識も私より豊富な人たち。その彼らに接する際、ときには部下のような態度で接しました。

つまり、仕事を頼む際、「お願いモード」になるのです。

しかし、ときには上司としての威厳も必要です。

そのときには、割り切ってそのように演じるようにしました。

すると自分の中で、部下の考えと上司の考えが同居するようになりました。

そのような特殊な経験をさせていただいた後、私も普通の組織を担当するようになりました。

私も、少しずつキャリアを積み、私よりもキャリアの少ない部下を多く持っようになりました。

すると、彼らの仕事の仕方を見ていて、あることに気づいたのです。

それは、彼らは意外なほど、上司の置かれた状況やその苦悩を知らないということでした。

新名史典(著) 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
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上司がどのようなことに悩んでいるのか、どのような仕事を抱えているのかは部下からは見えない部分が多いですし、上司も積極的にそれを開示することはしません。
逆に部下から、上司のやっていることのかなりの部分が見えている(理解できている)なら、その上司の仕事は、大したことはないでしょう。

なので、わからなくて当たり前です。
本書『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方』に書いてあるように、「意外」でもなんでもありません。「当たり前」だと感じています。

ただ、問題は本書『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方』にあるように、上司が抱えている課題(本書では「苦悩」)は部下である自分からは「見えないが存在している」ことを理解していないのはちょっと問題です。単に他人の立場や状況に対する配慮の問題なのですが。

本書『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方』でも、「上司の苦悩を知りなさい」とは書いてありません。「苦悩があることを知りなさい」と書かれています。

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そして、複数の部ドを持っていれば、考えるべき仕事も部下より多いということになります。

また、それ以外の上司特有の課題(上層部との関係、他部署との関係など)もあります。

つまり、ひとつひとつの仕事について考えている時間や深さは、担当者にはかなわないのです。

ですから、キャパシティは広いといこども、それぞれの仕事が頭の中を占めている割合、つまりシェアは決して多くないということです

この事実を、部下はまずしっかりと認識することが必要です。

よく、上司に相談に行っても、まともに対応してもらえなかった、と嘆く部下がいます。たしかに、その心情は理解できます。

しかし、部下にとっては頭の中の 70 %くらいを占めているような重要な問題でも、上司にとっては 5% 程度しか占めていないかもしれません。
それは仕方のないことです。前述したような、環境の違いがあるからです。

新名史典(著) 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
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理解したからといって、自分(部下)の問題が解決されるわけではありません。

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ふだんから上司に情報を提供することで信頼を得ておき、必要なときに自分の考にを取り上げてもらえるようなアプローチをするのです。
悪い報告でさえ毅然とした態度で報告することで、その関係を強化しておくのです。それが、後から大きく効いてきます。

新名史典(著) 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方
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要は、上司が自分の報告をどのくらい重視してくれるかは、報告の内容ももちろんですが、だれが報告したのかも重要になります。
そのために、上司の中における自分の存在感を増しておくと、上司を利用しやすくなる、ということですね。





■参考図書 『上司を上手に使って仕事を効率化する「部下力」のみがき方



常に「上司の考え」を予測しながら動く能力、それが「部下力」。
この「部下力」を身につけることで、上司を上手に動かすことができるようになり、あなたの仕事も効率的に回っていく!

上司は、仕事ができる部下が可愛く思えても、可愛いから仕事を任せるわけではない。また、仕事は一人で進めるものではなく、上司の決裁がないと進まないものがたくさんある。
そこで本書は、一所懸命に実務をこなしていても、なかなか上司に認められない、仕事を任せてもらえない、または、仕事がスムーズに進められないという部下が身につけたい「部下力」を丁寧に解説!


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著者 :新名史典

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