2016年09月12日

「マクラ」を使うと話がうまくなる




落語で一番最初に話す話題を「マクラ」というそうです。

 マクラ = 枕

ですね。

■マクラの定石


マクラの定石パターンはこんな感じ

 「お暑い中、いっぱいのお運びでありがとうございます。毎度ばかばかしいお笑いを一席申し上げます」

これを分解すると

 「お暑い中」=時候/季節の挨拶
 「いっぱいのお運びで」=現在の状況
 「ありがとうございます」=現在の状況への感謝
 「お笑いを一席申し上げます」=これから話すことの概要

となります。

これから、相手を話に引き込むコツが見えてきます。

こういうマクラを置くことで、相手を自分の話に引き込んでいくテクニックがあって、落語みたいに「話をする」ためには必用だから連綿と引き継がれてきているんですね。

つまり、効果があるということ。

たとえば、結婚式の挨拶などでも

 「ただいまご紹介に預かりました○○と申します。今日はお寒い中、新郎新婦のためにこんなに多くの方に集まっていただき、ふたりになりかわりましてお礼申し上げます。私からふたりの門出へのお祝いを申し上げます」

とやりますね。

これは、自分を知らない人のために、簡単な自己紹介を含んでいますが、その他はマクラの定石と同じなことに気がつくと思います。

■うまいマクラのコツ


仕事をする上でも、マクラがあるとコミュニケーションが取りやすくなります。

ポイントは、マクラの中に話の本題への導入部分を入れておくことです。

たとえば、相手のマネジメントのやり方について注意をしたい時には、いきなり「ちょっと君のマネジメントの仕方について話したいことが合ってさ〜」と言われれば、相手は「これは注意されるな…」と身構えちゃいますが、

 「昨日のサッカーの試合、面白かったね〜。特に○○監督のメンバーチェンジのタイミングは素晴らしかったよね」

で、マネジメント総論についてサッカーを例にとって話しておいて、「ひるがえって…」で相手のマネジメントについて話し始めるわけです。これだと、具体例が相手のマネジメントの失敗ではなく、いいマネジメントの例から始められるので、相手を責めているような感じになりにくいわけです。

社外の人と合う時でも、時候の挨拶やコミュニケーションをスムーズにするための単なる世間話にだけ留めずに、話を本題に持っていくためのステップとして活用すると、話がうまい人にみえます。

もちろん、相応の準備をせずにいきなりやろうとしてもムリです。
ちゃんと筋書きを作って、相手の反応を見ながら筋書きを修正しながら進めるだけのトレーニングは必用です。

場数がモノを言う場合が多いですが、何も考えずに場数を踏んでもうまくはなりません


posted by 管理人 at 10:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 交渉術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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