あなたは本をどのくらいのペースで読んでますでしょうか?
本は知識の源(みなもと)です。
是非たくさん読みたいものだと思いますが、どうしても問題になるのが、好きなジャンルや直接関係あるジャンルに偏ってしまうこと。
そこでオススメなのが、
他人の読んでいる本を読む
という読書術。
■他人の興味を勉強する
ようは、自分以外の人は自分の興味のない本も当然ながら読むわけです。
もちろん、本を読まないという人は参考になりませんが。
そこで、自分の親しい人や親しくなりたいと思っている人に聞いてみてください。
「最近、興味のある分野ってなに?」
「最近読んだ本で、オススメってある?」
「最近面白かったことは?」
でそれを聞いたら、1週間でいいので、集中的にそのジャンルのことを勉強してみましょう。
とにかく、それに関係しそうな事をネットなどで調べて、そのキーワードを含む本を片っ端から読んでみます。
そうすると、その分野も意外と面白かったりします。
■70:20:10の法則
以前にも、この記事で紹介しましたが、本を読むときには
70:今自分が直接関わりのあるジャンル
20:そのジャンルの周辺ジャンル
10:それ以外のジャンル
で読んだほうがいい、というのが、知識を広めるための法則だそうです。
ただ、それ以外といきなり言われても、あまりにも広いですし、目をつぶって手にあたった本を読むというのも現実的ではありません。本屋でそんなことをやったら、積み上げてある本をひっくり返して怒られます。
■他人の興味について勉強してみる
そこでオススメなのが、友人・知人・恋人といった人たちが興味を持っているジャンルについて勉強してみること。
そうすると、意外な人が意外なジャンルを教えてくれたり、そもそもそんな妙なことが本になっているのか、なんて感動とも出会えます。
その上、その勉強したことについて、その人に報告したり、そこでわからなかったことを聞いたりすれば、「自分に興味を持ってくれているんだ」と勝手に解釈をして、一生懸命教えてくれたり、より親密になる機会になってくれたりして、
・新しいジャンルへの取っ掛かりになる
・紹介してくれた人との人間関係の補強になる
と一石二鳥です。
ただし、聞いたらすぐに始めないと逆効果になる場合がある(「なんだ、ただ聞いただけかよ」と思われてしまう)のでご注意を。
■本を横取りする
もっと簡単なのは、その人が買ってきたり、図書館から借りてきたりした本を「借りてしまう」ことです。
私の家族は私同様殆ど本を買わず、図書館から借りてくる事が多いのですが、図書館にはあまり行きません。
どうしているかと言うと、私がほぼ毎週図書館へ行くことを知っているので、私に借りてきて欲しい本を言っておけば借りてきてくれるからです。
ただしその場合、2週間の貸出期間のうち、1周間は私の手元にあります。私が横取りして読んじゃうから。
こうすると、私も本を探さなくていいですし、家族の好きなジャンルはかなりの量私が目を通することになります。
お陰で、流行りのゲームのコツなんかもよく分かるようになりました。ただし、実際にやっているわけではないので、知っているだけですが。
子どもたちの話にも一応ついていけるようになりました。