2019年06月24日

マルチモニタを複数のPCで共有するマルチシステム



モニタは正面にあったほうが使いやすいですね。肩がこらないし。ただ、複数台のPCを使っているとどうしてもモニタを見るのに斜め横を見ないとできません。これを改善するには、1台のモニタですべてのPCをサポートすればいいです。

すぐに考えつくのは、モニタ切替器。
まあ、まっとうな方法です。ただ、切替器にはお金がいりますし、結構高い。そのうえ、ケーブルと分配器が必要なので、机の上がごちゃごちゃします。


次の方法は、モニタの入力を分けること。
たとえば、アナログRGB入力とHDMI入力があるモニタなら、それぞれのPCをそれぞれ異なる入力につないで、モニタ側で切り替えながら使えばいいです。ただ、切り替えにいちいちモニタまで手を伸ばさないといけません。

問題を解決するにはフリーソフトでモニタをネットワークすることです。



■SpaceDesk


SpaceDesk というソフトがあります。

 SpaceDesk
 https://www.spacedesk.net/

もともとは、使っていないノートPCやタブレットなどをPCのモニタにするためのツールなのですが(詳しくは上記のURLで見てみてください)、これはモニタを繋いだ側のPCにウインドウが開いて、そのウインドウがモニタが繋がっていない側のPCのセカンドモニタになるという動きをします。

ならば、あるPCで都合によってそのモニタを全面に出したり、引っ込めたりすれば、ひとつのモニタがケーブルをつなぐことなく複数のPCのモニタにできるんじゃない? とあいなりました。

◆私の環境


自宅では、6台のPCを並行運用しています。殆どは友人・知人からいらなくなったノートPCをもらってきて、それを自動で運用できるようにして、自宅内サーバにしているものですが、簡単に説明するために、2台のPCがある前提で話をします。

1台目のPCはデスクトップPC。これにモニタが2台つながってます。そのうちの1台が机の正面においてあり、これがメインモニタです。

2台目がノートPC。
ただし、このノートPCのHDDに入っているデータがマスタデータです。これに変更を加えると、全PCに同時に配信されるようになっています。

ノートPCは持ち歩くのが前提のPCなので、なるべくケーブル類はつなげたくないけど、このノートPCがあるときには、こっちを使いたいわけ。

そこで、拡張ハードリソースは、デスクトップPCに全部管理させてます。キーボードもこちらで MouseWithoutBorder 。拡張モニタもこっちにつないでます。

◆SpaceDeskでモニタを拡張する


で、SpaceDesk を使うと、このモニタが両方のPCから使えます。

  ノート   +-----自分のモニタ----+====仮想モニタ===
  デスクトップ           +====拡張モニタ===+---- 自分のモニタ ----+

という状態です。 デスクトップPC から見ると、ただの拡張モニタなので、普通にウインドウを表示できますが、そのウインドウの中でSpaceDesk のウインドウだけは最大化していて ( ウインドウの枠もない状態 ) 、そこには ノートPC の仮想モニタのデータが表示されてます。

なので、たとえば デスクトップPC でエクスプローラを立ち上げて仮想モニタに移動し、 ノートpC でメールを同じく拡張モニタにウインドウを移動させると、


  ノート   +-----自分のモニタ----+====仮想モニタ===
                   **EXPLOER**
  デスクトップ           +====拡張モニタ===+---- 自分のモニタ ----+
                          **メール**

となって、拡張モニタには

                +====拡張モニタ===
                 ** EXPLORER****メール**

と、ひとつのモニタでまるでマルチ PC 対応しているかのように見えるようになります。

ちょっと説明が難しいですかね?

