2018年08月27日

ラッキーをつかみ取る技術





あなたは自分を「運がいい」と思ってますか?
もしかして、「運が悪い」と思っていたり、もっと運を良くしたいと思っているなら、読んでみて損はない本をご紹介します。

  書籍名:  ラッキーをつかみとる技術
  著者:   小杉 俊哉

本書では、ラッキーな人の行動特性を示し、
 ラッキーに備える
 ラッキーを呼び込む
 ラッキーを見つける
 ラッキーを取りにいく
 ラッキーをモノにする
という構成でまとめています。




いろいろな発見があったのですが、確かに運に恵まれているという人は本書に書かれているような行動をしているという感じがします。全部とは行かなくとも、少しづつでも本書のようなことができるように仕事術を磨いて行きたいと思った一冊です。

もしラッキーは偶然に起こるものだとすると、世の中には、いつも運がいい、ツイている、ラッキーな人というのはどうして存在するのでしょうか?
もし「ラッキー」が偶然起こるなら、誰にも同じような確率で起こらなければおかしいはずです。わたしは、そのことに大変興味を持ちました。それがこの本を書こうと思ったきっかけです。そして、ラッキーな人にインタビューをしたり、調査をしたりして整理体系化がされています。

もっと運を良くしたい、「ツイてる」と言える人になるためにぜひ読んで、実践したい本です。





■目次


序章そもそもラッキーとは何か
第1章ラッキーに備える
第2章ラッキーを呼び込む
第3章ラッキーを見つける
第4章ラッキーを取りにいく
第5章ラッキーをモノにする

■要約


あなたは、自分のことを「ラッキー」だと思いますか、あるいはそう思いませんか。その前に、あなたは、「ラッキー」とは何だと思いますか。

英語の「Lucky」は、形容詞が「運の良い、幸運な、幸福をもたらす」、名詞が「幸運なもの、幸運をもたらすもの」と良い方にだけ使われています。一方、日本人の多くは、「ラッキー」は、自分自身が何か働きかけた結果としてではなく、思いも掛けず転がり込んできたもの、「棚からぼた餅」「ひょうたんから駒」のようなものととらえているようです。これは、運、機会、などと同様に良い方にも悪い方にもどちらにでも転ぶもの、という考え方です。

つまり、「ラッキー」は、ポケットに入れたまま忘れていた千円札を発見したときとか、テニスで相手がダブルフォールトしたときとか、自らの力が及ばないところで偶然「起こる」ものであって、自分自身が必然に「起こす」ものではないというとらえ方です。

スタンフォード大学ジョン・D・クランボルツ博士のプランド・ハプンスタンス(計画された偶然性理論)は、まさにラッキーは偶然に任せていてはけない、というものです。博士は、筆者も所属する慶応義塾大学のキャリア・リソース・ラボラトリが日本に紹介したのをきっかけに、人材開発やキャリア・カウンセリングをされている人には、いまやすっかり有名です。

ラッキーを待っているのではなく、行動を起こす、行動を変えるのです。以下は2001年の来日時の基調講演から引用したものです。

自分の興味を見つけるために自身の好奇心に従え
必要なスキルを学べる(ということがわかる)仕事を受け入れろ
良い仕事は貴方を挑発し、好奇心をそそらせる

すぐにあきらめず、結果が出るまでやり尽くしてみろ
生涯学び続けろ
仕事で求められている以上にそこから学び取れ!

ラッキーを作り出せ!
ゴールはトンネルの向こう側にある
リスクテイキング

ミスを犯せ!
古い考えに立ち向かえ!

  キャリア・ディシジョンをしてはいけない
  キャリアは偶発的事象の結果だ、偶発的事件を作り出せ!

