2021年03月29日

神様が決めてくれる





「あれをやるべきか、やらざるべきか。それが問題だ」

なんて悩むことはありませんか?




■やる・やらない問題


よく自己啓発書などにもあるように、

 やってみないとわからない

ことって多いですよね。

でも、いざやろうとすると、もし「失敗したら」「うまく行かなかったら」と不安になったり、「でも難しいしなぁ」と後ろ向きになったりします。

私の場合、最近悩んだのがNexus7の購入。

 「買っただけの効果が出せるんだろうか?」
 「もし無駄になったら2万円は痛いよなぁ」
 「きっとすぐに新しいモデルが出るんだろうなぁ」

とつい躊躇してしまいます。

これ、よくよく考えてみると、不安になっている原因は間違えることではなく、

 間違った判断をしたとあとで思うこと

ではないかと思い当たります。

さらに、不安という事自体が事実に基づいているわけではなく、単に「枯れ尾花がお化けに見える」という場合が多いです。

最終的には、

 「やってみればわかるさ

とおもってやるしかないのですが、それを後押しするシステムをご紹介します。
※相変わらず長い前フリですね…

■サイコロ


そのすごいシステムを支えるツールは

 サイコロ

……しょうもないものですみません。m(_"_)m

選択肢が2つなら

 偶数が出たらAをする
 奇数が出たらAをしない

みたいに決めます。

選択肢がそれ以上なら

 1だったらA
 2だったらB
 3だったらC
   :

のように決めます。

ひとつ注意事項。
忘れちゃうかもしれないと思って、

 何かに書いてはいけません

考えるだけにしてください。




■決定する


さて、決まりましたか?

ではサイコロを振りましょう。

手の中で心回しながら、「どっちが出て欲しいかな〜」って思います。で、手をひっくり返して机の上にサイコロを押し付けます。

 まだ見てはいけません

さて、いくつが出ている思いますか?

 「きっと偶数だ」

と思ったら、それでおしまい。
サイコロは見ずに、片づけましょう。

あなたの結論は偶数。「Aをやる」という結論です。
それが

 決定事項

です。

■神様に聞く


どうしても見たい?

わかった。見てもいいですよ。

「あら〜。奇数でした」

ちょっと残念に思いました?
でも神様が決めたんですからね。

 Aをやることにしましょう

あれ?、と思った方、気にしてはいけません。

「残念に思った」ということは、あなたは本当はやりたいんです。だから、最初から「奇数が出たらAをやる」と決めていたことにしましょう。

つまり、結果を見て

 嬉しかった → 最初に決めたルール通り
 残念だった → 最初に決めたルールを勘違いしていた

ということです。

■じゃぁやる


もう神様が決めてくれたんだからやるしかないです。

さっさと初めましょう。

一番勿体ないのは、決断を先延ばしすることです。

先延ばししても何も変わらない。それがあなたの思考を奪った上に、時間を消費させる、スタートするタイミングを逃す、ひとつもいいことはありません。

もしやらないとしても、「神様のお告げだから」。
神様が間違うんだったら仕方がないですよね。



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