・ブラインドタッチ
・単文節変換
・単語の読み替え
です。
以前に、読書の記録で、本の気になった箇所をパソコンに打ち込む、という記事を載せました。このときにも、この技術は大変役立っていて、最近では本を見ながら(モニタは見ずに)入力ができるようになりました。
つまり、キーボードを見ずに入力できると、非常に速いです。さらに、変換キーを押したときにどのように変換されるかがわかっていれば、
入力した文字を2度と読まない
ですみます。
普通は、
@入力した文章が正しく入力できているか、ひらがなの状態で読む
A変換キーを押して正しく変換できたかをチェックするために読む
というふうに2回読みます。これが、考えながらPCに入力するのに、思考を妨げたり、本を写すときには、本とモニタに視点を交互に移動させなくてはならなかったりして、作業性を下げています。
だから、作業効率を上げようと思うのだったら、
ブラインドタッチは必須
です。
それを練習している時間がない、とお考えの方。ちょっと計算してみてください。
ブラインドタッチを勉強するには1週間×1時間程度あれば、大体覚えます。後は練習です。これに必要な時間が7時間とすると、これを覚えてからパソコンに入力している時間は半分以下になる。そうすると1日3時間、パソコンに入力している時間があるとしても、1ヶ月で60時間、1年で720時間はパソコンに入力している時間があるわけです。これが半分になれば、360時間は自由な時間ができることになります。これほどコストパフォーマンスのいい効率化は、そうそこらにはころがっていないのではないでしょうか。
さらに、長文を一気に変換させると、IMEは文節を切り間違えて、変な言葉に変換しますから、文節は自分できったほうが正確です。これには一文節ごとに変換してしまうのが確実です。もっとも確実なのは一単語ずつ。ひらがなのままがいいものは変換キーを押さない。
最後に、同音異義語の回避をします。これはユーザ辞書に別の読みで登録してしまいます。
たとえば、
機会 → ちゃんす
機械 → ましん
と読むわけです。それぞれのカタカナを出したいときには、CTRL+Iでカタカナにしてくれるので、変換ボタンおさずに、CTRL+I、ENTERの順に押してしまえば確実です。
同音異義語の回避用のユーザ辞書は、いきなりは作れないので、発見するたびに辞書登録の作業をします。これで、入力速度はどんどん速くなって行きますよ。
辞書登録はCTRL+F10,Wの順に押せば辞書登録Windowが立ち上がります。