■スケジュール
会社では、ある程度の規模になれば、スケジュール表公開・共有して、打ち合わせのスケジュールなどの調整をすると思います。
このスケジュール表に打ち合わせ以外のスケジュールが入っていない人が結構いますが、これはもったいないことです。
スケジュール表がブランクのままだと、そこに他の人の都合で予定を入れられてしまったり、その場限りの作業をやって過ごしてしまいがちで、ある程度コツコツやらないといけない作業を忘れてしまって、最後に「時間がない」なんていうことになりかねません。
■長期計画の実行計画
長期計画というのは、締め切りが遠いので、なかなか実行に移せません。そうこうしているうちに、大体の場合は時間がなくなってしまいます。
会社ではどのようにしているかというと、目標の日付が決まって、それに対して、どのような業務があるかを出して、それを計画表に落としますよね。
なぜ会社で、このようなブレークダウンした計画表を作っているかというと、ブレークダウンしないと、やれないからです。
でも、個人だとなかなかこれをやらない人が多いようです。
実のところ、私も以前は、個人の目標をブレークダウンすることはほとんどしたことがありませんでした。かつ、その目標が達成できたことが殆どありませんでした。
■天引きだとうまくいく
話は変わりますが、お金を貯める最も確実な方法は、給料の天引きです。一旦自分にお金が渡されてしまったら、そのお金で生活をしようとして、最後に残ったお金を貯金に回すなんていうことは、ほぼできません。自分も含め多くの人はあるだけ使っちゃうものなので。
■時間の天引き
時間の使い方もこれと同じ事です。
「暇ができたらやろう」などと思っていると、いつまでたっても時間なんてできません。あらかじめ自分の時間から天引きしておくんです。
時間はどうやったって増えません。であれば最初から少ない時間で計画を立てるべきで、必要な時間は前もって確保してしまうことが必要です。
たとえば、今年は「読書をしよう」と目標を立てたら、まず、自分の予定の中で、読書をする時間というのを先に決めてしまうこと。そして、その時間になったら、計画通り読書をするようにすることで、長期計画を実現することができるようになるわけです。
■毎日1時間、金曜日は2時間
私の場合、金曜日以外の平日の毎日17:00〜18:00は振返りの時間としてあらかじめ確保してあります。金曜日は16:00〜18:00です。
これは週次レビューをするため。
こうしておくと、この時間にミーティングを入れられることもなく、確実に毎日の振返りができます。もちろん緊急事態でできなくなることもありますが。
こうした時間を確保するようになったら、ほぼ毎日、日誌を書いたり、その日の業務の振返りができるようになりました。
休日は、主に朝から昼までを天引きの時間にしてます。
朝は大体4時か5時くらいに起きて、読書記録の作成や、週次レビュー、来週の計画のチェック、未処理のタスクの実行計画の設定などを行います。
■インプットの時間を確保する
休日も平日と同じように計画を立てるべきです。もちろん、自分打での都合で決めることはできないとは思いますが。
ポイントは、まず「インプット」の時間を確保することです。
サラリーマンの場合、仕事時間である「アウトプット」は、ある種の拘束時間として半ば強制的に埋まってしまいます。これに対して、「インプット」の時間は、時間投資の元手として最も重要であるにもかかわらず、意識していないと、すぐほかの時間に侵食されてしまいます。
そこで、休日は「インプット」の時間を最優先で決めて、次に、振返りなどの時間を確保していきます。
■埋め過ぎない
ただし、スケジュールを全部埋めてしまうと、やることに余裕がなくなってしまいます。スケジュールは半分位が埋まっている状態が一番いいようです。これは単なる経験値なので、人によって色々ばらつきはあるでしょうけど。

2012年02月23日
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