2013年05月14日

なしでもできる


腕時計を使わなくなって久しいです。
かれこれ10年近くになるでしょうか。

以前は腕時計を30種類くらい持ってました。
普通のアナログ式、デジタル式、多機能ウォッチなどなどまったくよく集めたものだと思うくらい。

まぁ、あまり高級なものはなかったですが。高いものでも10万円くらい。
安ければ1万円しないヤツも。

ところがある日、本を読んだのですよ。

ちょっともうなんの本だったか、どんな内容だったかも忘れちゃいましたが、確か

 時間管理の上手い人は、1分2分を気にして仕事をしていない。
 「××が終わるまで」が時間の区切りであって、それが10:00きっかりに始まったり、終わったりしているのは、時間に振り回されているだけで、管理している事にはならない

みたいなことが書いてありました。

 おー。そうなのか

ということで、置き時計は別として、綺麗サッパリ捨ててしまいました。

最初は不便でしたね〜。
何が不便というと、

 ふと「いまなん時だろう」と思った瞬間に時間がわからない

こと。でも、よく考えてみると、それで何かするわけではないんですよね。
たとえば、会議の時間だったら、別に時計がなくても、PCのアラームがなりますので、別に時間を気にしなくても問題ないわけです。

慣れてくると、

 さっき××で3時のチャイムが聞こえたから、3時半くらいかな〜

で済んじゃうわけです。

交通機関を利用するときも、「6:32の××行き」にいつも乗るのですが、別に乗れなくても5分後には次の電車が来ます。
※実家にいる時はバスが1時間に1本しかないので、家を出る時間を調整するのには時計は必要ですが、今住んでいいるところは10分に1本はありますので、適当に家を出れば、10分以内には次のバスが来るし、電車も5〜10分おきにありますので、行った時に来た電車に乗ればOK。

ところが、駅のホームだと、チラチラ時計を見ている人や、電車の運行状況を知らせる掲示板を見上げて、スマホと見比べている人とか、結構居ます。
別に、時間を気にしたからといって、早く電車が来るわけでもないだろうし、そんなに時間ギリギリになりような行動をとっている事自体が「どうよ?」と思えてしまえるようになりました。

そういうことが理解できるようになると、海外出張もすごく身軽になります。
最初の頃は、「腹痛が起きたら困るから、××薬と××薬と…」「もしかして寒いかもしれないので、厚手の服を2〜3枚」「お金が足らなくなるといけないので、もうちょっと多めに」などとやって、大きなトランクにいっぱいにして出かけてました。ほとんど使わずに持って返って来てましたけど。

今では2〜3週間の海外出張でも、リュックサックひとつで出かけます。
入っているのはPCと電源、マウス。1日分の着替えと航空券。
あとは帰りに家族におみやげを入れるために空けてあります。

時間管理も同じ事で、

  「これはいつもやっているからやらないと」

というのが一杯に詰まって時間が足らなくなっているのかもしれませんね。

   開いてる時間がないと、何かを入れられない

ということです。

ということで、普段使っているものをちょっと思い切って捨ててみてください。
案外、何も問題が置きませんよ。

例えば携帯電話。
明日は1日家に置きっぱなしにして出かけてみてください。

別に何も困ったことは起きないと思いますよ。

普段、どうしても必要だと思っているものは本当にあなたが生きていく上で必要なのかを見なおす機会になるかもしれませんね。
posted by 管理人 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ヒント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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