他の人はわかりませんが、私は自分の部下の評価を整理整頓能力である程度判断してます。
整理整頓の対象は
・机の上
・パソコンの中
・メール
大きくこのくらいでしょうか。
■試してみる
「3ヶ月くらい前にこんなメールを送ったけど、ちょっと開いてみてくれる?」
いくつかのチャンスを狙ってこんな質問をしてみます。
3分以内に、「このメールですね」と言えれば合格。
「消しちゃいましたぁ」だったら、50点。
「あれ?、あれ?」っていつまでも探していたら不合格、0点
なんで、消しちゃった人が50点ももらえるのかというと、整理しているからです。多分一定期間過ぎたものは、整理のために捨てているのでしょう。
それに引き換え、いつまでたっても見つからない人は、整理をしてないので、その情報にすぐにたどり着くつことは出来ません。
その情報が必要なのか不要なのかも判断せいず、放置してあったということです。
ちなみに、自分はと言うと3年前のメールでもキーワードさえわかれば30秒以内に探し出せます。
■机の上の整理
机の上でも同じです。帰るときには机の上に何も載っていない状態にすること。これができると思わせるビジネスマンの最低条件だと思ってます。
机の上に見処理の書類が山のように溜まっている状態で、集中して仕事ができますか?
多分、何かの仕事をしていても、その山が目に止まり、そちらが見処理だったのが気になって、気が散ってしまうでしょう。気が散ると人間の処理能力はかなり落ちます。
だから、最低でも1日の終りには机の上が綺麗に片付いた状態になっていること。できれば、ひとつの仕事をしているときには、その仕事に関する資料以外何も出ていないことが必要なのです。
■整理整頓
たぶん、これを読んでいる方は意識が高いでしょうから、言わずもがなかもしれませんが、
◆整理
いるものといらないものを分けて、いらないものを捨てること。
◆整頓
それがあるべき場所に置かれていること
です。だから、整理が先にあって、整頓があとにあるのです。
■仕事を終わらせる
1日の最後には仕事は終わらせましょう。
もちろん、数日かかるものもあるでしょうし、他の人の作業が終わるのを待つ場合もあるでしょうから、その仕事のゴールに行き着くということではありません。
今日やるべきことを終わらせる
という意味です。
机の上には何も残してはいけない。
これを徹底すると、1日がすっきり終わります。
もし、机の上やメールボックスに何かの資料が残っていたら次の手順で処理します。
これは何?
何かのアクションが必要なのか、単にとっておきたいものなのかを考える
→アクションが必要な場合
2分以内にできるかどうかを考えましょう。もし出来なければ、タスクリストに追加して、いつやるかを決めましょう。書類などであれば、スキャナして、タスクリストに添付しておきます。
→あとで参照するかもしれない場合
書類であれば、スキャナして、参照用フォルダに適当なファイル名(あとで検索できるようにキーワードをいれる)をつけて保存してしまいます。メールなどの電子データなら、適当なファイル名をつけて、参照用のフォルダに放り込んでしまいます。
→もう必要ない場合
さっさと捨てましょう。
あ、機密書類の場合があるので、シュレッダーにかけてしまうのが一番です。
たったこれだけやるだけで、机の上はさっぱりします。
毎日帰宅前には必ずこれをやって1日が終わるようにしましょう。
翌日机の上やメールボックスをみて、げんなりしなくて済みます。