実は、毎月1回は強制年休の日を作ってます。
別になにか特別な用事があるわけではないですが、スケジューラには、毎月何処かに
今日はお休み
と書いてあって、スケジュールが完全に予約されちゃってます。
大体会社に勤めていれば、年間15〜30日の年休(有給休暇)がもらえます。
でも、多くの人は、消化しきれないのではないでしょうか。
わたしも、大分余らせるクチですが、最低でも年間12日は消費しようと、毎月強制的にお休みの日を作ってます。
■予定を入れない日
以前は、直前になってなにも会議や重要なマイルストーンが設定されなければ、「明日は特になにもないので、お休みにします」と連絡してましたが、そうするとそんなことができるのは年間で数日。なかなか休みが取れないので、今のスタイルに変更しました。
最初に予定を確保してしまえば、「ちょっとその日は都合がわるいので、打合せは別の日にしてください」とか言えるようになりました。
あるいは、そこに何かのマイルストーンが来そうなら、自分だけは前もってそれを仕上げておいて、この日は休みますので、今日提出しておきます、と前倒しができるようになりました。
そうすると、仕事にメリハリもできるし、特に予定がなくとも、相手から見ると何かの予定をしているみたいで、時間価値が上がります。
ただし、ゴールデンウィークや夏休みのような大きな休みにくっつけて休みを大きくするのは基本やってません。
これは年間イベントのひとつで、定期的な「ゆっくりする時間」ではなくなってしまいます。
ただ、結局毎年、大きな休みの前後には年休を入れて、仕事とは直接関係ないやりたかったことをやる期間にはしてます。
それとこれとは別。
■予定のない予定
この予定のない日には何をするかというと、まったく何もしません。
パソコンもシャットダウンしたまま。
ふらりと公園に行ってみたり、半日マンガ喫茶で過ごしてみたり。
完全休養です。
毎日、「仕事ではあれをしなくちゃ」「家ではこんなことをしなくちゃ」といろいろやりたいことに追われていると、張り詰めた弦のようになってしまって、切れてしまいます。
実に、4年ほど前にそうなりまして、ウツと診断されてしばらく会社を休みました。
その時に実感したのが、
いつもあんなにパンパンになってたんだ…
ということ。ウツと診断されて、医者から色々言われてみると、思い当たることが山ほど。
・会社でそれなりに築いてきた地位を守るためには、もっと良くならくちゃ
・アウトプットするためにはたくさんのインプットをしなくちゃ
・家では主夫として家庭を守らなきゃ
・子どもたちののことをちゃんと理解してやらなくちゃ
・あれをするべき、これをするべき
もう「〜べき」「〜した方がいい」の山。
で、思い直して、「どうでもいい日」というのを毎月作ることにしました。
これが今の「予定のない予定の日」。
あくまでも予定なので、なにかすることが発生するかもしれませんが、そういうのは基本別の日にする。
ただ、ぼんやりと雲の形をながめて、「あ〜。そういえばこのごろメロンパン食べてないなぁ」とか、まったく生産性のないことを考えてます。
意外とリフレッシュしますよ。
ちょうど外は新緑が綺麗で、空気も乾燥していて、いい陽気がしばらく続きます。
ちょっと緑の葉っぱに触れてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、実は明日がその予定の日なので、会社もお休みにします。
毎日平日に続けているブログの更新やメルマガも予約送信を設定しておきました。