
そんな時に気を付けて毎回するようにしている質問。
■今回の評価
必ずする質問というのは
「今回の活動って10点満点でいうと何点?」
というものです。「どうだった?」と漠然と聞くよりも答えやすいです。まぁ、大概の人は6点、とか9点と答えます。
「その減点理由は?」
ときけば、今回のイベントにおける満足点と不満点が具体的に出てきます。これが自分のイメージ(視点)とあっているかどうかについて、話し合うきっかけにできます。
■1ポイントアップ
で、最後に
「今回の得点を1点あげるためには何をすればいい?」
というのが最終的に聞きたい(相手に話させたい)ポイントです。
完璧を目指すというと非常に大変ですが、10分の1なら狙いようがあります(ハードルが低くなる)。
質問は
「どうすればいい?」
ではなくて、
「何をすればいい?」
と聞くことです。
「どう」というと回答が漠然としてしまって、答えられなくなる人が多いですが、「何を」と聞くと話が具体的になりやすいです。
■日誌に応用
日誌で自分自身に対しても適用することができます。
すべての行動に対して評価点を付けます。上記では10段階評価をしましたが、私はいつも5段階評価です。5点と6点に大した違いがないので。
このあたりの評価点のつけ方は以下の本を参考にしました。
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★−−−−−−−−あなたを天才にするスマートノート P50−
今日の行動記録に、図のように右側に0〜5点の間で点数をつけてください。日記に書いた事柄がどれだけ楽しかったか、どれくらいの出来栄えかを、自分の満足感や心の動きをもとに評価して点数にしてみるわけです。マイナスはなし。
2.5点とか、3.7点とか微妙な点数もなし。
前日と比較したり、あまり深く悩んだりはしないで。とりあえず心に思いついた点数で結構です。「ま、これは3点」とか適当につけてください。
大事なことはマイナスの点数をつけないということ。どんな最低な体験でも0点です。これは絶対に守ってください。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★
で、これに対して1点あげるためには何をすればいいかを考えます。
これをノートに書き込みます。
これが行動の振り返りと省察になります。
これをやるようになってから、いろいろな改善点が見えてくるようになりました。さらに、自分がどのような事柄に気持ちがいいと感じるかもわかるようになってきました。今までは、結果に対して「気持ちがいい」とか「イラつく」とか考えてましたが、この感情をコントロールするためにはどのような要素があればいいのかが見えるようになってきたんです。
これはノートを取るようになってすごく良かったことです。
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