2011年11月13日

電話を切った後で必ず「ムカツク」という人―隣の困った人との接し方



■書評
「そうそう!」と思えるものもあり、筆者がよく調査をしているというのがよくわかる。いくつかは「自分のことか?」と思えるようなものもあり、ちょっと危機感を持ってしまう。部下や後輩、同僚で、「これはあいつのことだな…」と思いながら読むと、「こんな風に対応すればもしかして煩わされずに済むかも」だとか、「いや、この対応は無理だろ」とか、様々な感情が浮かび上がってきます。でも、ぜひ職場の「困ったチャン」や「わずらわしいヤツ」にお気づきの方には読んでほしいので、紹介します。

と、いきなり感想からですが、筆者は、ノンフィクションを中心とした書籍をプロデュースし、その一方で、ビジネスや発想法、歴史関係の著作で活躍しており、広範な知識と洒脱な表現にはファンが多い<太>本郷 陽二氏の、軽いタッチの一冊。

■■【評価】
◎読みやすさ
非常に簡単に読める。1時間かからない

◎オススメ
部下の中の困ったちゃんでお困りの方。まぁ具体的な対応策は詳細には書いてあるわけではないが、この本のボリュームでこれだけの個性的な人を紹介しようとしたら、やむを得ないか。
ひたすら、笑うしかない…。

■■【要約】
◎課題
会社における困ったちゃんの実態を解説し、それぞれの対応方針に
ついて解説する。

◎目次
第1章 勘定で知らぬ間に消えていく人
第2章 「ていうかぁ」で押し通す人
第3章 「大丈夫!何とかなるさ」で生き抜こうとする人
第4章 仕事を残して、さっさと帰ってしまう人
第5章 “自分がいちばん”と疑わない人


◎キーワード・キーフレーズ
◆ 電話を切った後で必ず「ムカツク」という
◆ 平気な顔でドタキャンをする16
◆ 時間に遅れても‘詫びる言葉なし均
◆ 声に出して挨拶をしない21
◆ 叱られてもまったく気にしない24
◆ さっさと上座にすわってしまう28
◆ 勘定のときにトイレに消える31
◆ 借りた小銭は絶対に返さない斜
◆ おこってもらうのに一局いものを注文する
◆ 汗ばんだ手でボディ・タッチをしてくるれ
◆ とうとうと自慢話ばかりをする
◆ 自分は絶対に悪くない」と思っている
◆ ミスしても決して謝らない50
◆ 「いま忙しい」と上司の命令を無視する
◆ 「ていうかあ」が口グセになっている
◆ 人の手柄を自分のものにしてしまう
◆ 他人の目ばかり気にする
◆ 自分の失敗を自分でかばってしまう
◆ 自分の意見を直接いえない
◆ 必ず自分の話に落とし込む
◆ 自分のことを「○○的」にという
◆ 相手によって話がコ□コ□変わる
◆ 勢いだけはやたらにいい7
◆ 飾りたてた携帯電話を仕事で使う
◆ デスクが異常に散らかっている
◆ 人のやることが気になってしかたがない
◆ 自分の賛同者を集めたがる
◆ やたらと責任転嫁がうまい
◆ 恋人はドラマの主人公
◆ 親の力を最大限に利用する
◆ 理由もなくあっさり会社を辞める男
◆ 「マ二ユアルにありません」が口グセ
◆ サクセス本のとおりにする
◆ 「やったことがありません」と拒絶する
◆ 催促しなければ自分からは報告しない
◆ なんでも安請け合いをしてしまう
◆ まったく私語をかわさない
◆ とにかく他人の意見に合わせてしまう
◆ 「パソコンが命」になっている
◆ 「ポジティブにいこうー」が口グセ
◆ 誰とでも夕メグチで話す
◆ 会話にやたらと英語をまぜる
◆ 会議中でもつっこみを入れる
◆ 「どこまでかー」と思うほど話の前ふりが長い
◆ 「ここだけの話」が大好き
◆ 業界用語を連発する
◆ なんとなくグズでマイペースな人
◆ 勤務中も携帯電話を手放せない
◆ 仕事のメールにフ工イスマークを乱用する
◆ 勝手に自分の休暇を決める
◆ 宴会になると急に存在感を出す
◆ なんでも・奥さんの許し・を得たがる
◆ 聞いてないのに健康の話をしてくる
◆ 話題はもっばら身内自慢
◆ 時間を忘れてギャンブル話で盛り上がる
◆ 爪がだんだん力ラフルに伸びていく
◆ なんでも占いに頼る
◆ 他人の行動をやたらと詮索する
◆ 身支度に異常にこだわる
◆ 香りが公害になっている
◆ やたらとペットの写真を見せる
◆ イケメン夕イプはすペて恋人候補
◆ 人の恋人にす心に会いたがる
◆ 他人の企画を受け入れない
◆ 白黒つけなければいられない
◆ 出先で自分の会社の悪口をいう
◆ 人前で部下を叱るのが好き
◆ 持ち歌を歌われると力ッと怒り出す
◆ 力ラオケで「歌え」と強いる
◆ 「辞めてやる」と連発しながら辞めない
◆ ひどく口うるさい
◆ 言い訳までが自分びいき
◆ 感情の落差が激しい
◆ あまりにも純粋すぎる



posted by 管理人 at 04:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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