あなたの一番作業が捗る時間帯はどの時間帯でしょうか。
私の場合は、午前中は10時前後と、午後3時前後時間帯。もっとっも作業効率が悪いのが、夕方5時以降。
あと曜日によっても若干のばらつきがありますが。
この最も作業効率が高い時間帯に、重要なタスクを割り振るとすごくはかどるし、結果もいいものができます。
ところが、この時間帯人によってバラバラだし、年齢によっても違うみたいです。20代の頃は夜8時くらいから12時(深夜ですね)くらいまでが最も効率が良かった記憶があります。
この一番作業が捗る時間を、勝手にプライムタイムと呼んでます。
元々の意味は
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Wikipediaより
プライムタイム(英語:prime time)は、テレビ業界において夜の看板番組が並ぶ時間帯のこと。ただ国によって具体的な時間帯は異なり、日本では毎日19:00 - 23:00の時間帯[1]、アメリカ(東部時間帯と太平洋時間帯の州)では月 - 土曜の20:00 - 23:00と日曜の19:00 - 23:00の時間帯を指す。
この時間帯は特に視聴率が高く花形とも言える番組が並んでおり、その局の活力を示す指標ともとらえられ重要視される。
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ということなのですが、自分が最も高いアウトプットが出せる時間帯という意味で、勝手にプライムタイムと呼ぶようになりました。
■プライムタイムを見つける
先にも書きましたように、プライムタイムは条件や年齢、その人の生活習慣などによって、いろいろ変わるみたいです。やっぱり技術系の人は、若い人ほど夜のほうが調子がいいみたいですね。
ですので、自分のプライムタイムのパターンを見つけることが、仕事の効率を上げるのに役立ちます。
そこに大切なタスクを割り振ればいいですので。逆にプライムタイムに生産性の低い会議などを入れられると、せっかくの調子のいい時間に、ダラダラ会議をさせられることになりかねません。
まず、自分のプライムタイムが何時頃なのかを見つける作業をします。
この記事を読まれている方なら、手帳やスケジューラで時間管理をして見える方が多いと思いますが、ここに今日を振り返って、
・効率的な作業ができた
・集中できた
という時間を記録していきます。
私の場合、毎年5月、11月は1ヶ月間、この「プライムタイム探し」をやってます(かれこれ5年くらい続いてます)。
これは、期首、期末を避けて、通常業務が多い期間を選んで、業務の偏りがない時を選択するようにしてます。
やり方は
きょう1日で一番効率が良かった時間帯を記録する
だけです。
私の場合はEXCELで横軸に日付、縦軸に朝8時〜夜20時までの時間を区切って、集中できたと思う時間のセルに色をつけていきます。これは、それができたと思った時点ですぐに書かないと忘れてしまうので、少なくとも1日の終わりにはそれを書いておきます。
■プライムタイムに秘密の予定を入れておく
できたら1ヶ月、少なくとも1週間つけ終わったらその終わりの月次レビュー、または週次レビューの時に振り返りをします。ざっと見渡してみると大体の集中時間帯がわかります。
で以降半年くらいは、この時間帯を集中時間帯として確保しちゃうわけです。
なので、私のスケジューラには他の人からは何が書いてあるか見えない秘密の時間帯が確保されてます。こうしておくと、その時にいきなり会議を入れられることもないですし、どうしても必要なら相談の電話なりメールなりがあるので、「あぁ、その時間帯はちょっと予定があるのですが、どうしてもそこでないとまずいようなら調整しますよ」と恩着せがましく言っておいて、いかにも調整したかのように、あとから「調整できたので、その時間予定を入れてもらっていいです」と連絡するわけです。
「これ、貸しイチね」といっておけば、もしかしたら何かいいものが返ってくるかもしれませんし。
一石二鳥というやつですな。
■裏プライムタイム
といっても、プライムタイムは状況によって色々変わる時がありますし、締め切り間近だったら、プライムかどうかなんて言ってられません。そこで、プライムタイムは、1日の内、午前と午後の2つを取るようにしてます。
1ヶ月くらいまとめると、午前中に集中時間があった時と、午後に集中時間がとれている時の2つがあることがわかると思います(私の場合ですが)。ですので、プライムタイムの予約は、午前と午後の2つに分けて書いておきます。
ということで、私の場合は、午前中は9時半から11時まで、午後は2時から3時までをプライムタイムにしています。
ま、これもこの先変わるかもしれませんが。
いつも調子がいいのは午前中のプライムタイム。こちらがメインのプライムタイムで、週次プレビューの時には、ここに主要なタスクを割り付けます。週のはじめには基本午前中のプライムタイムは全部タスク予定で埋まってます。
午後のプライムタイムは、前日か当日の朝、その日にやらなければならないタスクで、まだ時間の割り振りがしてないもので、最も重要そうなものに割り当てます。つまり、週明けの時に決めた優先順位に変更があった場合、あるいは週末にはわからなかった新しいタスクが割り振られることになります。
もちろん、スケジューラは、「表プライムタイム」「裏プライムタイム」として最初は確保されているものが、タスクを割りつけた時点で、そのタスク名に書き換えないと、何をするつもりだったのか忘れちゃいますので、ご注意を。