朝いつものように会社に来て、パソコンを立ち上げる。
ところが、メールを見るのも億劫だし、と言って溜まっているタスクに手を付ける気にもならない。かと言って締切は待ってくれないし…。
何ていう日はありませんか。
私はしょっちゅうです。
過去記事でも紹介しましたが、どうしても何も手をつける気にならないときの対応方法というのがあります。簡単に言ってしまえば
・数分で終わるようなタスクをやっていると徐々に気持ちが乗ってくるということです。だから
やる気がなくてもやれるくらいに細かく分割することが必要だよというふうに持って行く場合が多いのですが、それでも
それすらやる気が起きないなんていう場合も月に1回くらいは(実はもっとか…)あるでしょう。
これが、起業家だったら、もし「やる気が無いから」といって、何もしなければ、あっという間にクライアントから干されてしまって、廃業という憂き目に遭いかねないので、「石にかじりついてでも」ということが大切なのでしょうが、こちらはサラリーマンです。別に1日くらい仕事をしない奴がいても、すぐに会社が潰れるということはありません(2〜3人の小規模な会社なら「もしかしたら」があるかも…)。
ということで、
どうしてもやる気が出なければ、やらないと考えてしまったほうが気持ちが楽になります。
で、何をするかといいますと、私がよくやっているのは
・PCの中にインターネット小説をダウンロードしておく ・PCのアプリの設定をもう一度見直したり、バックアップをとる ・ブログを書くみたいなことをやってます。
インターネットを直に見ていると、そのログは会社のサーバに残りますので、あとでいらぬ追求を受けることになりかねませんし、ネットの画面であれば、ちらっと見るだけで、仕事に関係するものかどうかはわかってしまいます。
。だから、面白そうなネット小説や青空文庫といったたぐいのものを、休日にダウンロードして、テキストファイルにしてあります。
まぁ、これだけ準備がいいというのは、しょっちゅうやる気が無い日があるということで…
時間術について色々実践したり、人に薦めたりしていると、本人も「時間効率を上げなくちゃ」と思ってプレッシャーになったりしますが、たまにはルーズな日があってもいいではないか、と勝手に考えてます。
もちろん7割くらいは、まじめに取り組んでますよ(言い訳)。
でも、あまりガチガチに考えると、プレッシャーで潰れてしまいますので。
今日は何もしないと決めて、バレないようにぼんやりするのも、次のエネルギー充填だと思って、とっとと休みましょう。
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