「あれをやるべきか、やらざるべきか。それが問題だ」
なんて悩むことはありませんか?
■やる・やらない問題
よく自己啓発書などにもあるように、
やってみないとわからないことって多いですよね。
でも、いざやろうとすると、もし「失敗したら」「うまく行かなかったら」と不安になったり、「でも難しいしなぁ」と後ろ向きになったりします。
私の場合、最近悩んだのがNexus7の購入。
「買っただけの効果が出せるんだろうか?」
「もし無駄になったら2万円は痛いよなぁ」
「きっとすぐに新しいモデルが出るんだろうなぁ」
とつい躊躇してしまいます。
これ、よくよく考えてみると、不安になっている原因は間違えることではなく、
間違った判断をしたとあとで思うことではないかと思い当たります。
さらに、
不安という事自体が事実に基づいているわけではなく、単に「枯れ尾花がお化けに見える」という場合が多いです。
最終的には、
「
やってみればわかるさ」
とおもってやるしかないのですが、それを後押しするシステムをご紹介します。
※相変わらず長い前フリですね…■サイコロ
そのすごいシステムを支えるツールは
サイコロ……しょうもないものですみません。m(_"_)m
選択肢が2つなら
偶数が出たらAをする
奇数が出たらAをしない
みたいに決めます。
選択肢がそれ以上なら
1だったらA
2だったらB
3だったらC
:
のように決めます。
ひとつ注意事項。
忘れちゃうかもしれないと思って、
何かに書いてはいけません考えるだけにしてください。
■決定する
さて、決まりましたか?
ではサイコロを振りましょう。
手の中で心回しながら、「どっちが出て欲しいかな〜」って思います。で、手をひっくり返して机の上にサイコロを押し付けます。
まだ見てはいけません。
さて、いくつが出ている思いますか?
「きっと偶数だ」
と思ったら、それでおしまい。
サイコロは見ずに、片づけましょう。
あなたの結論は偶数。「Aをやる」という結論です。
それが
決定事項です。
■神様に聞く
どうしても見たい?
わかった。見てもいいですよ。
「あら〜。奇数でした」
ちょっと残念に思いました?
でも神様が決めたんですからね。
Aをやることにしましょうあれ?、と思った方、気にしてはいけません。
「残念に思った」ということは、あなたは本当はやりたいんです。だから、最初から「奇数が出たらAをやる」と決めていたことにしましょう。
つまり、結果を見て
嬉しかった → 最初に決めたルール通り
残念だった → 最初に決めたルールを勘違いしていた
ということです。
■じゃぁやる
もう神様が決めてくれたんだからやるしかないです。
さっさと初めましょう。
一番勿体ないのは、決断を先延ばしすることです。
先延ばししても何も変わらない。それがあなたの思考を奪った上に、時間を消費させる、スタートするタイミングを逃す、ひとつもいいことはありません。
もしやらないとしても、「神様のお告げだから」。
神様が間違うんだったら仕方がないですよね。
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