ただ、読書はインプットであって、アウトプットには直結しません。
いくら本を読んでいるときに何か思いついても、大体の場合はすぐ忘れてしまいます。
一度読んだ本というのは、ある程度の期間(数日?)は記憶に残りますが、だいたい1ヶ月もするとタイトルすら忘れてしまいます。そこで、読書記録(感想文)を書いて、それを自分宛にメールして記録に残してます。
ただ、そこで読書感想文を書くというのは、小学生の頃から非常に不得手でしたので、読んでいて気になったところには付箋をつけておき、感想文を書くときに、気になったところを全文引用します。そしてそこが
なぜ気になったかということを書く
と、結構かけるものです。
さらに、なにか「引っかかったところ」「ちょっと気に入ったところ」をもう一度読むことになります。さらにそれを読みながら、ファイルに書き出すので、計3回読み返すことになります。
会議が絶対うまくいく法 マイケル・ドイル、デヴィッド・ストラウス(著)
短期記憶は、長期記憶とは異なる。短期記憶はごく短い問しか頭に残らず、自動的に消去されていく。(中略)しかし短期記憶も、情報を繰り返すことで忘れないように記憶する長期記憶へと移し替えるーことができる。
脳の記憶の方法は、一度だけ考えると短期記憶領域に保存されますが、
それを何度も繰返し読む
と、長期記憶領域に移動するそうです。それを書き写すという行為は、一言一句丁寧に詠むことになるので、記憶にも残りやすいです。
ただ、
フィッシュボーンノート術 駒井 伸俊(著)
という本に「フィッシュボーンで本の要約を書く」というくだりがありましたが、本を読みながら、それのキーワードを拾って、ノートにまとめていくなんて
無理です。
だいたい、この年になって机に向かってペンを持ちながら、本を読むなんてまずありません。ベッドに寝転がっていたり、電車の中で本を広げたりしているのですから、ノートなんて取れませんて。ましてや、
読んでいく端から、その要点をまとめるなんて、絶対無理
です。だから後でパソコンに気になったところだけを記録していく方法で、長続きしています。
…と、書けるというのは、最初の頃に要点をメモしながら読もうとして、挫折したからですが。