2012年02月29日

キーボードでWindowsを制御する

快適にWindowsを操作する方法の基本は、まずキーボードの扱いに慣れることだと思います。

例えば、PCの操作をしていて、いちいちマウスを握ったり、キーボードに戻ったりすると、それだけ時間も遅くなりますし、手元を見なくてはいけない。だから、ちゃっちゃとキーボードで処理してしまえるのが一番です。

そのためにキーボードショートカットを覚える必要があるのですが、今日はちょっとその上を行く、キーボードショートカットをより効率的に使用するための方法。


■ホームポジション
まず、何をおいてもブラインドタッチの基本を覚える必要があるのですが、これは以前の記事でも紹介しました。
世の中にはたくさんのブラインドタッチの練習ソフトがあるので、ぜひこれで練習してください。1週間毎日10分を使えば、ほとんどの方はマスターできると思います。

ブラインドタッチができるようになれば、入力速度は2倍近くになります。1週間毎日30分練習したとしても、約4時間弱。これだけの投資をすれば、毎日キーボードで入力している時間が半分になるとすれば、すぐに元は取れます。

これは絶対に覚えて損は無いです。


■左手親指の位置
さて、本題ですが、指をホームポジションにおいた時に、親指の位置ですが、これは手のひらの内側に向けて、左ALTキーの近くに置きます。

いつでもALTキーが押せる状態を作っておくわけです。

WindowsではキーボードショートカットはALTキーを多用します。
メニューを出すのもALTキーですし、ウインドウを閉じるのもALTキーです。

なので、常にALTキーが押せるようになっていれば、即座に対処ができます。

私の場合、enthumbleというソフトを使っていて、無変換キーを多用しますので、いつも親指は無変換キーの上にあります。それをちょっと左にずらすとALTキーです。

 enthumble

以前enthumbleの紹介をした時から、またちょっと色々変更してますので、近いうちにまた紹介します。

■ホームポジションでカーソル移動(enthumble専用)
enthumbleをセットアップすると、HJKLでカーソル移動ができるようになります。
そうすると、左手親指で無変換キーを押しながら、右手をホームポジションにおいたまま、カーソル移動ができるようになります。

これで、いちいちカーソルキーまで手を移動させる必要がなくなります。

ついでに、スクロールもカーソルキーでできるようにしてます。
  ページダウン:  無変換+;
  ページアップ:  無変換+/
  HOME    :  無変換+B
  END     :  無変換+G
これで、ほとんどホームポジションから手を話さなくなりました。

■人差し指はXCV
左手人差し指はホームポジション"F"キーの上にいつもいますが、これはすぐに下に動かせるようにしてます。いつも意識は人差し指を下に動かすように。

これは
  切り取り   CTRL+X
  コピー    CTRL+C
  貼付け    CTRL+V
を多用するからです。

■左手薬指でTAB
TABキーは小指で押す人が多いみたいですけど、薬指で押す癖をつけると非常に反応が早くなります。

これは、TABキーというのが、SHIFTやCTRLと組み合わせて押す場合が結構あるためです。
この時にちょっと手首をひねらないといけないので、ちょっと入力しづらいですが、小指で押す癖が付いていると、SHIFT+TABをおそうとした時に、ちょっと指が迷います。

まぁ、私の場合は上記のごとくenthumbleを使ってますので、
  無変換+,
で入力しちゃいますが。こちらのほうが手首をひねらなくても押せるので、素早く入力できます。

■CAPSとCTRLキーを入れ替える
WindowsにおいてCAPSキーというのはほとんど使いませんが、非常に押しやすい位置にあります。これはもったいないので、キーを入れ替えます。

キーの入れ替えは、"秀CAPS"というそふとか、ALTIMEというソフトが使えます。

 ALTIME:  http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se027730.html
 秀Caps: http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se025483.html

ただ、これらのソフトやenthumbleなどのソフトを使っていると、人のパソコンを使おうとした時に、思わず別のキーを押してしまって、非常にイライラします。まぁそれほど機会があるわけではありませんが。

■ALT+SPACE,N/C/X
あと、Windowを直接コントロールする機能として、ALT+SPACEという機能があります。これはWindowメニューを出すもので、押してみればわかりますが、Windowを最小化したり、最大化したり、閉じたりする機能のメニューが開きます。

例えば、Windowを閉じる場合、キーボードであれば
  ALT+F4
キーがありますが、ファンクションキーというのはちょっと遠い場所にあるので、すぐに間違いなく押すことは難しいです。

そこで、ALT+SPACEであれば間違いなく簡単に押せるので、これを多用します。
機能は
    ALT+SPACE N :最小化
    ALT+SPACE X :最大化
    ALT+SPACE C :閉じる
です。

私は、enthumbleで
  無変換+.
でWindowを閉じる機能を実現してますので、N/Xしか使いませんが。

posted by 管理人 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ハック | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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