私は画面を広く使うために、タスクバーは自動的に隠す設定にしています。
ところがこれをやるとときどき困るのが、ふと時間を見ようと思った時に時間が見られないこと。
以前の記事で紹介しましたが、自分の机の上には、デスクトップPCが常に時計とカレンダーを表示してますので、それほど困らないのですが、会議中や別の場所にいるときには結構面倒くさいです。そのためのちょっとした使い方を工夫してます。
■キーボードでタスクバーを引き出す。
キーボードでタスクバーを引き出して時刻のダイアログを表示するためには
[WIN]+B
[UP]
[RETURN]
とすると時刻と日付の設定ダイアログが開きます(多分すべてのWindowsで共通)。
[WIN]+Bは、フォーカスをタスクトレイに移動させる指定です。
通常、タスクトレイには時間・日付を表示させてますので、時間を見るだけならこれで足りてしまいます。
時刻と日付の設定ダイアログは、フォーカスを別のウインドウに移すと勝手にクローズするので(Win7以降)、確認したらALT+TABで元のウインドウに戻れば勝手に消えてくれます。
※WindowsXPではESCを押さないといけない。
多くの場合は、打ち合わせ中に、日程の話になって、「いつまでにやろう?」「来週の火曜日は何日だっけ…?」みたいな時にさっとこれを使います。
ただ、これの欠点は、キーをけっこういっぱい押さないといけないこと。瞬間的には出て来ません。
もう一つが今月のカレンダーしか見られないことです。
以前の記事でも書きましたように、日程は大きく捉える必要があるし、月末だと来週はすでに来月なんて場合も。
ということで、この機能は緊急避難用。
■PCアプリを使う
残念なことにWindows8からデスクトップガジェットが使えなくなってしまいましたので、適当な常駐ソフトを使ってデスクトップに常に表示しておく方法を考えました。
Vectorを探すとカレンダーや時計のアプリはかなり多くあるので、結構皆さん不便に思っているんだなぁと感心。
壁カレ
何がいいって、2ヶ月カレンダーどころか12ヶ月カレンダーもできちゃう。スケジューラ機能もひと通りあって結構便利。ただ、私の場合はスケジューラ機能は不要。アウトルックを使ってタスク管理もスケジュール管理もやれてますので。
卓上カレンダー
卓上カレンダーをそのままPC画面に持ち込んだようなカレンダーソフト。
もちろんスケジューラ機能もあります。見やすいのはいいのですが、専有面積が大きいのが難。
必要になった時に、「ふと視線を動かすとそこにある」というのがいいのですが…。
WtCal
マウスを透過して下のアプリを操作できるじゃまにならないカレンダー。
カスタマイズ性も非常によくて、複数月の表示も簡単にできちゃいます。
ランチャとしても機能するので、ちょっとしたアプリを登録しておくと素早く起動出来ます。
プラグイン機能もあって、すごく高機能で使いやすいソフトです。
CALEN32
壁紙にカレンダーを書き込んで終了してくれるソフト。
1日に1回このソフトを起動すれば、壁紙がカレンダーになってくれる。
このソフトは常駐しないので、単にカレンダーを表示するだけで、メモリを減らしたくないケチの私にはぴったり。ただ、残念なことに壁紙を変えることに制約が…。
Bgcall
もともと壁紙チェンジャーなのですが、これにCALEN32と同様にカレンダーを壁紙に書き込む機能がありました。
これだ!!
というわけで、筆者はこれを採用!!
今月を中心に3ヶ月(前後1ヶ月)を表示してくれますし、フォントも自由に変えられる。CALEN32ほどのカスタマイズ性はありませんが、そこまでカスタマイズもしませんので…。
これもCALEN32同様常駐はせず、起動するたびに壁紙を適当に変えて終了してしまいます。
ただ、残念ながらWindows8では、起動させても何も起きませんでした…。
comono DigiClock (ガジェット風デジタル時計)
すごく多機能だけどよくできたソフト。カレンダーも表示できちゃうし、結構便利。
しばらく使ってましたが、やっぱりカレンダーが場所をとるのと、デジタル表示の時計はちょっと…。アナログのほうが直感的に時間がわかるので、アナログが好き。
好みの問題かもしれませんが。
カレンダーは2〜3ヶ月の長期間表示があると良かったのですが、私が調べた所ではできませんでした。
すごくいいソフトだと思いましたが、単なる好みの問題で…
MFCLOCK
カスタマイズ性に優れた良いソフトでした。
が…、残念ながら、時計がデジタル表示…。
ytclock
一目見て気に入りました!!
時計の表示が、銀色で美しい…。
全くの主観で、紹介になってませんね。
時計を制御するには、「CTRL」キーを押しながらなら、通常に操作でき、それ以外でマウスが近づくと時計が消えて下のアプリが操作出来ます。この辺りは多くのソフトでも採用されている機能ですね。
私が気に入ったのは、CTRLキーを押した瞬間に、時計の色が変わること(半透明→通常表示)になります。これが結構鮮やかできれい。
また、「最小化」にするとタスクトレイに格納されますが、タスクトレイ上でも現在の時刻・秒針の動きがきちんと表示されるので、場面に応じて表示方法を使い分けることができます。
日付や時間のは文字盤の上に表示できて、カスタマイズ出来ます。私は濃い黒でちょっと大きめな文字で表示させてます。普段は「針」しか見ませんが。ちなみに秒針は非表示。うっとおしいので。
特にタイマー機能などはないのですが、タスクスケジューラを使ってやってますので、特にこのソフトでやって欲しいわけではありませんし、全く問題にしてません。