2012年03月06日

どうしてそうなるの?

■どうしてそうなるの?
 どうしてうまくいかないんだろう?
 どうしてあんな失敗をしてしまったんだろう?
 どうしてワクワクしないんだろう?
 どうしてがんばっているのに成果があがらないんだろう?
 どうして面白くないんだろう?

こんなこと考えたことありませんか?
私はしょっちゅうです。

でも、これで良い答えが見つかったことがありません。

何かの本で読んだのですが、この質問のまずいところは、「否定形」だからなのだそうです。否定形というのは、ある特定できるもの以外のものを指してしまいます。つまり、対象が広すぎるんです。
そのために、問題点が一点に絞られないから、答えが見つからないのです。

■存在証明と非存在証明
物事というのは、

 存在することを証明すること

は非常に簡単で、その存在を発見すればいいです。一方で、

 それが存在しないことを証明すること

というのは非常に難しいです。
たとえば、四角いタイヤがあることを証明するためには、四角いタイヤを目の前に持ってくれば、あることは証明できます。一方で、四角いタイヤがないことを証明するためには、世界中のタイヤの形を調べないとわかりません。これは不可能でしょうね。

つまり、否定形で質問すると、問題点が収束しないため、それを考えることができないわけです。

■あるものを考える
何かを考えようとするときには、

 どうして××じゃぁないのか?

とかんがえるのではなく、存在するものを考えないと答えは見つかりません。

 どうやったら××の状態になるのか?

と質問すれば、あなたやあなたの無意識は、自分の経験に基づいてその答えを探しだそうとします。

考えるためには、答えが存在する質問をすれば、答えは発見できます。

■どうしたら
 どうしたらうまくいくんだろう?
 どうしたらワクワクするんだろう?
 どうしたら成果があがるんだろう?
 どうしたら面白くなるんだろう?

こんなふうに

 「どうしたら」

で始まる肯定形疑問文にすれば、とたんに、あなたの頭は答えを探し始めるのです。

■ひらめいたらすぐにやってみる
そして、アタナの頭の中で浮かんだひらめきを、どんな荒唐無稽なものであっても、書き留めてください。
今度は、それに対して、

 どうしたら、××ができるんだろう?

と考えてください。これは絶対無理と一瞬ではんんだんしないでください。その判断はあなたの心理的な拒否感が含まれた判断です。

本当は簡単にやれる方法があるんです。ただ、気持ち的にそれを拒否している部分があると、それを拒否してしまうんです。

だから、とにかくやれる方法を考えてみる。どうしても思いつかなければ、それまで。やれる方法というのは、

 次にどのような行動をとったらいいか。

これだけを考えます。その先のことはまたその先に考えるようにします。

これで、あなたの心のバリアを突破できます。

ラベル:質問 考え方
posted by 管理人 at 06:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック