2012年01月05日

読書記録をつける

■読書のススメ
昨年は1年間100冊を目標に読書習慣をつけようという目標を立てました(実際に始めたのは一昨年の9月からでしたが)。結局1年間で読んだ本は254冊。我ながらよく読んだなぁ、と感心します。

主なジャンルは

 IT技術
 ハック(ビジネス、ライフ)系
 思考ツール関連
 ビジネスマインド関連(ドラッガーなど)
 心理学関連
 MBA関連
 交渉術関連
 文章術関連
 プレゼンテーション技術
 歴史書
 推理小説
 時間管理術(GTDなど)
 会議術
 自然科学

などなどまぁ、よく読んだなぁと自分でも思います。
多分、普通のサラリーマンからすると多い方ではないでしょうか。

読書は、著者の様々な体験を通じて学んだことを、本で追体験することです。
同じような追体験の方法として、講演会やセミナーもいろいろ参加しましたが、どちらかというと自分には本を読むほうがあっているみたいです。
というのも、本に書いてあることをそのまま読み上げて発表すれば2時間ではすみませんが、講演会はどれほど長くとも2時間。つまり、本と比べると、やや内容が薄い。ただし、1つのエピソードにおける臨場感は、本人がお話しいただければ、非常に高いので、記憶には残りやすいという点はあります。それでも、多くのことが自分のペースで学べる読書のほうが、効果は高いと思うのです。

ぜひ読書はしてください。決して無駄にはなりませんから。

■本から自分の考えを引き出す
その読書時間を無駄にしないために必要なことが、

 本を繰り返し読むこと
 それについて考えたことを書き出すこと

です。

images (2).jpg本を読んでいるといろいろな雑念が浮かんできます。
この雑念は本に書いてあることによって誘発された、自分の記憶です。これをすぐに書きとめて、そこで自分が考えていることをしっかりとアウトプットすることによって、自分の考えが深まります。

本に書いてあることは大して問題ではありません。
もちろん、本に書いてあることは大切なのでしょうが、それはしょせん他人の考えです。自分の考えというのは、自分の中にしかないわけですから、それを誘発させて、考えをまとめていくことのほうがよっぽど大事だと思っています。

ただ、電車の中やメモのないところで本を読んでいると、その時点で何か書き始めるわけにはいきません。

ですので、本に付箋を貼って、そこにふと浮かんだキーワードを書き残しておきます。

■読書記録
そして読み終わったら、読書記録をつけます。そう、あの

 読書感想文
 
を書くんです。

読書感想文と聞いて、すごく後ろ向きになるかたも少なくないと思います。学生時代に先生から課題図書が与えられて、読書感想文を800字詰め原稿で3枚以上提出せよ、と宿題が出て非常に苦労した方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も読書感想文が宿題に出る国語の時間は大嫌いでした。

それがいい加減大人になった今になって、読書感想文を書こうと思ったのは、あるブログがきっかけでした。
※ちょっとそのブログを紹介しようとおもって、もう一度探したのですが見つかりません…。

記憶で要約すると
★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
学校では読書感想文を書かせても、読書感想文というものがどういうものであるのか、どうやって書くのかを教えていない。
そうやって何も教えずに書いてきた読書感想文に対して教師が、非常にあいまいな評価基準で、悪いところを指摘するものだから、子供は混乱してしまう。
海外の学校では、読書感想文を書くのは一つのテクニックであり、そのテクニックをまず教え、そのうえでそのやり方に沿って感想文を書かせる。だから誰が書いてもある一定レベル以上の感想文を書くことができる。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★

というようなことが書いてありました。

 ちょっと目からうろこ

なるほどと思って、自分も読書感想文を書いてみようと思ったのがきっかけでした。

最初のうちは、いい加減な書き方をしていましたが、徐々に書式が整理されてきまして、現在ではあるテンプレートに従って感想文を書くようになりました。
自分でやってみると、「これなら書ける」と思える出来になりました。

■読書感想文のテンプレート
以下のテンプレートに沿って書いていきます。

★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
■■評価
●オススメ 誰にオススメか
●コメント 自分の気になったポイント
■■影響
●選書理由 この本を選んだ理由
●知識   新たに得た知識は何か
●思考   読む前に考えていたこと(課題について)
      読んだ後に考えられるようになったこと
●賛成   著者の意見に賛成。さらにその意見を強化した考え
●反対   作者の意見には賛同できない、積極的に反対する。
●感情   新たに得られた感情は?
●疑問   本のトピックに関する疑問点。それは解けたか?
      本を読んでいて疑問に思ったこと
●行動   読んだ後にとった(取る予定の)行動は何か?
●記憶   本を読むことで思い出したこと
●価値観  価値観がどのように変化したか?
■■要約
●課題   著者が提起したかった問題、解決したかった課題
      前書きを要約する
●解決策  その解決策の概要
●目次   目次を書き写す
●要約   本の要約
●キーワード・キーフレーズ
      その本において、ポイントが書かれている部分
      その本のキーになる単語"
●著者   その本を書いた人物の経歴・実績
■■キーポイント
      気になった箇所
      所感、なぜ気になったか、何を考えたか
      反論、たとえ話、体験談、具体例
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★

と、これだけの内容を埋めていきます。

前に書いた、付箋を貼った個所というのは、このキーポイントのところに、気になった文章を引用して、その時にどのようなことを考えたかを順次書いていきます。

もちろん大切だと思ったことも、引用しますが、それはキーワード・キーフレーズのところに書いていきます。

気になった個所を抜き出して書いていくと、その時に考えたことが再び浮かび上がってきます。それを書き留めていくんです。

この書式は、このブログでも本を紹介するときに使っているので、実際にどのようなことが書いてあるのかは、過去ログを見てください。

■マインドマップにまとめる
これはかなり気に入った本しかやりませんが(大体1カ月に1回くらいです)、本に書いてあったキーワードを並べてマインドマップを作ります。
マインドマップを作りながら、ここはこういう風に考えられるんだみたいなことを思いつきを追加していきます。

マインドマップにまとめるときにしている注意事項は、

 それで何が変わるか

をちゃんと書くということです。自分が何を変えないといけないのかが、ちゃんと考えられているか。これが本を有効に使うための手段だと思っています。

■アウトプットなくして思考なし
本を読んでいる最中は「こんな考え方もできるな」ですとか、「こうやればもっとうまくいくのに」などという考えがいろいろ浮かんできます。

それをちゃんととらえて、文章にすること。
これがアウトプットの秘訣です。文章になれば、嫌でも論理的に考えますし、頭の中にあるイメージを明確化することができます。

それによって自分の思考を明確化する、ひいては思考のトレーニングになると考えています。

ぜひ読書記録(感想文とは言いません)をつけるようにしてみてください。自分がいったい何を考えながら本を読んでいたのか、さらに、それをあとで読み返すことによって、その時に学んだことが、より鮮明なイメージとして浮かび上がってくること請け合いです。



ラベル:読書記録 感想文
posted by 管理人 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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