2011年10月10日

7つの習慣

1週間に大体3冊〜5冊程度本を読んでます。半分以上はビジネス書なのですが、昔はそれほどではありませんでした。1ヶ月に1〜2冊程度かな。この読書量が徐々に増え始めたきっかけになったのが、この本。

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7つの習慣とは
 1.主体性を発揮する
 2.目的を持ってはじめる
 3.重要事項を優先する
 4.Win-Winを考える
 5.理解してから理解される
 6.相乗効果を発揮する
 7.刃を研ぐ
の7つですが、この本の中で最も感銘を受けたのが、著者スティーブン・R. コヴィー氏のお子さんが学校に適応できなくなったこと。そして、この「7つの習慣」を実践することで、それを克服したこと。

実は自分の子供も不登校になりました。その当時、このことで非常に悩んでいました。

 「なんで、『学校に行けない』んだ?」
 「甘ったれるんじゃぁない!」
 「お前のためなんだぞ!」

そんな思いで、子供を叱り飛ばす毎日でした。

この本を読んで、目からうろこが落ちました。というより、藁にもすがりたかったので、とにかく試してみようと思った、といったほうが良いかもしれません。

でも、「(相手を)理解してから、理解される」。

 難しいことを言うなぁ

所詮他人(別の人格)です。わかるはずがありません。相手だって自分ことを理解しようとは思っていないでしょう。とはいっても、何かしなくちゃと言う思いで、彼の思いを一生懸命聞きだそうとしました。

結局、彼は中学校を適応指導教室に通い、卒業したので、不登校は克服できたわけではなかったですが、彼との関係は、前よりもずっと良好になりました。いろんなことを話してくれるようになったです。

でも、この本のすべてが理解・納得できわけではありません。

 126ページ
 ここで深く考えてみてほしい。集まってくれたそれぞれの人たちから、
 あなたの人生について、何と言ってほしいだろうか

自分の葬式の場面。いろんな自己啓発のセミナーでも、よく使われる、葬式のときに誰に来てほしいか、どんな弔辞を読んでほしいか、っていうやつです。自分の知っている中では最も古い文献なので、著者の創作なのか?

ま、いずれにしろ

  どーでもいい

ですかね?

自分が死んだあとなんて、自分にはかかわりのないことじゃぁないですか。
それよりも、会社に行ったときに何らかの業務がしっかりあって、それに自分が工夫を加える余地が残されている、せめてそんな状況ではあってほしいなぁ、くらいはありますが、その先の先のことなんてわかりません

自分ではどうしようもない(影響は与えられるでしょうが)ことに悩むのは時間の無駄です。自分のやれることをやるしかない。葬式のときにどのように評価されようと、知ったことではないですが、今年の年度末にどのように評価されるか、というのは非常に気になります。そのための行動をとったほうが、自分の人生に効果はありそうですね。
ラベル:自己啓発
posted by 管理人 at 05:22| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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