2011年11月10日

電通鬼十則

電通鬼十則

1.仕事は自ら創るべきで、与えられるべきではない。
2.仕事とは、先手先手と働きか掛けていくことで、受け身でやるものではない。
3.大きな仕事と取組め!
  小さな仕事は己を小さくする。
4.難しい仕事を狙え!
  そして成し遂げるところに進歩がある。
5.取組んだら放すな!
  殺されても放すな! 目的を完遂するまでは...
6.周囲を引きずり回せ!
  引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。
7.計画を持て!
  長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8.自信を持て!
  自信が無いから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない。
9.頭は常に全回転、八方に気を配って、一部の隙もあってはならぬ!
  サービスとはそのようなものだ。
10.摩擦を怖れるな!
  摩擦は進歩の母、積極の肥料だ。でないと君は卑屈未練になる。

ご存知でしょうか?

ちなみにGIGAZINE によると裏十則というのもあるそうです。

1)仕事は自ら創るな。みんなでつぶされる。
2)仕事は先手先手と働きかけていくな。疲れるだけだ。
3)大きな仕事と取り組むな。大きな仕事は己に責任ばかりふりかかる。
4)難しい仕事を狙うな。これを成し遂げようとしても誰も助けてくれない。
5)取り組んだらすぐ放せ。馬鹿にされても放せ、火傷をする前に…。
6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。
7)計画を持つな。長期の計画を持つと、怒りと苛立ちと、そして空しい失望と倦怠が生まれる。
8)自信を持つな。自信を持つから君の仕事は煙たがられ嫌がられ、そしてついには誰からも相手にされなくなる。
9)頭は常に全回転。八方に気を配って、一分の真実も語ってはならぬ。ゴマスリとはそのようなものだ。
10)摩擦を恐れよ。摩擦はトラブルの母、減点の肥料だ。でないと君は築地のドンキホーテになる。

どちらも、

 うん、その通りだなぁ
 
と思い当たることがいっぱいあります。

どちらが評価されるかというと、上司しだい、というところかな、と思います。
ただ、このブログでもしばしば書いてきたとおり、昇進・昇格していくためには、いい意味で目立たないといけません。そう意味で、

6.周囲を引きずり回せ!
  引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる。

これは重要なアイテムで、仕事はだいたいは一人ではできないので、複数のメンバーと実施することになります。この時、だれがリーダーシップをとっているかを、上司は結構しっかり見てます。
もちろんやりすぎると、周囲の反発を食らって

6)周囲を引きずり回すな。引きずっている間に、いつの間にか皆の鼻つまみ者になる。


ということになりかねませんが。
まぁ、

 ほどほどが大事

ということで。

ただ、鬼十則は、自分の机の前に張り出してあります。いつでも見られるように。
これを読むと、ちょっとだけ背筋が伸びます。

そんな鬼十則を解説した本。



すごく面白かったので、ちょっと引用。

★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ダスキンという会社がある。この会社の企業理念が、普通と変わっている。
「得する道と損する道があったら、損する道を選ぶ」というのである。常識とは逆である。普通は、得する道を選ぶ。おそらく80 %の人が、得する道と損する道のどっちを選ぶかと問われたら、得する道を選ぶと答えるだろう。これが人情である。ダスキンの道は、損する道を選ぶのだ。ここが、ダスキンのユニークな所である。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★

知りませんでした。ちょっと調べてみると、ダスキンの経営理念にこんな風に書いてありますね。

 一日一日と今日こそは
 あなたの人生が(私の人生が)
 新しく生まれ変わるチャンスです。

 自分に対しては
 損と得あらば損の道を行くこと

 他人に対しては
 喜びのタネまきをすること

 我も他も(わたしもあなたも)
 物心共に豊かになり(物も心も豊かになり)
 生きがいのある世の中にすること
                       合掌
             ありがとうございました

面白い会社かも。



人間一流と、二流の差は、35 歳ではっきりする。無為に過ごした人間には、それだけの結果しか現われない。囚果応報である。自然の摂理としかいいようがない。


まぁ、厳しい言い方ですが、以前の記事(30代と40代の使い方)にも書いたように、その人の30代の終わりの人事査定の結果は、ほぼその人の生涯のその会社における査定の結果と一致してそうです。
ただ、当然ブレ範囲はありますので、まぁそれなりに頑張れば、逆転は無理でも、多少は改善するかもしれません。私はもう開き直ってますが…。

で、どうすればいいかですか?

とりあえず、このブログでも読んでおいてください(笑)
私並みにはなれるでしょう。

■参考図書

電通「鬼十則」 (PHP文庫)


漫画・電通鬼十則 (メディアファクトリー新書)

◆楽天で見る



posted by 管理人 at 08:13| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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