2016年09月26日

会話の技術:話が盛り下がっても頓着しない




中途社員がはいってきたり、新人が配属されたり、あるいは配置転換があったりして、組織の構成員が変わると、たいていはまず「歓迎宴会でもしよっか」となります。

上司があまり飲み会の場とかが好きではないと、こういうのが遠ざかりますが、まあ、どこの職場でも1年に数回は、職場の飲み会というのがあるのではないでしょうか。

■話が盛り下がる


職場に気の合った人がいれば問題ないですが、新人と同席になった、上司と差し向かいになった、などとなると案外話が弾まない場合が少なくありません。

もちろん、お酒の席ですので、ある程度話は進みます。ところがすぐに盛り下がるんですよね。

 「お、○○君は結構飲める方かい?」
 「はい。学生時代からよく友達と飲んでました」
 「どのくらい?」
 「まあ、週に1〜2回ですかね〜」
 「ふ〜ん。………」

だいたいこのくらいで話は尽きちゃう。

で、しばらく黙々と食事をして、

 「これ、うまいね」
 「はい。そうですね」
 「…………」

だんだん気づかれてしてきて、「ちょっとトイレ」とか「お酌に行ってくるわ」とか言いながら、話しやすい人の方へ。

まあ、黙々とビールを飲んでるよりも、大笑いをしながら飲んでたほうが楽しいので、そういうやり方もありだと思います。新人君とも、何度か仕事を一緒にしたり、飲んだりしているうちに、お互い地が見えて話もしやすくなるでしょう。

■話を継続するヒント


ちょっとヒントになる話し方ですが、話が続くポイントと言うのは、3つあるそうです。

★P52〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

・相手に話を振って話が返ってきたら、同じくらいの量で自分のこともちゃんと話す。
・初対面で聞いてくるばかりの人は警戒されます。相手の話をとらえて、それに対して何かを質問する。
・相手の話をとらえて、別の方向に話を発展させる。

高津和彦(著) 『話し方のルール
―――――――――――――――――――――★


上記の会話の例でも気づかれたと思いますが、最初「飲める」については、全く自己開示をしていません。ですので、相手から一方的に自己開示を受けようとすると、話が続かないんですね。
こういうときは、「自分がどの程度なのか」とか「自分の学生時代はどうったのか」などという、自分を見せて相手に比較をさせると、相手が話題を展開させやすくなります。

2つ目の例では、料理に対する自分の感想だけを一方的に述べているだけです。結果、相手も話を続けられません。
話のポイントをどのように捉えるのか、あるいは相手に捉えさせるのかを、相手のレベルに合わせて、示していかないと、相手が反応のしようがないんですよ。

もう少し単純に言えば、自分の感想言うのであれば、相手のことに対して感想を述べれば、話は続きます。
たとえば、「君のネクタイピン、結構イケてるね」なら、「いえ……」と言われても、「どこで買ったの?」「自分で選んだの?」とかいうふうに、話のポイントを少しづつずらしながら、相手の反応を見られるわけです。

さらに、「もの」に対して発言することで、相手がどのようなレベルの人でも、一言コメントを追加しやすくなるでしょう。

これが、「君はウチの会社のコンプライアンスをよく理解しているね」では抽象的すぎて、すぐに考えがまとまらないんですね。もちろん、抽象論が得意な人もいますが、多数派ではないでしょう。

■最後は、気にしない


それでも、続かないときは続かないんですけどね。一応気にはしてるんですよ。これでも。

★P55〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

でもいったん盛り上がっても、またそこで話が一段落して間があいてしまうこともよくあります。

わーっと盛り上がって、「ふうー」とトーンダウンしてしまうイメージです。

結論としては、あまり気にしないことがいちばんです

あなたがあせって気にしすぎると、かえって相手に「気ますいと思ってんじゃないかな」などと感じさせてしまいます。そんな時は、(あ、そういえば、こんなことこ存知ですか」と言って、この「間]は話題を切り替えるきっかけで、わざと作ったんだぐらいの気持ちで、ゆったり構えましよう。

あなたがゆったりしていれば、じっくり話を考えて話す人だと、逆に相手に好印象を与えることにもなります。でも気持ちは相手より、いつもちよつと盛り上がっていましよう。

高津和彦(著) 『話し方のルール
―――――――――――――――――――――★


とくに、飲み会の場などなら、モノを飲み食いしている間はしゃべらなくても問題ありませんよね。

そこで、話が途切れても、なるべくニコニコして、動じないように注意してます。
それこそ、「気まずい」と思うとそれが顔に出ちゃうので。

会話がつづかななければ、それはそれでいいや。

と考えて、ついさっきまでしていた会話の連想ゲームをして、次のネタ探しを頭のなかでしてみるとかすると、また会話は復活しますよ。経験的に。




■参考図書 『話し方のルール



人前で話すと緊張し、声が震えてしまう・・・。
恥ずかしくて人の顔を見て話せない・・・。
異性に話しかけても、会話が広がらない・・・。

話し下手だなぁと自認している人は、話すことに関しての恐怖感を抱いている。その恐怖感を取り除くには、「話し上手になるための考え方」を学ぶことをお勧めする。この考え方を軸に、コミュニケーションのとり方やトレーニング方法を解説する。


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著者 :高津和彦

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posted by 管理人 at 07:45| Comment(1) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ拝見させていただきました。
私もブログで就職活動についての記事を書いています。
とても勉強になりました。
ありがとうございました。
Posted by 南尾勇太 at 2016年09月29日 15:05
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