私は毎日の日誌に、最低1件、論文を書くことにしてます。
■ミニ論文
まぁ、論文といっても、大学の卒論みたいにしっかりしたものではありません。
ほんの5分ほど出かける程度の量です。なので、「ミニ論文」と呼んでます。
大体の場合は
・お昼休み
・就業時間間近
のいずれかで書いてます。
テーマは、その時にちょっと気になった言葉。
たとえばある日の日誌には
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効率と能率
これってどう違うかわかる?
辞書によると「能率」は〜〜〜〜〜〜〜〜〜で、効率は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なので、似たような意味にも使えるが、効率が能率を包含する概念らしい。
ちょっと調べたWeb
http://www.〜〜〜〜〜〜〜〜〜
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程度です。
・「アベノミクス」を最初に言い出したのは…
・PM2.5は人体にどのように影響があり、それを防ぐ方法は?
など本当に思いつきで、気がついた単語について、ちょこっと書くだけ。
■ランダムミニ論文
もしどうしても何も出なかったら、
「赤 で思いつくもの」
「真っ直ぐなもの」
などと全くランダムに言葉を選んで、その2つの単語をつなげた文章を作る。
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※赤 信号機
※真っ直ぐ 定規
信号機は赤、黄、青(緑)が横一直線に並んでいるものと、縦一直線に並んでいるものがある。この間隔はどれだけあるだろうか?
まさか、信号機に登って調べるわけにも行かない。そんな時、定規があれば距離を測ることができる。具体的には、腕を真っ直ぐに伸ばして、定規で信号機の信号の間隔を測る〜〜〜〜。つまり、ちょっとした比例計算が出来れば、多くのものは、直接ではなくとも図ることができるわけだ。それは中学校で習う数学や小学校の数学の応用にすぎない。学校で習う勉強は実社会に役には立たない。ただ、物事を考える方法を習うことだけが重要だという評論家がいるが、その人は現実を理解していない。彼らこそ、もう少し勉強するべきではないだろうか。
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なんてことをやってます。
■部品になる
これ、なんの役に立つのかというと、実はこの記事のネタになってます。
「効率と能率」なんてモロにこの記事で使いましたね。
直接的に役に立たなくても、全くランダムな言葉を使って、一定の主張につなげるような練習は、結構いい文章術の訓練になります。
だから、この「ミニ論文」を結構大事にしてます。