あなたは何に興味があるでしょうか?
…と、聞かれて「私は××と、○○と…」と即座に答えられるでしょうか?
ちょっとやってみましょう。
ノートを出してください。
もしこの記事をパソコンで見ているのであれば、Notepadをたちあげてもいいです。
制限時間は5分間!。興味のある事柄を書きだしてみてください。
では、「よーい。ドン!!」
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はい。5分になりました。何件かけたでしょうか?
ちなみに、今自分でやってみましたが、26件ありました。
同じようなのも含まれていますがね。
■自分の興味
図書館や本屋さんに行って、最初に行くコーナーが有ると思います。
あれが、あなたの今最も興味のある分野です。
…「漫画の週刊誌」
ごめんなさい。ちょっとこの記事では除外してください。
今書きだしたものの中にも、そのジャンルのものが多かったのではないでしょうか。
でも、いつも同じというわけではなくて、この「興味のあることを書き出す」という作業をやった瞬間瞬間で違う単語が出てきます。それだけ人間の気持ちは移り気なんですね〜。
ただ常に出てくるキーワードもあります。
恐らくこのキーワードは、あなたがいつもきにしているキーワードで、それにまつわることが新聞の隅に乗っていれば、それがすぐに目に入ります(気が付きます)。
一方、気にしていないキーワードは、新聞の1面トップに載っていても、読む気もしません。
どうやら人間というのは、意識していないものをスルーする機能があるみたいです。
■そうだ、それだよ。
ありきたりな設定ですが、探偵物などのストーリで
脇役 「あそこの家って、玄関汚かったよね〜」
探偵 「いま、なんつった!?」
脇役 「いや、玄関が汚い…」
探偵 「そうか! 分かった。それだ!」
脇役 「いや、それってなに?」
探偵 「犯人は××だ!」
なんて会話があるような、ないような…。
要は同じ情報に接しても、一定の方向にアンテナが立っている人と、アンテナが立っていない人では、そこから読み取れるものが違います。脇役は単に事実としてか見ていないものが、探偵にとっては、犯行を証明するような論理になる、ということだと思います。
■カラーバス
カラーバスってご存知ですか?
以前の記事でも紹介しましたが、
適当に色を決めて、まちなかでその色を探してみる
という発想法のひとつです。
これをやると街の中に色々なものがあることに気が付きます。普段通いなれた道でも。
■ノートにいつも書きだす
結局、気にしていないキーワードはたとえ目の前に差し出されても、見えません。いや、物理的には見えているのでしょうけど、脳は処理していないんです。
逆に言えば、気にしているキーワードがあれば、自然にその情報が集まるし、同じ情報を見てもそこから読み取れるようになります。
だから、「こんなことを知りたい、強くなりたい」と思ったら、それをメモ帳に書きだしておきます。
その週末にそれらの単語をまとめて見なおして、そこでいまだに気にかかるものは、
気になることページ
に書き出します。「なんだったっけ?これ」みたいな単語もありますが、それはもう忘れてもヨシ。
で暇な時にこのページを読み上げます。眺めるだけの時も多いですが。
何度も繰り返しているうちに、そのページに書いてあることは自然に目に浮かぶようになります。
その状態になっていれば、あなたはその単語に対してちゃんと反応するようになります。
反応すると、ますますその情報が入ってきて、さらに興味が惹かれるようになります。
1年も経てば、相当詳しくなっているでしょう。
気になることページは、どんどん増えていくので、ノートがいっぱいになったら、ジャンル分けして同じようなキーワードは消してしまってもいいです。ノートにも脳にも空きスペースを作っておかないと追加ができませんからね。