2011年12月19日

社説・コラムを書き写す

以前の記事(http://sarahin.seesaa.net/article/229929938.html)で、メモとノートの違いについて書きました。ノート術については、これまたいろんな本が出てますが、私が実践している方法を一つずつ紹介していきます。

futta2799s.jpg今日は「社説・コラムを書き写す」というもの。
別の記事でもご紹介しました本田勝一氏の「日本語の作文技術」という本でも紹介されていますが、日本語は

 ・修飾語句の置き方
 ・句読点のうち方
 ・漢字とひらがな、カタカナの使い分け
 ・助詞の使い方
 ・段落の区切り方
 ・体言止め、紋切型文章、
 ・文章のリズム
 ・文章全体の構成

などいろいろ知るべき・考えるべきことがあります。


日本語の作文技術

日本に住み、日本語を母国語とする私たちにとっては当たり前の日本語ですが、実際にその文法や誤解のない表現、あるいは文章の構成(いわゆる起承転結ってやつ)などは、学校ではあまり習わなかったような気がします。

そこで、わかりやすい文章を書くために、始めたのが、社説やコラムの書き写し。
これは、高島徹治氏の『仕事文速書き法』で気づいた方法。


仕事文速書き法

★『仕事文速書き法』P130 より −−−−−−−−−−−−−−−
1日1題、20分で新聞の社説やコラムを清書する
 :
その意味で、主張の内容に関係なく、文章として注目していいのは、
コラムであり社説だろう。ただし、コラムは情緒文であり、ここで
の手木にはなりにくい。なので、仕事文である社説を清書しようと
提唱したわけだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★


新聞は文章のプロが書いているだけあって、非常にしっかりした文章が書かれています。単に、今日の最新情報を知るというだけではもったいない。そこで、ここに使われている文章のテクニックを体で覚えてしまおうというわけ。

自分の好みはコラムだと
 ・朝日新聞の天声人語
 ・産経新聞の産経抄
 ・中日新聞の中日春秋
 ・四国新聞の一日一言
社説だと
 ・朝日新聞
 ・産経新聞
 ・琉球新聞
など。
 ※注記※
 あちこちの新聞を購読しているわけではありません。ネットで見てます。興味のある方はこちらへどうぞ。

普段、キーボードしか打っていないので、ペンをもってノートに書き写すと、結構腕が疲れます(コラムならだいたい500〜800文字くらい)。時間にして15〜20分くらいなのですが…。普段はボールペンを使ってますが、この時だけは万年筆を使います。万年筆はすべりがいいので、軽く書ける『はず』なのですが、やっぱり肩や腕に力が入っているんだろうなぁ。

futta1522s.jpgコラムは情緒文なので、その文章構成自体は役に立たないかもしれませんが、句読点のうち方、修飾語の使い方、起承転結の流れの良さなどなど大変参考になります。
論理展開を勉強したい向きには、やっぱり社説でしょうけど。これは『長い』(だいたい1000〜1500文字くらい)ので、要約をするようにしています。
コラムにしろ、社説にしろ、新聞社では相当のレベルの記者でないと書かせてもらえないモノですので、じっくり文法や句読点、論理展開などに着目して読むと大変勉強になりますよ。

毎日やると疲れるので、1週間に1〜3回くらいやってます。全くやらない週もあったりして、その日の気分と空き時間しだいというところでしょうか。

 それで、この程度の文章かよ

なんて突っ込みは入れないでください。

 まだ勉強中なんです…

ラベル:文章術 ノート術
posted by 管理人 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | メモ術・ノート術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。