2011年10月21日

世界征服は可能か?

photo_24.jpg「世界征服」は可能か?

この本、すごく面白かったですので、紹介。

 【簡単な要約】−−−−−−−−−−−
現代社会において、悪の力を持って世界征服は可能だろうか?
実はいろいろなハードルがある。

1.目的を持つ
   世界征服をした後に何をするのかの目的を持たなければならない。
   もちろん、征服自体を目的にしても良いが、そうすると達成した後は、
   燃え尽き症候群になってしまい、部下から下克上される危険性がある。
 2.部下を集める
   当然一人では世界征服はできない。だから、自分の目的に賛同する部下を
   集めなければならない。当然、おおっぴらに求人広告なんて出せないから、
   こっそりと、でも世界を制圧するに十分な人を集めなければならない。
   人を集めるには、その人たちに自分の目標に対して共感をしてもらわないと
   いけないので、ここでもやっぱり「目的」は必要になる。
 3.資金を集める
   部下ができれば部下を養わなければならない。さらに秘密基地や、
   征服のための装置・武器の開発費も必要である。
 4.悪を実行する
   ここでようやく、征服活動だ。
   ただ、行うのは「悪」でなければならない。悪とは平和を乱す行為をしなくてはいけない。
 5.征服できたら維持をする
   征服できたとたんに、今度はその権力を守らなければならない。つまり平和を
   維持する側に回らなければならない。このあたりの切り替えは大変難しい。
   さらに後継者として自分の子供育てなければならないが、
   往々にして、天才の子供はボンクラだ。

−−−−−−−−−−−−−−【要約終わり】

ということで、征服者として例が出されてますが、

 ドラゴンボールのレッドリボン軍
 ドラゴンボールの(初代)ピッコロ大魔王
 宇宙戦艦ヤマトのガミラス デスラー総統
 仮面ライダーのショッカー

など、さすがオタキング。

私なら、銀河英雄伝説(銀英伝)のラインハルト・フォン・ローエングラムを出したいところですが、かれは「悪人」ではなかったし、悪の大魔王でもなかったですね。

実在の人物としてはチンギス・ハーン織田信長ガイウス・ユリウス・カエサルといったところでしょうか。でも彼らは悪の帝国を築いたわけではないので、違うのかもしれませんが、悪か善かを決めるのは、その後の歴史なので、「勝利者が善である。」これは真実でしょうね。

内容としては、ビジネス書をたくさん書いている著者らしく、分析がビジネスっぽいです。

 ・部下一人につき給料が1人年間1000万くらいは必要
 ・悪への投資は、通常の投資と比べて、投資対効果が悪い
 ・銀行強盗をするためには1年間*20人程度の人材投資が必要である。
  ということは2億円くらいは資本が必要。連続して強盗ができるわけではない
  ので、その間の生活資金もあわせて、1回で数十億の効果がなければ、無意味
 ・部下の忠誠心は、目的の共有にある
 ・裏切り者の処罰をするために刺客を送り込むと、コストメリットがない
 ・悪とは人々の幸福を破壊するものである。幸福とは人々がもつ「その時代の
  価値観」の破壊に他ならない。

ちょっと現実的過ぎて、夢がない

これで読者の皆さんのビジネス能力に何か影響があるかというと、何もないような気がしますが、私の世界征服の野望は潰えました(笑)。

 まじめにサラリーマンすることにします。

ラベル:本の紹介
posted by 管理人 at 08:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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