ノート PC の小さな画面で作業するのではなく、拡張モニタの大きな画面がケーブルを切り替えることなく作業ができるようになるので、ちょっと便利かもですよ。

こうしておくと、つねに正面のモニタには、今操作したいPCの画面が表示されていて、ワンタッチで切り替えができるようになります。

ただし、あくまでも仮想モニタで、データはネットワークに流れているので、ネットワークが混雑していたり、画面の解像度を高くしたりするとちょっとカクカクする。

■同じテーマの記事

クラウドノートは移動させて使う

以前の記事 OneNoteとEvernoteをOneNoteに集約 に書いたように Evernote を卒業してしまいましたが、この使い方は引き継いで OneNote でも使ってます。ステップファイルを流用するノートの各ページは、紙のノートだとルーズリーフ式のものを使わない限り移動させることはできませんし、ルーズリーフでも取り外したり順番を入れ替えたりするのは結構てます。一方で、クラウド上のノートアプリを使うと、特..

Excelで入力ミスを減らして効率化する方法

Excelでデータを入力するというのはよくやる仕事。一つひとつのセルに、細かなデータを大量に入力するのは手間が掛かるしミスも起きます。入力方法をひと工夫すれば、仕事が早く終わること請け合い。本日はそんなちょっとした工夫のご紹介。入力を始めるのではなくフォーマットを作るたいていの人は、Excel でいくつも乗せるにデータを入力するとき、データの打ち込みか始めます。で、数字を入力しようとしたら日本語入力が ON になっていた、日本語入力をしようとしたら直接入..

モニタ環境を改善する「DisplayFusion」

普段からノート PC に外付けモニタをつないでマルチモニタの環境で作業をしていると、Windows 単体ではいろいろ使いにくいところが出てきます。そこでいろいろなマルチモニタの環境改善ツールを試していたのですが、ほぼこれ1つでなんとかなるツールに集約されてきたので共有。DisplayFusion「フュージョン Fusion」とかいうとまっさきに「ドラゴンボール」が浮かんでしまうのは、マンガに侵されているからでしょうかね?まあ、それはともかく、この Dis..

アクティブウインドウ以外を目立たなくするフリーソフト

マウスで操作する場合は間違えないのですが、キーボード入力をしようとしたときにぜんぜん違うアプリに入力されちゃうってびっくりすることがあります。大抵の場合は「そのウインドウがアクティブになっていない」というだけのことですが。複数のウインドウを開いていると、今着目しているウインドウがアクティブだと勘違いすることがあるんですけど、Windows って今どれがアクティブなのかがとても判断しづらいです。過去にもそういう作業ミスが時々発生していたので、いろいろ工夫を..

Excelのムダなスクロールを省く4つの必殺技

Excelの表って結構大きなものがあって、1画面には収まりきらないばあいがあります。そうしたときに、あっちをみるのにスクロールして、さらにこっちをみるのにスクロールなんて、見ている時間よりもスクロールしている時間のほうが長い、などということが時々あります。そんなときに、スクロールの無駄を省く幾つかの方法があります。ウインドウ枠の固定一番簡単な方法は、今見ている表の一部をスクロールせずに常に表示されているようにする「ウインドウ枠の固定」。これはスクロールし..

PCのウインドウを素早く切り替える方法

作業するときに、複数のウインドウに切り替えるという作業が発生します。これが素早くできるようになると、作業効率が上がります。たとえばこの記事は、一応ネタ元のメモ帳(主にGoogle Keepか Microsoft OneNote)を見ながら書いてます。ネタ元のメモ帳には、テーマとそれに書くあらすじみたいなものが書いてありますので、これを参照しながら肉付けをしていって書いてます。すべてのウインドウが表示された状態にするもっとも単純な方法は、全部のウインドウが操作なしに見..

posted by 管理人 at 11:19| Comment(0) | 効率化グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

人気ブログランキングへ 上司の指示に従うだけの毎日から抜け出したいなら、 「7つの習慣」で学ぶ事をオススメします。 コヴィー博士追悼企画として今なら、初回DVD50%オフ+コヴィー博士最後の著書プレゼント付き! http://123direct.info/tracking/af/620699/Fg9QE9Jf/ 現代ビジネス界の金字塔、7つの習慣DVD講座