■キーボードでWindowsを制御する
マウスってたしかに便利なのですが、文章が入力できるわけではありません。
※当たり前ですが。
でそうすると、何かを入力してはマウスに持ち替えて、Windowsを制御して、また、手をキーボードに戻して入力する、なんていう作業を1日中繰り返すことになります。
これがひたすら面倒くさい。
いっそのこと「音声入力にしたら便利かな」とも思いますが、パソコンに向かってブツブツ呟くというのも、ちょっとシュール。
以前enthumbleというソフトを使って、ホームポジションから手を離さずにカーソル移動をするという記事を書きましたが、今日は、Windows自体をキーボードで制御する方法。
■Winodwsキー
Windowsを使っている方であれば、Winキーは使ったことがあるかと思います。
Winキーを単体で押すと、Windowsメニューが出てきます。その後、カーソルキーで必要なメニューを選んでリターンキーを押すと、その機能をスタートできます。
ただし、この方法は、キーを押す回数が増えるのが難点。
ただ、WINキーにはキーコンビネーション(他のキーと同時に押すこと)で特殊な機能を果たすことができるようになります。
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Win + D デスクトップを表示する
Win + M ウィンドウをすべて最小化する
Win + E マイ コンピュータを開く
Win + F ファイルまたはフォルダを検索する
Win + F1 Windows ヘルプを表示する
Win + L コンピュータをロックする
Win + R [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスを開く
Win + U ユーティリティ マネージャを開く
Win + Shift + M 最小化したウィンドウを元のサイズに戻す
Win + Ctrl +F コンピュータを検索する
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■ファイル名を指定し実行
Windows7になって、Windowsキーを押して、すぐにファイル名やコマンドを入力すると、それに一致するファイルを検索して表示してくれるようになりました。そのままリターンキーを押せばそれをコマンドとしても処理されるようになりました。
XP以前ではWIN+Rでコマンドの入力ができます。
ここで、以下のように入力すると、対象のプログラムが起動します。
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acrord32 adobe reader
calc 電卓
charmap 文字コード表
cmd コマンドプロンプト
control コントロールパネル
dxdiag directx診断ツール
eudcedit 外字エディタ
eventvwr イベントビューア
excel excel
explorer windowsエクスプローラー
logoff ログオフ
magnify 拡大鏡
mmc マイクロソフト管理コンソ?ル
msaccess access
msconfig システム設定ユ?ティリティ
mspaint ペイント
mstsc リモートデスクトップ接続
notepad メモ帳
nslookup nslookup
outlook outlook
pbrush ペイント
powerpnt powerpoint
regedit レジストリエディタ
regedt32 レジストリエディタ
sndrec32 サウンドレコーダー
sndvol32 ボリュームコントロール
taskmgr タスクマネージャー
telnet telnetクライアント
winmsd システム情報
winver windowsバージョン情報
winword word
wordpad ワードパッド
write ワードパット
wupdmgr microsoftアップデート
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■いつも使うアプリを簡単に入力できるようにする
いちいち、
スタートメニュー→プログラム起動
とするのではなく、よく使うアプリも、上記のように簡単に起動できるといいですね。
そこで、私のよくやっている方法。
◆1.アプリの起動用フォルダを作る
c:\usr\app
というフォルダを作ります。
◆環境変数pathにこのフォルダを登録する
環境変数は、マイコンピュータのプロパティから環境変数の設定ができます。
手順はWindowsのバージョン毎に異なりますが、Windows7なら
Windowsボタン
コンピュータを右クリック⇒プロパティ
システムの詳細設定
詳細設定タブ
環境変数
でたどり着けます。
ここのシステム環境変数の欄にPathという環境変数があるので、これに
c:\usr\app
というフォルダを登録します。
フォルダの区切りは;(セミコロン)なので、編集ボタンを押して、
;c:\usr\app
と入力してOKを押せば出来上がり。
◆起動したいアプリのショートカットを登録
起動したいアプリがスタートメニュー⇒すべてのプログラムにあると思いますので、そのアプリのショートカットをc:\usr\appにコピーします。
コピーしたら、ファイル名を入力しやすく短くします。
たとえば、xmind.lnk というファイルができたら、xxx.lnkに名前を変えておきます。
◆起動!
Winodws7ならWinキーを押して、XP以前ならWIN+Rをおして、このショートカット名(名前の部分だけ。上記であれば"xxx")を入力すると、アプリが立ち上がるようになります。
これで、瞬時にアプリを立ち上げるようになります。
他の人が見ているところでやると、「おおっ!」とびっくりしてもらえるかも。
Pathを使ったシンプル&便利な手法ですね!
こういうのはエレガントで好きですね!