2016年10月03日

記憶術:ネットワークを作る




何かを記憶したいと思うと、ひとつよりも複数のほうが記憶に残りやすいという特性があるそうです。

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●知識のネットワークを作る
チャンク化を行なうというのは、頭の中でネットワークを作り上げるのと似ています。

バラバラの情報を、クモの巣のように、お互いに結びつけていくのです。

たとえば、「イチゴ、リンゴ、マンゴー」を覚えろと言われたら、"果物の名前" だなと関連づければ、すぐに覚えられます。

「ニトログリセリン、ニフェジピン、キニジン」という薬の名前を覚えるときにも、これだけでは、すぐに覚えられません。しかし、これらがすべて "心臓に効く薬" という共通要素があるのを知れば、知識のネットワークとして理解することができるでしょう。

ネットワークがなされていれば、「ニトログリセリン」という言葉を聞いただけで、心臓に効く薬だなと洞察でき、「ニフェジピン」とか「キニジン」もそれらと同じだと芋ずる式に連想することができるのです。

せっかく記憶をしてもすぐに頭から抜け落ちてしまうのは、知識のネットワーク化がきちんとなされていないのだと思ってください。

私たちの記憶は、個別の貯蔵庫が集まったものというよりは、非常に立体的な網目のようにできています。

知識のネットワークがなされていないと、いざというときに頭から取り出すことができません。

サッカーやバスケットの試合では、パスがつながらないとシュートが決まらないのと同じく、知識のネットワークが途切れていると、せっかくの知識を頭から引っ張り上げることができないのです。

記憶がへタな人は、知識のネットワークを作るのがへタなのだといえます。

そういう人は、紙の上に、覚えたことの「ネットワーク」を書き出してみることをお勧めします。

もし、ネットワークとして書き出せないのであれば、完全に記憶していないことがチェックできるのです。

トニー・ブザン著の『頭がよくなる本』の中には、優秀な小学生の女の子が描いたという、純粋数学についての地図が載せられています。

このように知識をネットワークすることが、本物の記憶なのです。

このような地図を、みなさん自身でも作ってみてください。関連性の強いものからどんどん線で結んでいくだけですから、簡単にできるでしょう。

B4 や A3 の大きな紙を使ってネットワークを地図化していけば、たくさんの情報をいっペんに記憶できるはずです。

伊藤真(著) 『記憶する技術
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■ネットワークの地図化


本書では「ネットワークの地図化」と書いてありますが、作り方はそれほど難しいものではありません。

いわゆる

 ツリーチャート(ロジックツリー)
 マインドマップ

などと言われるものです。マインドマップは本書でも紹介されているトニー・プザンが開発した方法で、その後世界中に広まりました。

マインドマップは、アイディアを出すためのツールですが、出たひとつひとつのアイディアを整理するためにも使えます。

日本式で言えば、KJ法があります。これは記憶術というより整理術、アイディア抽出法に分類されるものですが、これも複数のものをグルーピングして整理する方法です(KJ法の機能の一部です)。

いずれも、複数のキーワードを紙の上で二次元的に整理する方法で、それが図や絵になっているので、記憶がしやすくなります。

■知識のネットワーク化


ただ、私のイメージする知識というのは二次元ではなく、もっと高次元のものです。
※これは残念ながら図にできません。

たとえば、本書にある「ニトログリセリン」というのは、「心臓の治療薬」というグループにもつながっていますし、C3H5(ONO2)3 みたいな示性式にもつながっています。また有機化合物というグループにもいますし、ダイナマイトの原料というグループにもつながっています。

ニトログリセリンという記憶から、多次元の蜘蛛の巣みたいにいろんなものの記憶とつながっているわけですね。

記憶の地図、マインドマップみたいなものは、これをある方向から切った切り口の絵なわけです。

記憶されたことを引き出すには、外部からの刺激がトリガとなって、この記憶の蜘蛛の巣の線を辿って、芋づる式に引き出していくらしいです。

ですので、そこから出る線、入る線がないという孤立したものは、仮に脳内にあったとしても、そこにたどり着く方法がありませんから、引き出せないわけです。

ですので、複数のことと関連付けて記憶してやると、それが記憶できるし、特定の刺激入力から糸を手繰って引き出すことができるということです。なるべく多くの記憶の糸を張り巡らせるという作業が、この記憶の地図です。

マインドマップはぜひオススメしたい手法のひとつです。





■参考図書 『記憶する技術



記憶力は、一生、鍛えることができる。

司法試験界の「カリスマ塾長」として知られる、「伊藤塾」塾長の伊藤真氏は、こう断言する。
日本で最難関の試験といわれる司法試験に合格するためには、膨大な量の事柄を覚え、それを使いこなすことができなければならない。
60歳を過ぎてから勉強を始めて、合格する人もいる。
その人たちは特別なのかといえば、そんなことはない。
「記憶する技術」をもっているかどうかである。
それはたとえば、記憶を効果的に定着させたり呼び覚ましたりするためのコツや、記憶する対象に関心をもつといった意識のことである。
本書では、これまで多くの塾生を指導してきた中で、また著者自身が実践してきた、「記憶」を自由自在にコントロールする方法を伝授する。


●関連 Web
 記憶力を養えばストレスフリーな生活が!伊藤真『記憶する技術
 記憶する技術』天狼院書店

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 索引チェックリスト
 記憶術:利き手を使わずに書く
 記憶術:ブツブツ言う
 目次
 「覚えられない」は本当は必要としていない





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著者 :伊藤真

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posted by 管理人 at 16:40| Comment(1) | TrackBack(0) | ハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ブログ拝見させてもらいました。
私も仕事を成功するための記事を書いています。
マインドマップ、作ってみようと思います。
また勉強させてもらいます。
ありがとうございました。
Posted by 南尾勇太 at 2016年10月03日 23:11
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