その後グランボルツ博士が著した本のタイトルは、まさに「Luckisnoaccident」(幸運は偶然ではない)です。

「運をつかみとることが出来る人」は次のような人を指します

・毎年新しいことにチャレンジをする計画を立てて、実行している
・自分が今日あるのは周りの人たちのお陰だと思う
・人の話を良く聴こうと心がけている
・いつもやりたいことが多くて困ってしまう
・人によって態度を使い分けるようなことはしない
・必要な人が必要な時にやってくると思うので、そのためにも自分を高めて備えている
・大変なことや、アンラッキーなことがあっても、それは自分に必要なことだったと思う
・自分はパターン認識や法則を見つけるのが得意だ
・健康・体力の維持向上のために、定期的に運動な運動を行っている
・感謝の気持ちをもって毎日を送っている
・自分の得意の型(勝ちパターン)に持ち込むことが得意だと思っている
・自分の幸せは他の人にも分けてあげようと思っている

自分ばかりではなく、ラッキーな人はそのエネルギーとポジティブな行動によって周囲に影響を与え、人を引きつけ、結果周囲の人も感化され、同じような行動をとることによりラッキーになるように影響を与えていることが分かります。

もっと単純な例としては、ラッキーな人は「この時代に日本に生まれたこと自体がラッキー」、「毎日こうして健康で無事に家族で生活できていること自体がラッキー」と、そのことに感謝して日々送っています。普段忘れてしまいそうな小さなことにでも、ラッキーだと思うこと、ラッキーを見つけられること、その積み重ねがラッキーを呼び寄せるのだと多くの人たちを見て実感しています。

わたしが行ってきたキャリア自律研修や、リーダーシップ研修の受講者にも本書を勧めているのですが、気付きを得て、自ら行動を起こし、行動を変えることによってラッキーになり、自らが描くキャリアの成功を得ていった多くのかたがたを見るのは本当にうれしいことです。

ちなみに、わたし自身がこれ以上ない、と思えるほどラッキーな人生を送っていると自負しています。

■リンク


ラッキーをつかみ取る技術光文社新書/小杉俊哉著新書
価格:756円(税込、送料込)


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■■キーポイント


★P29−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
MBTIは、六+年以上前に今の形が確立され、現在では二+四言語に翻訳され四+五カ国で使用されており、米国では年間三百万人、世界では五百万人が受検すると一一口われているデフアクト・スタンダードと言える性格検査です・ユングのタイプ論をべースにしており、人はその指向により十六のタイプに分類されるという考え方です・十六通りは、@心のエネルギーの向き方が、外向か内向か、A情報の取り入れ方が、感覚か直観か、B判断の仕方が、思考か感情か、C外界への接し方が、判断的態度か知覚的態度か、の2×2×2×2の組み合わせで決まります・これを心理的における五つのパーソナリティモデルのうち、運のいい大は高かったとされる「外向性」(開放性」に関して対応を見てみます。
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★P38−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
従来の目標達成型の考え方ではなく、実はほとんどの人はこの偶然の積み重ねによって今に至っているのではないかということを指摘しています。それでは、その偶然を積み重ねてキャリアを作ってきた人は、単にラッキーだっただけなのでしようか?クランボルツ教授は、そうではない、そのような大たちは皆偶然を必然に変えるようなアプローチをしているのだと指摘しています。キャリアは偶発的事件の積み重ねの結果だ、その偶発的事件を作り出せーということです。そして、彼は、ゴールはキャリアの意思決定をすることではなく、「生涯にわたる学習」と「あなたが毎日を生き生きとエンジョイすること」と言っているのです。
では、そのアプローチとは具体的にはどのようなことなのでしよう?
それは大きく五つに括られます。
一つ目は、好奇心。自分の好奇心に従い、広げていく。それを押しとどめてはいけない。
二つ目は、持続。すぐにあきらめず、結果が出るまでやり尽くしてみる。
三つ目は、楽観。大半の悲観的なコメントよりも、たった一人の前向きなコメントを心に置いてみる。その一人がたとえ自分だけだったとしても、です。
四つ目は、リスクテイキング。失敗はするもの・今持っている何かを失うよりも、新しく得られる何かに賭けてみる。
そして、五つ目は柔軟。一度意思決定したことでも、環境や状況の変化に伴い、いくらでも変化させればいい。そのようにあなたの行動を変えなさい、ということなのです。その意味で従来のキャリア論の「目標設定型」に対して、「行動変容型」キャリア論と言うこともできるわけです。
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★P66−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
まずは、相手の言動をいいように受け取る。相手の言動に対して、自分の反応は一対一ではない。相手の言動を自分で認知し、自分の意思で反応を選択している。人間はそれができるということを忘れてはならない。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★


