2021年03月22日

ミニ論文






私は毎日の日誌に、最低1件、論文を書くことにしてます。




■ミニ論文


まぁ、論文といっても、大学の卒論みたいにしっかりしたものではありません。

ほんの5分ほど出かける程度の量です。なので、「ミニ論文」と呼んでます。
大体の場合は

 ・お昼休み
 ・就業時間間近

のいずれかで書いてます。

テーマは、その時にちょっと気になった言葉。

たとえばある日の日誌には

★――――――――――――――――――――――――――
効率と能率

これってどう違うかわかる?
辞書によると「能率」は〜〜〜〜〜〜〜〜〜で、効率は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なので、似たような意味にも使えるが、効率が能率を包含する概念らしい。
ちょっと調べたWeb

  http://www.〜〜〜〜〜〜〜〜〜

――――――――――――――――――――――――――★


程度です。

・「アベノミクス」を最初に言い出したのは…
・PM2.5は人体にどのように影響があり、それを防ぐ方法は?

など本当に思いつきで、気がついた単語について、ちょこっと書くだけ。

■ランダムミニ論文


もしどうしても何も出なかったら、

 「赤 で思いつくもの」
 「真っ直ぐなもの」

などと全くランダムに言葉を選んで、その2つの単語をつなげた文章を作る。




★――――――――――――――――――――――――――
  ※赤    信号機
  ※真っ直ぐ 定規

 信号機は赤、黄、青(緑)が横一直線に並んでいるものと、縦一直線に並んでいるものがある。この間隔はどれだけあるだろうか?
 まさか、信号機に登って調べるわけにも行かない。そんな時、定規があれば距離を測ることができる。具体的には、腕を真っ直ぐに伸ばして、定規で信号機の信号の間隔を測る〜〜〜〜。つまり、ちょっとした比例計算が出来れば、多くのものは、直接ではなくとも図ることができるわけだ。それは中学校で習う数学や小学校の数学の応用にすぎない。学校で習う勉強は実社会に役には立たない。ただ、物事を考える方法を習うことだけが重要だという評論家がいるが、その人は現実を理解していない。彼らこそ、もう少し勉強するべきではないだろうか。
――――――――――――――――――――――――――★


なんてことをやってます。

■部品になる


これ、なんの役に立つのかというと、実はこの記事のネタになってます。

「効率と能率」なんてモロにこの記事で使いましたね。


直接的に役に立たなくても、全くランダムな言葉を使って、一定の主張につなげるような練習は、結構いい文章術の訓練になります。

だから、この「ミニ論文」を結構大事にしてます。




■同じテーマの記事

オフラインモードで内面刺激を受ける

スマホや携帯電話はとても便利なものです。それどころか仕事をする上でも、自己啓発などでもいまでは必須のツールになっています。一方で、よくよく振り返ってみると、外から入ってくる情報や指示に振り回されているような感覚もあります。オフラインモード私は月に1度はオフラインモードの日をもうけてます。この日は、朝からスマホやネットに繋いだ PC の電源は全部 OFF。といっても、終日ではありません。イスラム教で言う「ラマダン」みたいなもの。..

ミニ論文

私は毎日の日誌に、最低1件、論文を書くことにしてます。ミニ論文まぁ、論文といっても、大学の卒論みたいにしっかりしたものではありません。ほんの5分ほど出かける程度の量です。なので、「ミニ論文」と呼んでます。大体の場合は・お昼休み・就業時間間近のいずれかで書いてます。テーマは、その時にちょっと気になった言葉。たとえばある日の日誌には効率と能率これってどう違うかわかる?辞書によると「能率」は〜〜〜〜〜〜..

準備8割

「さて、報告書でも作るか〜」営業日報であったり、出張報告書であったり、サラリーマンをしているといろいろな場面で、報告書や提案書を作ることがあります(サラリーマンに限らないかもしれないですが)。そのときに、報告書を書くワードやパワーポイントをどのタイミングで開きますか?報告書作成は時間がかかる以前は、おおよそこんな手順で報告書を作ってました。1.ワードをたちあげて、新規ファイルを用意する2.最初のページに「×××報告書」と書いて1ページ目を作る3.2ページ..

「意思」は信用しない

職場で、こういう話題について話をすることはあまりありませんが、実は「自分を変えたい」と思っている人は少なからずいるように思います。自分のことなので24時間、なにをしているかは知っていますし、それに対して、ちょっとでも理想を勉強してしまうと、「理想と違う自分」に腹が立つことも少なからずあると思います。「意志の力」は強いか?よくドラマなどで、「国を変えたい」とか「会社を変えたい」とかいう高邁な理想だけでなく、何かに打ち..

決断の種類

生きるべきか死ぬべきかシェイクスピア作「ハムレット」の有名な一節ですね。どうも、何かを決める=決断という時に、この選択肢でしか考えない場合があります。でもよくよく考えると、何かを決めるときには、大別して4つの選択肢があるんですね。・やる・やらない・あとで決める・どうでもいい実際部下から「これどうしましょう?」と相談を受けると、多くの責任者が、「やるかやらないか」で決めないといけない強迫観念にとらわれてしまうことが少なくありません。私もどうしてもそう考えてしま..




posted by 管理人 at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ハック:発想法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック