2012年11月22日

今年の10大事件




え〜。ちょっと気が早いですが…

今年の「あなたにとっての10大事件」というのを上げて見ませんか。
大体毎年11月になると、これを家族で話しあったりしてます。

まぁ普通は12月の最後にやるものなのかもしれませんが、最後にやると

 「やっぱり出来なかったよなぁ、また来年がんばろ」

って終わってしまいますよね。
でも11月だと、

 「まだ1ヶ月ちょっとあるし、もうひとがんばり、好転させてみよう

ってなりません?

ということで、「今年の10大事件」を書きだして見ませんか。

今日のヒントの効果を出すために必ずやらないといけないのは、

  10大事件を書き出すこと

人間というのは最大で7つまでしか一度に処理できないそうです。
なので、10大事件を書きだしてから、この先を読み進めてください。

■自分が主体か?

10個上げリストを見なおして、次のように分類してください。

 ・主語に「私が」をつけても問題ないものに赤丸を付ける
 ・それ以外

に分類してみます。

丸はいくつあったでしょうか?

丸の数を数えてみて、「少ないな」と感じた方、もっと主体的に何かをやることを考えてはいかがでしょう。いろいろ受け身になってませんか?

7つの習慣の第1の習慣

  主体性を発揮する

自分がコントロール権を握っていないと、ものごとは自分に都合のいいようにはなりません。


 この件で、どうしたら自分にコントロール権が来るだろうか?

という事を考えてみましょう。

■いいこと?

つぎは、

 ・自分にとって都合の良くないこと → 黒丸●を書く
 ・自分にとって都合のいい事    → 2重丸◎を書く
 ・どちらでもいいこと       → 放置

さていくつあったでしょう?

・黒丸のついた事柄について
黒丸の事柄について考えてみましょう。

 ・なぜこんなことになったのでしょうか?
 ・自分にとって都合がいい状態とはどんな状態でしょうか?
 ・どうしたら都合がいいことに変えられるでしょうか?

ここから残り1ヶ月強の間にやらないといけないアクションが出せると思います。
これをタスクリストに追加しましょう。

・2重丸の事柄について
これはこのまま行って欲しいですね。
まぁ、気をつけてみているくらいかな。

■終わったことではなく、これから起こすこと

要は、

  終わったことではなく自分がこれから何をするのか

にフォーカスすることです。

これから「起きる」ことは気にする必要がありません。それは自分が何かできるわけではないことだから。それよりも「これから起こすこと」という「私」が主語の未来形の動詞で考えましょう。

自己啓発書的に書けば

 ・自分が主体性を持って取り組み
 ・自分のコントロール下にものごとを収め
 ・自分が望むようにする

ということなのですが、こう言われるとさっぱりわかりませんよね。

でも、具体的な事柄であれば、あなたが世界で一番詳しいわけだから、世界一の知識を使って、自分の望む結果を出せるようにするのは、簡単なことです。

■もしどうしても対策が思いつかなかったら

こんな場合は、ノートの真ん中に、

  「どうしたら○○が××できるだろうか」

と大きく書いておいてください。
それと、そのページが目立つように、付箋をつけていてください。

私の場合は、ノートではなく、PCのスクリーンセーバで、この課題がテロップのように流れるようにしてます。

こうしておくと、意外と、何かの拍子にフッと対策を思いつきます。


◆◆残り1ヶ月、頑張りましょう。◆◆

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■関連する記事

問題は外にある

ちょっと抽象的なお話ですが…「コミュニケーションが悪い」「言ったことが伝わってない」「間違って伝わった」こういった問題は、誰かと協業していく上ではよく起きうる問題です。その時に、「組織体制がだから」「会社の方針が××だから」といってしまうのは簡単です。その瞬間から問題点は自分のモノではなく、他人の問題になります。影響の輪と影響力の山「影響の輪」という図をごぞんじでしょうか。「7つの習慣」で有名になったスティーブン・コヴィーという人が書いた書籍の中には何..

今年の10大事件

え〜。ちょっと気が早いですが…今年の「あなたにとっての10大事件」というのを上げて見ませんか。大体毎年11月になると、これを家族で話しあったりしてます。まぁ普通は12月の最後にやるものなのかもしれませんが、最後にやると「やっぱり出来なかったよなぁ、また来年がんばろ」って終わってしまいますよね。でも11月だと、「まだ1ヶ月ちょっとあるし、もうひとがんばり、好転させてみよう」ってなりません?ということで、「今年の10大事件」を書きだして見ませんか。今日のヒントの効果を..

人を動かす:人を説得する原則3:相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶ

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:デール・カーネギー本日のお言葉:相手が即座に「イエス」と答える問題を選ぶお言葉の出典:『人を動かす』心理術の本などを読むと、「小さなイエスを重ねて、大きなイエスを引き出す」ような事が書いてあります。その心理術のテーマを端的に表しているのが、本日ご紹介する『人を動かす』に書いてある原則。人類の思想に大変革をもたらしたアテネの哲人ソ..

