メモは一時記憶のために記録に残すものです。
逆にノートは、記憶したことを整理するために使うものです。
別の言い方をすれば、メモ=INPUTの道具。ノート=OUTPUTの道具。
なので、メモとノートは(物理的にも)同じものではありえません。
自分はメモはA7で、針金(リング)で閉じてあるものを百均で買ってきて使ってます(3冊で100円)。これに誰かと話をしているとき、キーワードだと思った単語、あるいはふと思いついた別のことを書き込んでます。ちょっと小難しい話だと、そこに図解しながら。
ただし、書くのは1話題につき1枚。その後席に戻ってきたら、書いた部分をちぎって、レターケースの中へ放り込んでおきます。
ちょっと時間が空いたときや、その日の終わりの時間に、放り込んだメモをやおら取り出して、「さてこれはどうすれば良いかな?」と一旦考えます。道でもよければそのままゴミ箱行き。ちょっと覚えておく必要があれば、その前後の状況など、文章を補って、自分宛にメール。何かアクションを起こす必要があれば、タスクに登録といろいろ振り分けてそれから廃棄。
これをやるようになって、忘れ物がなくなりました。
振り分けをすぐにやらないのは、頭が冷えてないから。よく「これをやろう」と思っても、冷静に考えたら、「たいした成果にならなさそう」というものがあります。だから、ちょっと時間を置いて、メモを見返す。
ノートはというと、岡田 斗司夫氏の「あなたを天才にするスマートノート」の第3フェーズから、自分なりにやり方を変えた方法で「考えたこと」「業務の構想」などを記録してます。
このあたりのやり方は、ちょっと自分独特なところがあり、何かの折に発表できたらいいなぁ、と思ってますが、長くなるので省略。
でも、「あなたを天才にするスマートノート」は大変参考になり、自己啓発に役立ちました(すばらしい本をありがとうございます)。自分の人生を変えた1冊に入れてます(大げさか?)。
ラベル:ノート術