
ただ、上級職になると、年俸制になってしまって、どれだけ残業をしようが残業代はゼロです。そのかわり、どれだけ会社にいなくても、期初の目標が達成できれば業績評価には影響しません(もちろん上司の心証は悪くなるでしょうから、評価は落とされることになるでしょうが)。
ということで、出勤時間は自由なのですが、朝は早く出勤して、夜も早く退勤するようにしてます。
朝は通常の始業時間9時より1〜2時間ほど前。遅くとも8時前には出勤します。
これは最近気が付いたことですが、朝のほうが仕事の進みが早いんです。
考えてみれば当然だとは思いますが、1日仕事をして疲れ果てた脳に鞭打って仕事をしているのが残業時間なんですね。
そのうえ、残業は誰か別の人もいるので、一人で集中するということがない。
そのくらいなら、と思い切って2年ほど前から朝型に切り替えました。そうすると、非常に能率が上がって、仕事が朝のうちにおおむね片付いてしまうようになりました。
前にメールの処理をバッチ処理化するということを記事に書きました。メールの処理をするのは、
12:00
15:00
18:00
です。
朝から昼まではメールは見ない。
ようやく昼からメールを見始めて、その日1日分のメール処理を終わって帰ります。
メールの処理というのは大別して
@ 参考情報
A 何かの業務依頼
B 質問
の3パターンに振り分けることです。このあたりはデビット・アレン氏のGTD(Getting Thingth Done)を参考にしてます。「処理する」ことと「実行する」ことは別物ということです(この部分もいろいろ工夫したので、また別稿で)。
それで、翌朝に、上記のAの業務を「実行」し始めるわけです。
つまり、昼からは翌朝の仕事の準備程度の「作業」にとどめておいて、翌朝集中して「ガーッ」と実行してしまうようにすると、本当に早く仕事が片付きます。
上記でも書いたように、朝は「実行する」ことに集中すること。これで生産性は2倍になります。
※物の本によると6倍と書いてある本もありますね。
結局時間をうまく使うというのは、「いかに集中できる時間を増やしていくか」ということのようです。だれがどうやっても1日は24時間でしかないですが、集中力の高い時間が多ければ、それだけ脳内時間は増えていることになります。
そのためには、リフレッシュしている朝の時間帯をしっかり活用して、集中時間を増やし成果を出せるようにするというのが良いようです。