これはオススメ!というビジネス書を時々紹介してます。
私は年間200冊前後読んでますが、普段は図書館で借りてきて読んでしまうので、買うのはほんの一部。
・これは色々発見があった
・何度も繰り返し読みたい
という本に限って、買ってきて(いわゆる)自炊をしたり本棚に並べたりしてます。
大体年間20冊もないです。
そういった中から、これはすごく参考になったという本をご紹介してます。
本日は
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カレンダーおもしろ活用術
〜毎日がワクワク楽しくなる110のワザ
日本能率協会マネジメントセンター
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という1冊。
本書は、1項目が1見開きか1ページでエッセンスが書きだされていて、普通のビジネス書ならそのページだけで1章(あるいは1冊でも)書けちゃいそうな内容をギュッと凝縮したような本です。カレンダーに関することは、ほとんどのやり方がここに載ってます。逆に言えば、様々なテクニックが書かれているため、相矛盾する使い方も紹介されてますが、それは読んだ人がどのやり方が自分に適しているかを判断して使わないといけない、ということのようです。
例えば、
3ヶ月が見渡せるカレンダーを使う
カレンダーの空きスペースに計画を書き込む
複数のカレンダーを持つ
などなど、あらゆるカレンダーのテクニカルリファレンスとして活用出来ます。
私が「なるほど!」と思ったのはP78の「連続カレンダー」という項目。
大体のカレンダーは、1ヶ月で1ブロックですよね。そうすると、4月30日の次は5月1日で、別のブロックになっていますよね。
でも1週間という単位で見ると、4月30日が火曜日で5月1日が水曜日なわけです。「今週中に××をやる」というちょっと長期のスパンはでは、うまくあわないわけです。
そこで、月でブロックがわかれないのが連続カレンダー。
探してみたら、
連続カレンダー 2013!! の巻
http://www.bsddiary.net/d/20121221.html
なんてページが有りました。EXCELでダウンロード出来るようですので、活用したいですね。
こういう商品はないものかとアマゾンを探してみたのですが、あまり商業ベースには乗ってないようですね。
あまり人気がないのかな?
私は目からウロコでしたが。
■要約
●目次
序章 カレンダー活用の基本
第1部 仕事力アップのカレンダー活用術
第1章 習慣力・継続力アップの活用法
第2章 段取り力アップの活用法
第3章 目標達成力アップの活用法
第4章 チーム力アップの活用法
第5章 ビジネス感度アップの活用法
第2部 プライベートライフが楽しくなるカレンダー活用術
第6章 家計簿として使う
第7章 家族の行動計画として使う
第8章 趣味を充実させるために使う
第9章 健康管理に使う
第3部 Webカレンダーの活用術
第10章 Webカレンダーを使いこなす
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■■キーポイント
★P52−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
大きな目標を企てて、そのためにすべきことを並べても、結局実行できないとモチべーションは下がる一方。そんな人におすすめしたいのが、まずは小さな目標を立てて、1日の終わりに実行できた項目をカレンダーに書き込んでいくことだ。たとえば、「笑顔で挨拶」、[朝食を必ず食べる」といった、本当にちょっとしたことでよい。
ただし、具体的で、自分が実行できそうな目標を立てること。それを毎日実践してカレンダーに記入していくと、きっと達成感が得られるだろう。その小さな達成感の積み重ねが、できる確信となって、改のチャレンジへと向かう意欲につながっていく。
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★P78−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−◆月末・月初をひとつなぎで把握する
通常のカレンダーでは、その月が週半ばで終了する場合そこで表示がとぎれてしまい、次の月がまた週半ばからスタートするため連続性に欠けてしまう。をまたいでスケジュール管理したいときは、月末と月初を接続した「連続カレンダー」が便利。連続カレンダーの利点は、中長期のスケジュールを、週単位で途切れずに把握できるところにある。月をまたく予定でも、当日まであと何週間あるのかがひと目でわかる。翌週の予定だからと志れてしまったり、先のことのように思い込むこともない。66ページで紹介した中期スケジュールの管理に活用してもよい。
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★P105−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
●会議は全メンバーの予定を集約する絶好の場
よく、ワイワイガヤガヤとざっくばらんに話し合いをすることを「ワイガヤ」という。このワイガヤも、カレンダーがあれば、計画的で現実味を持った話し合いにつなげることができる。特にスケジュール調整や仕事の進捗確認をすることが多い会議では、報告・連絡・相談・確認したことを1つのカレンダーに「見える化」していくと、実際の仕事とリンクして考えることができる。そのため他のメンバーと仕事を調整する必要がある場合にも,活を進めやすい。会議後は、カレンダーをいつも掲示しているところに戻すだけでそのまま口常的に役航てられるため、改めて別の書面に書き直すといったムダもないので効率的だ。
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★P57−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−◆カレンダーを見るタイミングとポイント
朝 自宅
・1ヶ月を俯瞰して、今日すべきこと、したいことを確認し、気持ちを新たにする
□今日の予定は?
□1週間で今どの位置にいる?
ロ1ヶ月でどの位置にいる?
始業時 職場
・前後2週問も含めて予定を確認し、今日の仕事の段取りをつける
□今日必ずすべきことは?
□翌週以降の仕事のためにすべきことはないか
昼 職場
・1ヶ月の仕事とプライベートの両方の予定を確認し、リフレッシュ
□週末の予定は?
就業時 職場
・今日の仕事を締め、明日以降に備える
□今日の仕事の抜け漏れはないか?
□今週中にすべきことは?
□来週の予定は
夜 自宅
・1ヶ月の目標に対する気持ちを改めて意識する
□今日は何を実行した?
□明日の予定は
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