今週は2012年のまとめをお送りします。
今日は、2012年に紹介した時間術に関するヒントで、最もアクセスの多かったもの+管理人のオススメを紹介していきます。
■Pomodoroテクニック
http://sarahin.seesaa.net/article/273095959.html
ポモドーロ(Pomodoro)テクニックとは、ひとつのタスクを25分に分けて、5分のインターバルを挟んで繰り返すタスクの実行方法。トマト(イタリア語でPomodoro)形のキッチンタイマーを使うことから由来。
人間の集中力はおおよそ20〜30分が限界と言われているので、集中→休憩を繰り返す技術として定着。
■メールのGTD
http://sarahin.seesaa.net/article/276891263.html
メールを読む時に、GTD(Getting Things Done)の考え方を適用して、「読む(処理)」ことと「対応(実行)」とを分けてするようにする。処理ステップは
1.次に何かアクションが必要かをチェックする
→不要なら削除する
→あとで必要になるかもしれなければ保存フォルダへ
2.転送がひつようなら転送して保存フォルダへ
3.2分以内に返信できれば返信し、保存フォルダへ
4.フラグをつけて「あとでやるフォルダ」へ
それが全部終わったら、フラグをつけたメールを順番に実行(じっくり読む、対応するアクションを取る)する。
■予定をまとめる
http://sarahin.seesaa.net/article/288465180.html
「いつが都合がいいですか?」と聞かれた時に、「いつでもいいですよ」とは絶対に言わない。自分のタスクをする時間が細切れにならないように、会議なら別の会議の後に入れるなどして、同種のタスクをまとめて実行する時間を取るようにすることで、自分の時間にまとまったカタマリを作るようにする。
■プロジェクトを最短で終わらせる方法
http://sarahin.seesaa.net/article/297399595.html
プロジェクトを最短で終わらせるには、「制約理論(TOC)」のクリティカルチェーン方式を取るといい。つまり、「××が終わったらすぐに報告する」をメンバーに徹底するとともに、終わる予定の直前には、その担当者の後ろに行ってプレッシャーを掛ける。
ただし、いつもこれをやるとメンバーがつかれてしまうので、本当に緊急の時だけに限定して使うこと。
■1週間は18日ある
http://sarahin.seesaa.net/article/302242486.html
平日の1日を大きく分割すると、仕事をしている時間、通勤の時間、自宅にいる時間の3つがある。これを1ブロックとすれば、1週間は18の大きなブロックに分けることができる。1日のやるべきことで、仕事、自己成長、家庭とそれぞれの大きなタスクをここに割り振れば、18日分のやるべきことをこなすことができる。
■改善の時間
http://sarahin.seesaa.net/article/306016530.html
自分のスケジュールに、自分の作業の進め方の改善を目的とした時間を確保する。
作業(タスクをこなすこと)自体ではなく、タスクのこなし方を考える時間をしっかり取ることで、毎日の改善が進んでいくようになる。
■究極の時間術
http://sarahin.seesaa.net/article/306016533.html
時間を最も効率的に使えるようにするには、自分が作業をしないこと。
作業は別の人にやらせて、その結果だけを自分の成果として取り込めば、自分の作業時間は無限大に増えていく。
■スケジュールを見なおしてはいけない
http://sarahin.seesaa.net/article/297399594.html
一度やったことをもう一度見なおすのは最大の時間の無駄。
一度チェックしたら2度と見なくていいように、スケジュールからタスクを分離すること。
「一度しか考えない」と決めていれば、それを考えるときには、徹底して考えるようになる。
■新しくはじめる
http://sarahin.seesaa.net/article/274165090.html
新しく何かはじめるために、時間がほしいと思ったら、今やっていることから時間を作り出さないといけない。この時考えるのは以下の順。
★−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
1.やめる − 今やっていることを「やらない」ようにする
2.へらす − 今やっていることの頻度を減らす
3.かえる − やり方を変えてもっと効率的にする
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−★
今やっていることを「効率的にやれるようにしよう」というのは最後の手段。効率化は努力の割に効果が少ない。最初に考えるのは、「何をやめるか」を考えること。