本書『
クォータータスク管理法』は、1日を4つに分け、重要だと思うタスクを毎日1〜4個、この時間でやるという非常にシンプルだけど強力なタスク管理手法です。
GTDは「信頼できるタスクリストにすべてのタスクを書き出す」ということが必須になっています。
しかし、やってみるとわかりますが、タスクはプロジェクトの進捗状況によっていつも変動しています。つまり昨日まで完璧だったタスクリストは、今日には信頼できなくなっているということです。
また、タスクとして「やらなければならないこと」と「やろうと思ったこと」というのは同じリストに入れてしまうと、「やろうと思ったこと」は後回しになります。永遠に残り続けるタスクが出来上がります。タスクリストを一生懸命作っても、見ると嫌な気持ちになるのでは、GTDの言うところのストレスフリーどころか、ストレスフルな生活が待っているだけです。
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