人間社会にいる以上、ストレスを受けないということは無いです。
実は(以前の記事にも書いたことがあるかもしれませんが)、私は鬱になってしまって、会社を数ヶ月おやすみしたことがあります。
そのときにいろいろ調べたりしたのですが、ストレスには3種類のストレスがあるそうです。
1.肉体的なストレス
2.快が得られないことに対するストレス
3.自分が認められないことに対するストレス
いずれも脳の前頭前野という部分で感じているそうです。
■ストレスはなくせない
私は鬱になる前の1年半くらい、非常に強いストレスを感じてました。しかし、それを無視して働き続けました。まぁ、その結果鬱になって会社を休んでしまったので、ほめられたものではないですが、ひとつわかったことがあります。
ストレスを無くすための方法というのはない
ということです。
でもその後いろいろ経験したり、学んだりしたことによって、一定量以上にならないようにコントロールすることはできそうだ、と感じるようになりました。
■号泣する
その一つがこの、号泣するということ。
なんでこれがストレス解消に効果があるのか、いまだよくわかりませんが、とにかく、号泣したあとはすっきりします。もちろんストレスの原因になった外的要因(人間関係だったり、仕事のトラブルだったり)が解決するわけではないので、なにもかもクリアになるというわけには行きませんが、心理的には結構気が楽になって、多少客観的に事実が見られるようになったりします。
ただ、この「泣く」という行為、大人になるとなかなか出来ませんよね。
人目をはばかったりしますし。
そこで、号泣する作法というのをまとめてみました。
■号泣の作法
1.他の人(家族含む)をシャットアウトして、一人になること
2.2時間くらいの時間を取ること(割り込みが入らないようにすること)
3.夜やること
4.ティッシュ・ハンカチ等泣いた時に必要な道具を手元においておくこと
5.泣き始めたら、消して涙を止めようとしないこと。逆によりいっそう促進して、大量の涙をながすように誘導すること。
この条件を満たせるような環境を用意して、泣ける映画やTV番組などを再生します。
私の場合は、動物モノの映画が一番です。
小説などで「泣く」のもいいですが、これだとページをめくったり、文字を追ったりしていますので、「泣く」という行為だけをするわけには行きません。
だから、なるべくなら放っておいても、ストーリが流れてくるように、映像モノがいいです。
とにかく、何か自分が共感、感動できるものを用意して、大泣きします。
大人になると、なかなか泣けなくなりますが、ストレス軽減のためには非常に言いです。是非どうぞ。