昨日の続きです。
■やりたいことリスト
昨日は、やりたいことリストを作るところまで書きました。
今日はその続きについて書きます。
■やりたくないことリスト
やりたいことリストと同じ要領で、30枚程度の付箋を用意して、机の上に広げます。
そして、今度は
やりたくないこと
を書きだしていきます。
最初は何も見ないで、思いつくものをどんどん書いていきます。
もう思いつかなくなったら、昨日紹介したトリガリストを、ゆっくり読み上げてください。
たとえば、私の例で言えば
・家事
・営業活動
・知らない人と話すこと
:
などなど。
これも30枚程度を目標に書き出します。
■やれることリスト
次は
やれること
です。自分ができると思っていることならなんでもいいです。
本当にちゃんと出来るかどうかは関係ありません。「自分が思うこと」でいいのです。
これも30枚くらいが目標。
■終わり
終わりです。
「…? これだけ?」
と思うかもしれませんが、今すぐは、これ以上何もする必要はありません。
書いた付箋はまとめてどこかに放り込んでおきましょう(捨てないでね)。
ただし、1回だけでは効果がありません。
1週間〜1ヶ月に1度くらい、これをやってください。
ちなみに私は1〜2週間に1度、書きだしてます。
そして、1年くらい続けてみてください。
なんで1年なのかというと、サラリーマンの仕事は1年くらいで1サイクル回ります。そうすると、その瞬間瞬間で気持ちの行っていた(気にかかっていた)事柄が、大体一順するんですね。
たとえば、あるプロジェクトが完了して、新たなプロジェクトに入った。目標を決めて、その目標を達成したなど。
大体業務のサイクルが一周りしたと思ったところで、次のステップをやります。
それまでは放置しておいて結構。
■1年後に
まぁ、1年とは限らないですが、「やりたいことリスト」「やりたくないことリスト」「やれることリスト」が大分溜まったと思ったら、それを取り出してみましょう。
そして、それぞれのリストを会議室の机に貼りだしてみましょう。
同じ物がたくさんありますか?
ぜんぜん違うものもあるでしょう。
グループ分けしてみてください。
そのグループを一言で言い表す単語を探してみてください。
いい単語が見つかったら、そのグループの伏線を重ねてしまって、一番上にその単語書いた付箋を張り出しましょう。
どんどんグループ分けしていって、さらに大きなグループを作っていきます。
個人的経験ですが、最後は大体3〜5グループになります。
どうしてもグループに入らないものは、その他でくくります。
そうすると、そのグループの名前が、あなたのやりたいことです。
グループの名前を決めるという作業が、あなたの興味や思考のある分野になります。だから、とにかく頑張って、グループに名前をつけましょう。
やりたくないことリストややれることリストも同じようなグループ分けをすると、大体の場合は、やりたいことリストのグループと同じような内容になる場合があります。つまり、一つの事柄で、やりたいこととやりたくないこと、やれること、やれないことがごちゃごちゃに入るんです。
で、その重複した事柄から、やりたくないことを除外できる文章を作ってください。
そう。それがたぶんあなたの望みです。
その言葉を繰り返し見直していると、あなたの望みが言葉になります。
言葉になれば、それは達成に大きく近づいたということです。
この見直す作業を1年くらいの間隔で繰り返しやっていると、それが変化しているのに気がつくと思います。いや、積極的に変化させてください。
きっと、それはあなたが成長しているからですよ(上から目線の言い様ですみません)。