2011年12月16日

プレゼン技術

ダウンロード.jpgプレゼンの技術にもいろいろあって、ビジネス書では1ジャンルができるほどの本がありますね。今日はその中の基本中の基本。パワーポイントの使い方で、プレゼンをしているときにちょっとかっこいい(と、私が思う)使い方を紹介します。

■(number)+ENTER
これ、ENTERキーを押すまでは何も起きませんが、ENTERキーを押すとそのページのスライドに直接ジャンプします。

プレゼンが終わってからの質問タイムで、「あそこに書いてあったこと…」といわれたときに、スライド一覧を表示して、あっちこっち探して、それのページをダブルクリックして…、とやるのではなく、スライドショーモードのまま、いきなりそのページを表示したらかっこいいですよね。

そのためには、まず、手元にスライド一覧を印刷しておき、質問のあったページをさっと確認して、これをやると、

 おぉっ!

と感動されると思います。自分はこれをやって結構ウケけました。


■B/W キー
これも知らない人が多いのですが、スライドショー表示をしているときに、Bキーを押すと画面がブラックアウトします。Wキーなら逆に真っ白になる。

プレゼンター(自分)に注目してほしいときや、ちょっと間をおいて、次のスライドを出すときに有効。

■Ctrl+P
ちょっと片手で押せないのが難点ですが、これでマウスがペンになります。
そうすると表示中のスライドに書き込みができます。

標準のままだと、赤いマジックのようなペンになるので、重要なところにマウスで線をを引いたり、まるで囲ったり。

 「ここが重要です」

なんて言いながら書き込みをすると、ちょっとかっこいいんじゃない?

■2画面モードfutta0563s.jpg
ノートPCなどでプレゼンをするときに、ノートPCの外部ディスプレイにプロジェクタを接続しますよね。
その時に、自分が見ている画面をプロジェクタに表示させるモードと2画面モードにする方法があります。絶対に2画面モードがおすすめ。

主モニタをプロジェクタにも表示させると、ツールバーが表示されたり、そこでいろいろ操作しているところが丸見えなので、楽屋裏ごと観客に見せているようなものです。

2画面方式にして、パワーポイントの設定で

 スライドショー → スライドショーの設定 → 複数モニタ

のところを副モニタにしておきましょう。

プレゼンを始めるときは、これで自分のモニタにはいつも使っている状態のウインドウが表示され、副モニタにはプレゼンが表示されます。

そうすると、議事録を取りながらプレゼンをしたり、主モニタに原稿を表示させたりしながら、参加者にはプレゼン画面を見せることができます。

ついでに、パワーポイントの編集画面(というのか?)も主モニタに表示されているので、間違いに気が付いたらその場で治してしまえば、即、プレゼンしている副モニタ側にも反映されます。

結構スマートにプレゼンができるようになると、中身とは関係なく、ちょっと評価が上がりますよ。もちろん、中身が大切ですけど

■アニメーション
ちょっと多用すると痛いのですが、効果的に使えば、これは非常にアピールしやすくなります。
特に人の注意を引きやすいのが、伏字のアニメーション。

   ○○の方法

とわざと伏字にしておいて、

 「さて、その方法とは!」

といっておいて、2秒停止します。
そのあと、やおら、アニメーションのスライドインの機能を使って、○○の部分に文字がはまるようにするのです。

この2秒停止が重要。
しゃべっていた人が突然黙ると、人は「どうしたんだろう」と注意がそちらに向きます。注意が集まったところで、動きと声で人に印象付けるのです。

ただし、最初に書いたように多用してはいけません。飽きられるのと、多用することによって、人の注意が散漫になるからです。ここぞというところで使いましょう。

■色使い
色というのは、注意を引く色、安心感を与える色など、(それこそ)いろいろな効果があります。この効果を知らずに使うと、与えたいインパクトが思うように与えられません。

 赤    目立たせたい時、注意を引きたい、強い刺激を与えたい時
 オレンジ 気分を高揚させたい時
 黄    黒の背景などに使うと親和性が高く非常に目立つ
 緑    安心感を与える
      プレゼンの最後などに使うと効果的
 黒    文字などだと安定的に見えるが、背景に使うと沈み込んだ印象
      逆に白・黄などの文字を使うとその文字が浮かび上がって強調される

こんなことに注意して使うといい感じかも。
ただし、あまりいろいろな色を使うと、けばけばしい印象を受けるので、ポイントは絞って使うようにしましょう。
posted by 管理人 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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