ノートといえば最初に思いつくのはキャンパスノート、いわゆる大学ノートとしてポピュラーなブランドです。地味だし安っぽいしで、お客様との打合せなどにはちょっと不向きですが、普段使うなら圧倒的にコストパフォーマンスがいいです。
今日はノートの選び方の管理人なりのこだわりについて。
■サイズはB6
ちょっとノートのサイズ表を書いておきます。
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A列 B列
3 420×297 515×364
4 297×210 364×257
5 210×148 257×182
6 148×105 182×128
7 105× 74 128× 91
8 74× 52 91× 64
単位はmm
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学校で使っていたのは、A4サイズのノートでしょう。
広く使えるので、便利なのですが、いかんせんカバンやポケットに入れるには大きすぎ。
簡単なイメージですが、A4サイズを半分に折るとA5。A5サイズを半分に折るとA6という風に、長手方向を半分にするごとに番号が大きくなるようになってます。
結局筆者はA6サイズを使ってました。
ところが、ノートに資料を挟み込もうとすると、普段会社ではA規格の紙を使うために、折りたたんだ時にサイズがピッタリですので、ちょっと紙がはみ出すのですよ。
ピラピラさせないためには、用紙の隅の余白部分を切り取って挟まないといけない。
これがあまりにも手間なので、B規格のノートを使うようになりました。
最終的にはB6が最適
でした。
ところがこれが入手性が悪い。
筆者の場合はアマゾンでまとめて注文しておき、他に買うものがあるときに買い足してます。
■罫線は薄いもの
ノートは文章を書くものではなく、頭のなかに浮かんだイメージを絵にするものだと思ってます。
私の場合、文章を書くならPCで入力したほうが圧倒的に早い。
絵を書こうとした時に、罫線が濃いと見づらくなってしまいます。
と言って、何も線がないと目標がなくて、これまた使いにくい。
ということで、なるべく薄い罫線が引いてあるものを選びます。
ちなみに罫線の間隔は
◆A罫(7mm幅)
最も罫線の広いA罫は、行をあけずに書き込むことが多いタイプ。小さい文字は見やすいが、幅いっぱいに大きな文字を書く人だと、かえって読みにくいこともあります
◆B罫(6mm幅)
一番ポピュラーな罫線幅なのがこのB罫。行をあけずに文字を書くことよりも、1行あけて書くことが多いタイプ。サイズの小さなノートの場合、行をあけずにメモを取っても、比較的読みやすい。
◆C罫(5mm幅)
他人に見せるわけじゃない、自分が後で見てわかればいい、だからスピード重視。そんな効率派は1行おきに書くのが主流です。そして1行おきならC罫(5mm幅)が新スタンダード。方眼タイプで見ることが多い5mm幅という区切りの良さは、グラフや表をメモするのにも適しています。
ということで、筆者はC罫線がお気に入り。
ただこれも入手性が悪いのが難点。ノートがなくなった時のために、まとめてAmazonなどで注文しておきますが、時々なくてB罫を使ったりしてます。
■表紙はボール紙
ノートといえば、モレスキンのようにしっかりした装丁のものもありますが、私は、以前の記事のように表紙をあちこち切り取って、素早く目的のページが開けるような加工をしてます。
このためには、表紙が硬くて切り取れない、曲げられないようなものはNG。
一応、来客の時にはモレスキンのノートを持っていきますが、あまり使わないのでかれこれ5年近く同じ物を使い続けてます…。
このモレスキンのいいところは、表紙が硬いので、立ったままでも書き込みができること。逆に言えば私にはそれしかメリットがなく、立ったまま書くときには、表紙の硬いA7のメモ帳(ノートではなく)を愛用してます。こちらはリングタイプで、メモしたところをノートに書き写したらちぎって捨てちゃいます。
ちょっとおもしろそうだなと思うのが
パレットノート(アピカ)
http://www.apica.co.jp/cgi-bin/sogosearch.cgi?smod=3&fo=&query=SW124
※中断くらいに黄色いノートがあります
これノートの端っこに穴が開いていて、ここに親指を突っ込んで安定して持つことができるそうです。使ったことがないのでわかりませんが。面白そう。「会社で使ったら受けるかな〜」などとちょっとかんがえてしまった。
■綴じ方
ノートの綴じ方は単純に分けると
・見開きサイズの紙を中央で糸で止めて半分に折り曲げてあるもの
・片面サイズの紙をのりづけしてあるもの
・リング綴じ
の2種類があります。
私の場合以前の記事のように2冊を重ねて使いますので、糸綴じ方式だと背中の部分が凸凹になってしまいます。
もう一つ糸綴じ方式の欠点として、机の上に開きっぱなしにしておくことが出来ないです。
折り目があるので、開いておいても勝手に閉じてしまう。ノートを見ながらPCに打ち込もうとするとこれは非常に不便です(重しを置いておくという方法もありますが)。
糊づけ方式ならこの不便がありません。
ちょっと手で抑えてやるとその状態のまま維持出来ます。
リング綴じは、針金のリングがぐるぐる巻いてあるやつ。
これは、見開きで使うのではなく、折り返して片面だけを使うのに便利なのですが、原則B6やA6サイズは小さいので、片面だけでは紙面が不足します。したがって見開きで使うので、これがメリットにはならない。逆に、左ページを書くときにリングが手にあたって邪魔になるので、これもバツです。
だから個人的には糊づけ方式がベスト。
ノート選びの参考になれば幸いです。