★P74−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
まずは、形から入る。自分のエナジー・レペルが高くなるような服装、振る舞いをすることにより自身の気持ちが高揚し、周りからもエネルギーに満ちあふれていていつもラッキーな人であるように見られる。意識してやってみる価値はあるはず。
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★P90−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
理想の理想の自己イメージに縛られないようにする。人の評価を気にしない。そのままの自分であること、自分の仮面を脱ぎ捨てることが、逆にあなたの力を最大に発揮することにつながる。
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★P96−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
周囲の期待に応えようとしない。人は組織の中にいると、いつの間にかその文化の中に埋もれ、視点が固定されるのでそれを疑問に思わなくなる。視力の柔軟性を取り戻すのが必要なように、時に組織から距離を置き、客観的に眺めてみる、今やっていることに疑問を持ってみることが必要。
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★P146−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
先に紹介したように、MBTIでは、情報の取り入れ方として対極の二つの指向があるとしています。
一つは、「感覚」で、これは、日本の語感からは少し分かりにくいかもしれませんが、簡単に言ってしまうと五感を使って事実をありのままに取り入れようとする心の動きです。こちらの指向が強い人は、一つ一つ細部が積み上がって全体を構成しているというのが見えないと不安です。したがって、今そこにあるものが重要で、現在に生きます。
その対極にあるのが「直観」です。観という字を使っていますが、直感も基本的に同じ意味です。これは、事実よりもそこから連想されるもの、ひらめくことから情報を取り入れよrつとすることです。第六感を使うのです・どこからでも手をつけ、きっちりと細かいことが積み上がっていなくとも、パターンや全体像をイメージでとらえられればよいのです。したがって、考えを広げ、将来に夢を馳せながら生きます。
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★P158−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
・運のいい(流れのいい)ときは、素人でも勝てる。ただ、そのようなときにどこまで大勝ちできるかに腕の差が出る。強い人は、それを逃さず、決して手を抜かず、最後まで上がり続けるよう努カする。
・運が悪いときは、悪いいなりに打ち、トントンか多少のマイナスに抑える。
・勝負にこだわる
・本気で勝負に勝とうという気持ちの差が結果に出る。
・決断力、ある種の確信があり、これが運を呼び込んでいる。
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★P180−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
自分の専門分野や興味・暗好に自分を閉じ込めない。まったく関係ない分野やまったく興味の対象として考えてもいなかった分野に目を向けてみる。特にそれぞれの分野で一流と言われる人の作品=いいモノ、本物、に触れてみることは、自分の教養を高め、幅を広げるだけでなく、逆に思いもよらぬラッキーにつながる。
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★P183−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
人は固有な存在であり、一人一人異なる特徴を持っている。他人が言うとおりのこと、他人と同じことをただやっているだけであれば、それはあなたでなくてもいいのだ。特にべンチャーにおいては、人からどう見られるかではなく、自分がどうしたいかというエネルギーの方向性が必要。
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★P225−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
何かをやるときに、もちろん、スキルを身につけて、十分な準備をしてからやったほうがよいに決まっています。しかし、人生は短く日々はあっという間に過ぎ去っていきます。準備をしている間に、タイミングを逃してしまうかもしれません。また、おそらくいくら準備しても十分ということはあり得ないでしよう。なぜなら準備をしている間にも世の中はどんどん変わっているからです。したがって、とにかくやる、と決めたら、できるかできないかを考えずやってみようとしています。
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posted by 管理人 at 04:02| Comment(0) | TrackBack(0) | ビジネス書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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