人を動かす:「イエス」と答えられる問題を選ぶ

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:デール・カーネギー本日のお言葉:「イエス」と答えられる問題を選ぶお言葉の出典:『人を動かす』他の人に何かの依頼をする時や、何かで合意を取り付けたいような時、どうしても自分の都合で話を進めようとして、相手から反感を買ってしまい、結局合意が取れなかった、なんて経験は実際たくさんあります。あとで冷静になって議事録やメモを読み返してみると「そりゃ、オレがこの人の立場なら拒否す..

人を動かす:1ガロンの苦汁よりも1滴のはちみつのほうが多くの蝿が取れる

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:アブラハム・リンカーン本日のお言葉:1ガロンの苦汁よりも1滴のはちみつのほうが多くの蝿が取れるお言葉の出典:『人を動かす』有名なイソップ寓話「北風と太陽」と同じようなお話ですが、個人的にはこっちのほうが気に入っている至言。相手の心が反抗と憎悪に満ちているときは、いかに理をつくしても説得することはできない。子供を叱る親、権力をふり..

人を動かす:人を説得する原則2:相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しない

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:デール・カーネギー本日のお言葉:相手の意見に敬意を払い、誤りを指摘しないお言葉の出典:『人を動かす』誰かの提案を聞いていると、矛盾しているところや、「それじゃあできんだろう」というところがいくつも見つかります。心理的に相手より上に立ちたいと思ったら、それを指摘するのは有効な手段だと思っています。ただ、もしそれがその提案の根本的問題、すなわち、その提案が目指す目標を毀損す..

人を動かす:人を説得する原則1:議論に勝つ唯一の方法として議論を避ける

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:デール・カーネギー本日のお言葉:議論に勝つ唯一の方法として議論を避けるお言葉の出典:『人を動かす』第一次大戦直後のこと、わたしはある夜、ロンドンで貴重な教訓を得た。当時わたしは、ロス・スミス卿のマネジャーをしていた。ロス・スミス卿は、大戦中パレスティナの空中戦に輝かしい武勲を立てたオーストラリアの空の勇士で、終戦直後、三十日間で..

影響の輪1:自分に影響のある問題を外においてはいけない

ちょっと抽象的なお話ですが…「コミュニケーションが悪い」「言ったことが伝わってない」「間違って伝わった」こういった問題は、誰かと協業していく上ではよく起きうる問題です。その時に、「組織体制がだから」「会社の方針が××だから」といってしまうのは簡単です。その瞬間から問題点は自分のモノではなく、他人の問題になります。影響の輪「影響の輪」という図をごぞんじでしょうか。『7つの習慣』で有名になったスティーブン・コヴィーが..

人を動かす:心のなかに欲求をおこさせる

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:デール・カーネギー本日のお言葉:他人の立場に身を置き、その心のなかに欲求を起させるお言葉の出典:『人を動かす』他人の欲求に訴えなさい本日は『人を動かす』の「人の立場に身を置く」の部分から。本書から、"常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物ごとを考える"という、たったひとつのことを学びとっていただければ、成功への第一歩..

パラダイムを知る

考える力は、他人が出した結論を見るだけでは絶対に付きません。自分の頭で考え、それを整理し、行動してそれをさらに最初の考えにフィードバックするというループによってのみ強化されます。本カテゴリでは、さまざまなテーマを設問としてご紹介していきます。そのテーマについて、ノートに自分の考えを書き出して、それから導き出される結論に基づくアクションを決定して行動してみてください。その結果自分の考えがどのように変わったのか、一度このノートをを見..

人を動かす:人に好かれる原則6「重要感を与える―誠意を込めて」

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:ディール・カーネーギー本日のお言葉:重要感を与える誠意を込めてお言葉の出典:『人を動かす』どうも人を褒めるというのはあまり得意ではありませんが、なるべく意識して褒めるようにしています。それもその人が他の人といるときに。よく、「褒めるときは大勢の前で、叱るときは二人っきりで」と言われますが、おそらくいろんな心理的な要素もあってこういうことを言うんでしょう。なるべく実践を..



■同じテーマの記事

人を動かす:人に好かれる原則5「相手の関心のありかを見ぬいて話題にする」

巨人たちのお言葉シリーズをお送りします。本日の巨人:ディール・カーネーギー本日のお言葉:相手の関心のありかを見ぬいて話題にするお言葉の出典:『人を動かす』セオドア・ルーズヴェルトをたずねたものは、だれでも彼の博学ぶりにおどろかされた。ルーズヴェルトは、相手がカウボーイであろうと義勇騎兵隊員であろうと、あるいはまた、政治屋、外交官、その他だれであろうと、その人に適した話題を豊富に持..



ラベル:10大事件 主体
posted by 管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック