7つの習慣 (アマゾンにジャンプします)
7つの習慣とは
1.主体性を発揮する
2.目的を持ってはじめる
3.重要事項を優先する
4.Win-Winを考える
5.理解してから理解される
6.相乗効果を発揮する
7.刃を研ぐ
の7つですが、この本の中で最も感銘を受けたのが、著者スティーブン・R. コヴィー氏のお子さんが学校に適応できなくなったこと。そして、この「7つの習慣」を実践することで、それを克服したこと。
実は自分の子供も不登校になりました。その当時、このことで非常に悩んでいました。
「なんで、『学校に行けない』んだ?」
「甘ったれるんじゃぁない!」
「お前のためなんだぞ!」
そんな思いで、子供を叱り飛ばす毎日でした。
この本を読んで、目からうろこが落ちました。というより、藁にもすがりたかったので、とにかく試してみようと思った、といったほうが良いかもしれません。
でも、「(相手を)理解してから、理解される」。
難しいことを言うなぁ
所詮他人(別の人格)です。わかるはずがありません。相手だって自分ことを理解しようとは思っていないでしょう。とはいっても、何かしなくちゃと言う思いで、彼の思いを一生懸命聞きだそうとしました。
結局、彼は中学校を適応指導教室に通い、卒業したので、不登校は克服できたわけではなかったですが、彼との関係は、前よりもずっと良好になりました。いろんなことを話してくれるようになったです。
でも、この本のすべてが理解・納得できわけではありません。
126ページ
ここで深く考えてみてほしい。集まってくれたそれぞれの人たちから、
あなたの人生について、何と言ってほしいだろうか
自分の葬式の場面。いろんな自己啓発のセミナーでも、よく使われる、葬式のときに誰に来てほしいか、どんな弔辞を読んでほしいか、っていうやつです。自分の知っている中では最も古い文献なので、著者の創作なのか?
ま、いずれにしろ
どーでもいい
ですかね?
自分が死んだあとなんて、自分にはかかわりのないことじゃぁないですか。
それよりも、会社に行ったときに何らかの業務がしっかりあって、それに自分が工夫を加える余地が残されている、せめてそんな状況ではあってほしいなぁ、くらいはありますが、その先の先のことなんてわかりません。
自分ではどうしようもない(影響は与えられるでしょうが)ことに悩むのは時間の無駄です。自分のやれることをやるしかない。葬式のときにどのように評価されようと、知ったことではないですが、今年の年度末にどのように評価されるか、というのは非常に気になります。そのための行動をとったほうが、自分の人生に効果はありそうですね。
ラベル:自己啓発