2012年08月08日

アプリの瞬間起動


■キーボードでWindowsを制御する

マウスってたしかに便利なのですが、文章が入力できるわけではありません。
※当たり前ですが。

でそうすると、何かを入力してはマウスに持ち替えて、Windowsを制御して、また、手をキーボードに戻して入力する、なんていう作業を1日中繰り返すことになります。

これがひたすら面倒くさい。

いっそのこと「音声入力にしたら便利かな」とも思いますが、パソコンに向かってブツブツ呟くというのも、ちょっとシュール。

以前enthumbleというソフトを使って、ホームポジションから手を離さずにカーソル移動をするという記事を書きましたが、今日は、Windows自体をキーボードで制御する方法。

■Winodwsキー
Windowsを使っている方であれば、Winキーは使ったことがあるかと思います。
Winキーを単体で押すと、Windowsメニューが出てきます。その後、カーソルキーで必要なメニューを選んでリターンキーを押すと、その機能をスタートできます。

ただし、この方法は、キーを押す回数が増えるのが難点。

ただ、WINキーにはキーコンビネーション(他のキーと同時に押すこと)で特殊な機能を果たすことができるようになります。

★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
Win + D     デスクトップを表示する
Win + M     ウィンドウをすべて最小化する
Win + E     マイ コンピュータを開く
Win + F     ファイルまたはフォルダを検索する
Win + F1     Windows ヘルプを表示する
Win + L     コンピュータをロックする
Win + R     [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスを開く
Win + U     ユーティリティ マネージャを開く
Win + Shift + M 最小化したウィンドウを元のサイズに戻す
Win + Ctrl +F  コンピュータを検索する
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★


■ファイル名を指定し実行
Windows7になって、Windowsキーを押して、すぐにファイル名やコマンドを入力すると、それに一致するファイルを検索して表示してくれるようになりました。そのままリターンキーを押せばそれをコマンドとしても処理されるようになりました。

XP以前ではWIN+Rでコマンドの入力ができます。

ここで、以下のように入力すると、対象のプログラムが起動します。

★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
acrord32  adobe reader
calc    電卓
charmap   文字コード表
cmd     コマンドプロンプト
control   コントロールパネル
dxdiag   directx診断ツール
eudcedit  外字エディタ
eventvwr  イベントビューア
excel    excel
explorer  windowsエクスプローラー
logoff   ログオフ
magnify   拡大鏡
mmc     マイクロソフト管理コンソ?ル
msaccess  access
msconfig  システム設定ユ?ティリティ
mspaint   ペイント
mstsc    リモートデスクトップ接続
notepad   メモ帳
nslookup  nslookup
outlook   outlook
pbrush   ペイント
powerpnt  powerpoint
regedit   レジストリエディタ
regedt32  レジストリエディタ
sndrec32  サウンドレコーダー
sndvol32  ボリュームコントロール
taskmgr   タスクマネージャー
telnet   telnetクライアント
winmsd   システム情報
winver   windowsバージョン情報
winword   word
wordpad   ワードパッド
write    ワードパット
wupdmgr   microsoftアップデート
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★


■いつも使うアプリを簡単に入力できるようにする
いちいち、
 スタートメニュー→プログラム起動
とするのではなく、よく使うアプリも、上記のように簡単に起動できるといいですね。

そこで、私のよくやっている方法。

◆1.アプリの起動用フォルダを作る
    c:\usr\app
 というフォルダを作ります。

◆環境変数pathにこのフォルダを登録する
 環境変数は、マイコンピュータのプロパティから環境変数の設定ができます。
 手順はWindowsのバージョン毎に異なりますが、Windows7なら
    Windowsボタン
    コンピュータを右クリック⇒プロパティ
    システムの詳細設定
    詳細設定タブ
    環境変数
 でたどり着けます。
 ここのシステム環境変数の欄にPathという環境変数があるので、これに
    c:\usr\app
 というフォルダを登録します。
 フォルダの区切りは;(セミコロン)なので、編集ボタンを押して、
    ;c:\usr\app
 と入力してOKを押せば出来上がり。

◆起動したいアプリのショートカットを登録
 起動したいアプリがスタートメニュー⇒すべてのプログラムにあると思いますので、そのアプリのショートカットをc:\usr\appにコピーします。
 コピーしたら、ファイル名を入力しやすく短くします。
 
 たとえば、xmind.lnk というファイルができたら、xxx.lnkに名前を変えておきます。
 
◆起動!
 Winodws7ならWinキーを押して、XP以前ならWIN+Rをおして、このショートカット名(名前の部分だけ。上記であれば"xxx")を入力すると、アプリが立ち上がるようになります。

これで、瞬時にアプリを立ち上げるようになります。
他の人が見ているところでやると、「おおっ!」とびっくりしてもらえるかも。
posted by 管理人 at 00:00| Comment(1) | TrackBack(0) | PCアプリ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>■いつも使うアプリを簡単に入力できるようにする
Pathを使ったシンプル&便利な手法ですね!
こういうのはエレガントで好きですね!
Posted by enthumble at 2012年12月28日 21:56
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